一人暮らしを始めたばかりの学生や社会人にとって、賃貸マンションで光回線を用意するのが困難な場合があります。
引っ越しする可能性だったり、マンションが対応していなかったり様々です。
他にもWiMAXは外でも利用できるため、自宅でPS4を使ってオンラインゲームをしたいという方もいらっしゃるでしょう。
「WiMAXは自宅でも使えるのか?」
「WiMAXの通信速度でオンラインゲームができるのか?」
「WiMAXを契約する方法は?」
このページではそんな疑問についてお答えします。
WiMAXのプロバイダは20社以上あるため、選び方を間違えると1,000円以上高い月額料金を払うことになります。
そこで、オンラインゲームを遊ぶときのおすすめ端末や最安料金プラン、申し込み先まで紹介いたします。
WiMAXは最短当日発送してくれるので、早ければ翌日に手元に届き、オンラインゲームやネット接続を楽しむことができます。
このページではWiMAXのデメリットも紹介しています。
WiMAXと光回線を比べて、もし光回線の検討も考えるのなら、おすすめ光回線も紹介していますので、このページの後半を参考にしてください。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)に必要な通信速度や応答速度(ping値)
結論を先に言うと、WiMAXでPS4のオンラインゲームを楽しむことができます。
WiMAXはオンラインゲームに必要な通信速度が十分でますが、無線通信なので光回線と比べると安定性に欠けてしまいます。
この章はWiMAXの通信速度とオンラインゲームも必要な応答速度(ping値)について紹介します。
オンラインゲームに必要な通信速度
オンラインゲームはリアルタイムに全国あるいは海外の方とプレイするので、光回線(固定回線)と同じような高速通信でなければ遊べないと思いがちですが、実はオンラインゲーム自体は5Mbps程度の下り通信速度で遊ぶことができます。
アクションゲームやFPSといったゲームでもプレイできます。
1Mbpsでも遊べるほどです。
オンラインゲームに通信速度はあまり必要がなく、WiMAXでも十分プレイできる通信速度がでます。
YouTubeやNetflixのような動画配信サービスでも画質によって必要な通信速度は変わってきますが、だいたい6Mbps程度あれば視聴できます。
WiMAX2+の最大速度は440Mbpsや558Mbpsです。
理論値なので実測はそこまで出ることはありませんが、下り通信速度25Mbps程度の速度は出せます。
メモ
SNSなどに動画や写真をアプロードするときは「上り速度」が重要で、逆にダウンロードするときは「下り速度」が重要になります。
ネット検索や動画視聴などは「下り速度」が該当します。
そのため速度が速ければ、高画質でもスムーズに視聴を楽しめるメリットがあります。
オンラインゲームに重要なのは応答速度(ping値)
オンラインゲームの場合は通信速度よりも応答速度(ping値)の方が重要とされています。
ping値とは
ping値はサーバーから返ってくるレスポンスの早さを示す数値(応答速度)です。
具体的にはパケット(通信データ)を送信し、そのパケットが正しく届いているのか返答が行われるまでの時間(タイムラグ)をレイテンシと呼び、それを数値化したのがping値です。
ping値が小さければ応答時間が速いことを意味するため、オンラインゲームではping値が重視されます。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
ping値 | 速さ |
15ms以下 | 高速 |
16ms~35ms | 速い |
36ms~50ms | 普通 |
51ms~100ms | 若干遅いが平均的な数値 |
101ms以上 | 遅い |
この表は参考までに見ていただきたいのですが、オンラインゲームをする場合は最低でも100ms以下はほしいところ。
FPSで大会優勝などラグが一切許されない場合、15ms以下であってほしいのですがWiMAXはここまでの速い応答速度は出にくいです。
そのため固定回線必須となります。
ただ50ms程度でも、キャラクターが瞬間移動するようなラグはあまり出ないため、普段遊ぶ程度であればWiMAXでも楽しむことはできます。
WiMAXの速度制限中にオンラインゲームで遊べるのか
WiMAXは月間データ容量無制限のギガ放題でも、短期間の速度制限があります。
直近3日間で10GB以上使うと、翌日午後6時から深夜2時の間、下り通信速度が最大1Mbpsへ速度制限されるというもの。
実はオンラインゲームはこのような速度制限でも遊ぶことができます。
YouTubeのような動画であれば、高画質は見ることができませんが、標準画質であれば視聴可能です。
動画鑑賞は下り通信速度が影響するからです。
しかしオンラインゲームで重要なので応答速度(ping値)です。
もちろん通信速度もある程度は必要ですが1Mbpsで遊ぶことができ、ping値は速度制限の影響を受けません。
WiMAXの持ち運びタイプのモバイルルーター端末W06の実測値です。
見ていただきたいのが左側の“PING“です。
測定した日時や時間帯が違うので、実測値にばらつきはありますが、速度制限になっていない通常時は69msで、速度制限状態では48msと速くなっています。
この状況でも私はオンラインゲームで遊んでいるため、ここからも3日で10GBの速度制限に影響がないことがわかります。
因みに下の動画は、速度制限がかかった状態でWiMAXのモバイルルーター「W06」とPS4をWiFi接続させてプレイしています。
PS4は15分間しか録画できなかったため、途中で終わってますが討伐まで遊んでいます。
味方が上手いので何とか勝つことができました。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)をどれだけプレイすると速度制限になるのか
ゲームの種類によって通信量が違うため、何時間プレイすれば10GBに達するのかというのはわかりません。
参考までに、私が実際にPS4とWiFi接続をして、モンハンワールドを遊んだ結果があります。
まず先にお伝えすると、WiMAXには2つのプランがあります。
・月間7GBのライトプラン
・月間容量無制限のギガ放題プラン
ライトプランは少し値段が安いプランですが、月間7GBを超えると月末まで128kbpsへ制限がかかります。
ギガ放題プランは月間容量に制限はありませんが、先ほどもお伝えした通り3日で10GBを超えると1Mbpsへ制限がかかります。
それでは話を戻しますと
モンハンワールドを3時間遊んでみると0.55GBになっていました。
1時間辺り約0.18GBで、ライトプランだと39時間モンスターハンターワールドで遊ぶと7GBを超える計算になります。
1カ月で39時間だけというのは、かなり短いですね。
ギガ放題でも3日で10GB を超えると速度制限になりますが、1日辺り3.3GBとして計算したところ、1日約18時間モンハンワールドを遊べることになります。
モンハンワールドで遊んだ結果 | |
約3時間遊んだ結果 | 0.55GB |
1時間辺り | 約0.18GB |
10GBまで遊ぶ | 約55時間 |
3.3GBまで遊ぶ | 約18時間 |
7GBまで遊ぶ | 約39時間 |
1時間で約0.18GBだったので、10GBまで遊ぼうとすると約55時間遊び続けないといけません。
私の場合は、1日18時間もゲームをしないため、3日で10GBの速度制限にかかることがほとんどありません。
ただゲームのアップデートやダウンロードの場合は、10GBを超えることが多いため速度制限になりやすいです。
ゲームプレイに関しては速度制限まで遊ぶ方が大変なので、ギガ放題プランであれば通信量を気にする必要はないと思いますね。
WiMAXの各ルーターとPS4の接続方法
WiMAXとPS4を接続する方法は有線や無線があります。
有線ならLANケーブルを使って接続し、無線ならWiFiを使って接続します。
PS Vitaを使えばリモートプレイもできますね。
有線の場合は、ルーターによってできないものもあるため、その辺りは注意しましょう。
無線LAN(WiFi)で無線接続をする
無線LANの接続方式の1つWiFiは、PS4やパソコン、スマホで利用できます。
設定方法は簡単で、自動設定(WPS)と手動設定があります。
WPSはPS4のインターネット設定でWPSを選び、WiMAXルーターはワンタッチ設定のWPSを選ぶと接続できます。
WiMAXでWPSを使った接続について、下記でも紹介しています。
WiMAX WPSとは『誰でも簡単にWiFi接続できる機能』※使い方を分かりやすく紹介
続きを見る
手動の場合は、PS4でルーターのSSID(識別名)を検出してアクセスキー(パスワード)を入力すれば接続できます。
手動であっても設定は簡単なので、数分で完了すると思います。
パソコンやスマホも同じで、SSID(識別名)を選びアクセスキー(パスワード)を入力すれば完了です。
SSID(識別名)やアクセスキー(パスワード)は、モバイルルーターや契約書などで確認することができます。
LANケーブルを使って有線接続をする
無線通信(WiFi接続)の場合は、障害物や電波干渉によって受信感度が変わります。
その影響を避ける方法が有線接続になります。
パソコンの場合は、LANケーブルやUSBで有線接続できますが、PS4の場合はLANケーブルで接続するしかありません。
WiMAXには2種類のデータ端末があります。
・モバイルルーター(持ち運びタイプ)
・ホームルーター(据え置きタイプ)
ホームルーターは、もともとモバイルルーターよりサイズも大きく、大きなアンテナを内蔵させることができます。
受信感度はモバイルルーターより良く、ルーター本体にLAN接続口が付いているので、LANケーブルを用意するだけで有線接続できて通信がより安定します。
※モバイルルーターの場合はクレードルが別途必要になります。
クレードルとは?
クレードルはWiMAXモバイルルーター用のスタンドで、LANケーブルの差し込み口があるため充電しながら有線接続ができます。
クレードルは別売りされていますが、充電しながら有線接続ができるスタンドです。
有線接続ができれば、PS4やパソコンでも安定した通信が可能になります。
ただ最速のモバイルルーター端末W06には専用のクレードルがありません。
そのため、LANケーブルでの有線接続ができません。
※パソコンであれば別売りのUSBケーブルを使うと有線接続できます。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)をするなら有線接続ですべき?
可能な限り有線接続させたほうが安定しやすいです。
無線LAN(WiFi)で回線がよく切れる場合、有線接続にすることで通信が切れることが抑えられるかもしれません。
外出先でスマホやパソコンと接続させてインターネット通信を使う場合は、モバイルルーターを選ぶ必要がありますが、その時にクレードルも購入するようにしましょう。
クレードルがあれば、PS4やパソコンとLANケーブルを使って有線接続ができます。
ただモバイルルーターのW06に専用のクレードルがないため、WX06を選ぶようにしましょう。
モバイルルーターはクレードルを使えばアンテナ性能もあがる
Huawei製モバイルルーターのW06に専用のクレードルがありませんが、NEC製のモバイルルーターWX06にはクレードルがあります。(別売り)
WiMAX2+アンテナを拡張することで、クレードル無しのときと比較して通信速度が56%向上します。
クレードルに基地局から飛んでくるWiMAX2+電波を受信するアンテナと、PS4やパソコンに電波を送受信するアンテナがついており、WiFi接続であっても屋内で繋がりやすくなっています。
もしWX06を自宅用のネット回線として使う場合は、クレードルの購入がおすすめです。
モバイルルーターとはいえど、技術の進化でスムーズな通信が可能となっています。
PS Vitaやスマホを使ったリモートプレイにもWiMAXが活躍
PS Vitaを使えば離れたところからリモートプレイができます。
リモトート機能を使うことで外出先(出張先や旅行先)からでもPS4のゲームやビデオ、ミュージックを楽しむことができます。
この機能を使うためには、外出先でもPS Vitaでネットワーク接続ができる環境が必要で、WiMAXとPS VitaをWiFi接続させることで、外出先でもゲームの続きをプレイできます。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)をしている人の口コミ
実際にWiMAXでオンラインゲームを楽しんでいる人の口コミを各ページでまとめています。
WiMAX × FPS
WiMAX × FPSの口コミはこちら
WiMAX オンラインゲーム FPS、9332人の口コミまとめ※遊び放題4,158円/月で安い
続きを見る
WiMAX × モンハンワールド
WiMAX × モンハンワールドの口コミはこちら
WiMAX モンハン ワールド/2020年アイスボーンユーザー7252人の口コミまとめ
続きを見る
WiMAX × FF14
WiMAX × FF14の口コミはこちら
WiMAX FF14をWiFiで遊ぶ3万6536人の口コミまとめサイト
続きを見る
WiMAX × ドラクエ10
WiMAX ×ドラクエ10の口コミはこちら
WiMAX ドラクエ10専用の高速WiFiルーターで遊んでいる27万6642人の体験談
続きを見る
WiMAX × フォートナイト
WiMAX × フォートナイトの口コミはこちら
WiMAX フォートナイトで遊ぶ15万7612人の声※5G対応で下り最大2.7Gbpsへ
続きを見る
WiMAX ×ファンタシースターオンライン2
WiMAX × ファンタシースターオンライン2の口コミはこちら
ファンタシースターオンライン2 WiMAXは速度が1番速いから使っている10万1639人の声
続きを見る
WiMAX利用者によってオンラインゲームを問題なく遊べている人や、ラグ・回線落ちがある人に分かれてます。
WiMAXは基地局から発する電波を受信して繋がります。
基地局からルーターまでは無線になるため、集合住宅や一戸建ての場所、周囲の環境によって通信エリア内でも繋がりが不安定になることもあります。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)をするデメリット
WiMAXのデメリットについて一部紹介してきました。
自宅のネット環境としてWiMAXを選んでも、PS4のオンラインゲームだけを楽しむ方というのも少ないでしょう。
やはりスマホやパソコンを使って、SNSや動画、音楽などゲーム以外で楽しむこともあると思います。
ゲームができても動画は観れないという問題が生じると困りますよね。
そこで光回線のような固定回線とWiMAXを比較して、WiMAXのメリットやデメリットをまとめてみました。
固定回線より安定感がなくラグが起こることも
WiMAXは日本全国に展開してきており、今では地下鉄でも繋がるようになっています。
通信速度も年々速くなってきているのですが、光回線のように光ファイバーケーブルを電柱から引っ張ってくるわけではなく、基地局から発する電波をルーターが受信して繋がり、ルーターからPS4やパソコンへは無線や有線で繋がります。
基地局からルーターまでは無線になるため、周囲の環境に影響されやすいことが特徴です。
WiMAX2+のような電波が届きにくい場所があります。
電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。
木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。
コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。
ドアや家具、壁が障害物になるため、PS4やパソコンとWiMAXルーターとの間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。
ルーターは可能な限り、窓際に置いて基地局から発信される電波をキャッチしやすいようにした方が、速度が上がったりします。
他にも、WiFiの通信は他のWiFi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。
iPadやiPhoneなどの機器類でBluetoothを使っている場合は、OFFにしたり、電子レンジと距離をとった状態で利用した方が干渉を避けることができます。
メモ
電子レンジはマイクロウェーブ電磁波を使い、食品内部の分子を振動させて加熱します。
この電磁波の周波数がWiMAXの周波数(2.4GHz)と同じ周波数帯であるため、干渉を起こしてしまいます。
電波の遮断や干渉によってラグが発生したり、通信が突然切れたりします。
光回線のような固定回線は、電柱から光ファイバーケーブルを引っ張って有線で繋がるので通信が安定しやすいです。
速度制限によってゲームプレイ以外でストレスになることも
何度もお伝えしていますが、WiMAXのギガ放題プランでも速度制限があります。
直近3日間で10GBを超えると、翌日18時~深夜2時までの間、通信速度が最大1Mbpsに規制されるというもの。
ゲームプレイだけでは、なかなか10GB以上になりませんが、大容量のダウンロードをすると速度制限になってしまいます。
速度制限中にゲームプレイはできても、VOD(動画配信サービス)には影響がでてきます。
サービスによって推奨速度が違ってきますが、高画質の場合だいたい6Mbpsは必要なので、速度制限中は高画質で動画視聴ができません。
下記はVOD(動画配信サービス)の推奨速度です。
※スマートフォンは左右にもスクロールできます。
動画配信サービス | 下り通信速度 |
YouTube | 低画質(360P) 0.5Mbps程度 中画質(480P) 1.0Mbps程度 高画質(720P) 2.0Mbps程度 超高画質(1080P) 3.5Mbps程度 |
Hulu | 推奨3.0Mbps~6.0Mbps |
Netflix | SD画質推奨 3.0Mbps HD画質推奨 5.0Mbps UHD画質推奨 25Mbps |
Amazon プライム | 中画質 0.7Mbps 高画質 3.5Mbps 最高画質 15Mbps |
U-NEXT | 標準画質 1.5Mbps以上 高画質 3Mbps以上 最高画質 15Mbps以上 |
dTV(算出) | 標準画質 1Mbps 高画質 2Mbps 最高画質 4Mbps |
GYAO! | 0.5Mbps~2.0Mbps |
速度制限がかかっていない時間帯なら視聴できますが、速度制限中は画質を落とす必要があります。
YouTubeであれば標準画質(480P)の視聴はできます。
そもそも3日間で10GB以上超えることがあまりない方(少ない方)は、速度制限になったときだけ時間帯を避けたり、あるいは画質を落とせば動画も楽しめます。
それでも契約に不安があるのなら、まずは『Try WiMAX』に申し込んで無料で試してみましょう。
WiMAXを利用するメリット
WiMAXのデメリットについて先に紹介してきました。
光回線は通信の安定性や大容量通信に制限がないことにメリットがあります。
ここだけで判断するのなら、PS4でオンラインゲームをするなら固定回線がおすすめなのですが、WiMAXにもメリットがあります。
ではWiMAXを選ぶと、どのようなメリットがあるのか紹介します。
工事不要で即日使える
WiMAXは申し込んで、早ければ翌日に届き、数分の設定で完了です。
工事不要なので、賃貸マンションでも管理人に許可を貰うことなく使うことができますし、申し込み数日でインターネット通信ができるため、とにかく早く利用開始できます。
光回線(固定回線)は、申し込みをしたら工事の日程調整、工事(立ち合い)後に開通します。
賃貸マンションやアパートの場合は、管理会社などに許可を貰う必要があります。
申し込みから開通まで早くて2週間、長くて2ヶ月程度かかるため、すぐにインターネット通信ができないことが固定回線のデメリットですね。
外でも使えてスマホ代の節約にもなる
docomoやau、ソフトバンクのスマホ料金プランは、月間使用量に応じて料金が高くなる低容量プランから50Gや60G、上限なしの大容量プランまであります。
大容量プランとなると高額で通信費を安く抑えたい方も多いですが、格安スマホには無制限プランがないため通信量を気にしなくてはいけません。
毎日の通勤・通学時や自宅で映画・アニメ・ドラマなど見ていると、あっという間に上限に達し速度制限になってしまいますが、WiMAXを利用すると、スマホの料金プランは一番安いプランにできます。
私の3日間のデータ通信量です。
WiMAXを使って外出時や自宅で通信をすれば、月1GBも使いません。
WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズは、UQ mobileとして格安スマホも提供しています。
くりこしプラン
S:1,628円(~3GB)
M:2,728円(~15GB)
L:3,828円(~25GB )
UQ WiMAXはギガ放題(月額4,268円)と、くりこしプランSを併用すると月額5,896円で使い放題になります。
1,628円+4,268円=5,896円
ドコモやSoftBankなどキャリアの無制限プランは7,000円を超えてきますが、WiMAXと格安スマホを併用することで安く大容量使うことができます。
サービスエリア内なら引っ越し先でも利用できる
WiMAX2+には通信エリアがあります。
そのため、どこにいても利用できるわけではありませんが、通信エリア内であれば引っ越ししても使うことができます。
引っ越し後に会員ページより住所変更の申請や、電話やメールで連絡が必要です。
光回線の場合は、引っ越しするときに回線の撤去工事が必要な場合があり、撤去費を請求されることもあります。
当然ですが引っ越し先でも工事が必要になることもあり、開通まで時間がかかるだけではなく、工事費も必要になることも。
光回線にも対象エリアがあるため、解約しないといけない場合もあります。
引っ越しが多い方は、光回線よりWiMAXの方が合っていると思います。
WiMAXを申し込むときのポイント
WiMAXを契約する場合、20社以上あるプロバイダを比較して選びます。
比較するポイント
・月額割引やキャッシュバック特典で比較
・ルーター端末が無料かどうか
・その他のサービス
主に費用面を比較して選びます。
ルーターはどのプロバイダでも同じルーター端末を取り扱っており、通信性能や通信速度はプロバイダで差がありません。
プロバイダであるBroad WiMAXやGMOとくとくBB、BIGLOBEも含めMVNO(仮想移動体通信業者)と呼ばれ、回線網や通信設備などを借り受け、自社ブランドで通信サービスを提供しています。
簡単に言うと、WiMAX2+回線を管理しているUQコミュニケーションズが、回線を提供して、Broad WiMAXはそれを借りているのです。
そのため、どのプロバイダからWiMAXを契約しても通信速度やエリアなどは変わりません。
プロバイダを比較するときは、月額料金やお得なサービスで選びます。
WiMAX利用料(月額料金)が安いプロバイダ
WiMAXの申し込み先を選ぶポイントとして、まず見るのは月額料金です。
本家UQ WiMAXでも申し込むことができますが、料金が高いためおすすめできません。
GMOとくとくBBやBroad WiMAXは月額料金が安いため人気のあるプロバイダです。
その理由は
WiMAXはUQコミュニケーションズが通信設備を敷設して整備しています。
GMOとくとくBBやBroad WiMAXなどプロバイダは、通信設備を自社で敷設する必要がないため、GMOとくとくBBやBroad WiMAXのようなプロバイダは料金を安くすることができます。
そのため、UQ WiMAXではなく、他のプロバイダの方がお得になるのです。
GMOとくとくBBやBroad WiMAX、BIGLOBE WiMAX2+など月額割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
ただし高額キャッシュバックを用意している場合は、月額料金が高く、キャッシュバックを受け取ることで初めてお得になります。
キャッシュバックは早くて翌月、遅くて約1年後に受け取ることができ、受け取り期間に振り込み口座の登録・申請が必要です。
これを忘れるとキャッシュバックを受け取れません。
高額キャッシュバックは魅力的ですが、受け取りが難しいため、月額割引でお得なプロバイダを選びましょう。
WiMAXのルーター端末代が無料かどうか
GMOとくとくBBやBroad WiMAX、カシモ WiMAXも最新機種を含めすべてのルーター端末が無料です。
WiMAX最速モバイルルーターのW06やホームルーターのL02は、最大速度が1Gbpsを超え、無線でも高速通信ができるようになりました。
このような高性能ルーターは、プロバイダによって有料になるところがあります。
UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAX2+はルーター端末が有料(最大21,120円)なので、WiMAXを申し込む場合は端末無料キャンペーンを実施しているプロバイダを選ぶこともポイントの1つです。
GMOとくとくBBは月額割引が安く、さらにキャッシュバック付き※WiMAX2+の新規受付終了
※WiMAX2+の新規受付が終了し、現在はWiMAX+5Gのみ申込可能です。
GMOとくとくBBは月額割引と高額キャッシュバックによって1番安いプロバイダです。
月額割引キャンペーンにより通常料金(5,302円)より最大3,927円割引に!
さらに高額キャッシュバックで23,000円が付いてきます。
ずっと月額割引で安い
高額キャッシュバックあり
即日発送に対応
GMOとくとくBB
キャッシュバック:23,000円
初期費用:3,300円
契約月:1,375円
実質月額料金:3,965円
端末代:27,720円
最低利用期間:2年
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
WiMAXでPS4(オンラインゲーム)をプレイ|おすすめ端末やプランは?
この章ではWiMAXを使って、PS4のオンラインゲームを楽しむために、おすすめの端末やプランについて紹介します。
自宅用なら据え置タイプのホームルーターがおすすめ
外でインターネットを利用することがなく、自宅での利用は据え置きタイプの「ホームルーター」がおすすめです。
ホームルーターはコンセントに差して使うため、バッテリーを充電して使うような使い方はできません。
ホームルーターで一番おすすめがSpeed Wi-Fi HOME L02です。
狙って電波を飛ばすWi-Fi TXビームフォーミングも搭載されており、WiMAXのホームルーターで人気が高い端末です。
HOME L02の特徴
・下り速度最大1Gbps、上り速度最大75Mbpsでホームルーター最速
・接続台数が40台まで可能
モバイルルーターであるW06の最大1.2Gbpsより若干遅いですが、大きなアンテナが内蔵されているため、通信安定性では有利です。
WiMAXのホームルーターの中では通信速度が速く、LANポートも2つ付いているので、PS4とLANケーブルを使って有線接続できます。
無線LAN(WiFi)は最大40台まで接続可能で、モバイルルーターよりも多いというのも特徴ですね。
自宅でPS4(オンラインゲーム)を楽しむことがメインであれば、ホームルーターを選ぶようにしましょう。
Huawei製のルーターは在庫限りの販売になっており、ほとんどのプロバイダで販売終了しています。
またNEC製のホームルーターも売り切れになっている場合もあります。
そのためWiMAX2+ならまだ多くのプロバイダで取り扱っているWX06をおすすめします。
また2021年4月8日より、「WiMAX+5G」の申し込みがスタートしており、こちらは下り最大2.7Gbpsとなっています。
詳しくは『WiMAX 5G 対応開始!』をご覧ください。
ホームルーターなら無線や有線接続ができる
WiMAXとPS4やスマホ、パソコンと無線LAN(WiFi)接続させる場合は、自宅の壁や扉などの障害物で電波が遮られたり、電子レンジなどの家電製品と電波干渉があると通信が不安定になったり切れたりします。
有線接続にすることで、電波干渉や障害物の影響を受けなくして通信も安定、速度も速くなるといったメリットがあります。
LANケーブルは家電量販店でも購入できるため、まずは無線LAN(WiFi)で試してみてから、必要なら有線にすることもできます。
外出用ならクレードルで有線接続をしよう
外でも使いたい場合は、モバイルルーターを選ぶ必要があります。
Huawei製モバイルルーターのW06に専用のクレードルがありませんが、NEC製のモバイルルーターWX06にはクレードルがあります。(別売り)
WiMAX2+アンテナを拡張することで、クレードル無しのときと比較して通信速度が56%向上します。
クレードルに基地局から飛んでくるWiMAX2+電波を受信するアンテナと、PS4やパソコンに電波を送受信するアンテナがついており、WiFi接続であっても屋内で繋がりやすくなっています。
クレードルを使えばLANポートが付いているので、PS4と有線接続ができます。
料金プランは月間容量無制限の「ギガ放題プラン」
WiMAXのプランは2つあります。
それがギガ放題プランとライトプラン(月間データ容量7GB)で、ライトプランの場合は、7GBを超えてしまうと月末まで通信速度が128kbpsに下がってしまいます。
この速度では何もできないため、インターネットよく使う人はギガ放題を選ぶようにしましょう。
ギガ放題プランでも直近3日間で10GB以上になると、翌日午後6時から深夜2時まで通信速度が1Mbpsに通信制限がかかりますが、1日3GBの利用なら制限にかからず利用できます。
ゲームプレイだけで10GBを超えることはほとんどないと思いますが、ダウンロードやアップデートは容量が大きいため注意しましょう。
ギガ放題プランは、どのプロバイダでも契約できるプランです。
GMOとくとくBBは、最安で端末代も無料なので一番お得に利用できます。
WiMAXが通信エリア外やラグや回線切れが不安なら光回線を選ぼう
WiMAXは無線通信サービスなので、ラグや通信が切れることがあります。
自宅の通信環境に影響されるので、一度Try WiMAXで動画鑑賞やホームページの閲覧、オンラインゲームなど試してみて、満足に使えなければ光回線を検討してもいいかもしれません。
すでに利用中で通信速度や速度制限に不満があれば、光回線へ乗り換えた方がいいでしょう。
ポケットWiFiやSoftBank Air、THE WiFiなどのWiFiサービスはどうなの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これらもすべて無線通信サービスです。
WiMAXより通信速度が速くなる可能性もありますが、無線という点では同じなのでラグや通信が切れるという点では起こりえます。
通信速度や安定を求めるのなら、光回線の方が安心できます。
光回線の標準プランは下り最大速度1Gbpsです。
ただNURO光だけは下り最大速度2Gbpsで、最速のインターネット通信サービスです。
NURO光は下り最大通信速度2Gbps
NURO光の2Gbpsという超高速光回線はエリアが限定されますが、エリア内であれば工事費実質0円で、高額キャッシュバック(60,000円)があるNURO光がおすすめです。
フレッツ光は下り最大1Gbpsなので比較しても高速です。
月額料金は5,200円(一戸建て)で、工事費44,000円の分割(30回払い)を月額料金から割引することで実質無料になります。
NURO光の一戸建てプラン「NURO 光 G2 V」は2年契約になるので、25ヶ月目の更新月や途中解約をすると工事費の残債分を請求されます。
NURO光にもマンションプランはありますが、利用するためにはマンションにNURO光が導入済みであることや、対応エリアであること、4人以上利用者がいることなど様々な条件があります。
条件を満たせば、利用者によって1,900円~2,500円で利用できます。
ただマンションにそもそも導入済みであることが少ないため、どうしてもマンションで利用したい方は、一戸建てプランで申し込むことができます。
マンションのお住いの部屋に直接回線を引っ張って利用できます。
NURO光の対応エリア
対応エリア | |
NURO光 | 北海道 関東エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉 茨城・栃木・群馬 東海エリア:愛知・静岡・岐阜・三重 関西エリア:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 中国エリア:広島・岡山 九州エリア:福岡・佐賀 |
auひかりはauユーザーにお得
auひかりの標準プランは下り最大速度1Gbpsになります。
一戸建てで東京・神奈川・埼玉・千葉の一部エリアでは「auひかりホーム5ギガ」と「auひかりホーム10ギガ」を利用することができます。
「auひかりホーム5ギガ」は下り最大速度5Gbps
「auひかりホーム10ギガ」は下り最大速度10Gbps
auひかりの申し込みは、月額割引とキャッシュバック特典がついている『GMOとくとくBB』がお得。
月額割引によって、ずっとギガ得プラン(3年契約)が毎月4,400円(一戸建て)で利用できます。
マンションタイプはマンションによって料金が変わります。
工事費用は実質0円ですが、分割払いの期間が一戸建てとマンションで違います。
一戸建て(3年契約)工事費:41,250円(60、35,23回払い)
マンション(2年契約)の工事費:33,000円(23回払い)
月額料金には工事費(分割払い分)が含まれていますが、同等額かそれ以上の割引がされており、実質無料です。
3年目の更新月で解約しても工事費残債分の請求が発生するため、解約時には要注意です。
他にもauユーザーにお得な毎月最大1,100円割引になる「auスマートバリュー」に申し込むことができます。
auユーザーなら家族全員が対象です。
さらにauスマートバリューに新規加入なら最大10ヶ月間、毎月1,100円キャッシュバックもあります。
auユーザーであれば、auひかりだとお得に利用できますね。
auひかりの非対応エリア
非対応エリア | |
auひかり | 東海エリア:愛知・静岡・岐阜・三重 関西エリア:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 和歌山 |
全国対応のフレッツ光ならSo-net光プラス
フレッツ光は上記2つの光回線のように対応エリアがあまり限定されておらず、全国展開されている光回線です。
So-net光プラスはNTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーション事業者です。
So-netは戸建てやマンションでも同じように、高額キャッシュバック特典があるため非常に安く利用できます。
さらにv6プラス対応Wi-Fiルーター(月額440円)が永年無料になる特典付きです。
So-net光プラスは工事費用が実質0円ですが、分割払いの期間が一戸建てとマンションで違います。
一戸建て(3年契約)工事費:26,400円(36回払い)
マンション(3年契約)の工事費:26,400円(36回払い)
月額料金には工事費(分割払い分)が含まれていますが、同等額かそれ以上の割引がされて実質無料です。
フレッツ光は全国展開されており、さらにプロバイダの乗り換えができます。
乗り換えによって、割引やキャッシュバック特典を受けることができるので、インターネット通信料の見直しもできますね。
まとめ|WiMAXでPS4(オンラインゲーム)を楽しめるのか?
WiMAXでPS4のオンラインゲームを遊ぶことはできます。
私もモンスターハンターワールドをWiMAXで遊んでいます。
ただ無線通信なので、頻繁にあるわけではありませんがラグがあったり通信が突然切れることもあります。
LANケーブルを使って、有線接続をすれば少しは改善すると思いますが、モバイルルーターの場合は、別途クレードルが必要になります。
通信の安定性や速度に対しては光回線の方が上ですが、WiMAXのメリットとして下記があります。
・工事不要
・外でも使える
・安く節約にもなる
・引っ越しが多い方に向いている
少しのラグや、たまに回線が切れるぐらいなら許せるという方や、工事ができない方はWiMAXがおすすめです。
自宅用ならホームルーター、外でも使うのならモバイルルーターを選びましょう。