■WiMAXでFPSとかプレイできるの?
■pingや通信速度は?ラグが酷いとかは?
■WiMAXの速度制限でFPSがぜんぜん遊べないとかある?
コールオブデューティーやレインボーシックス、AVA、フォートナイトなど人気の高いFPSゲーム。
FPS系のオンラインゲームは、固定回線じゃなければ遊べないのではないか?
と思われがちですが、近年ではポケットWiFiやWiMAXといった高速無線技術でも遊べるようになりました。
このページでわかること
・FPS をWiMAXで楽しめるのか(口コミあり)
・何時間FPSで遊べばWiMAXが速度制限になるのか
・WiMAXの通信速度や応答速度(ping値)の実測値
WiMAXでオンラインゲーム(FPS)を遊ぶことができるため、光回線を引くことができなくても諦める必要はありません。
WiMAXに申し込もうか悩まれているのなら、この記事を参考にしていただければと思います。
【結論】WiMAXでもオンラインゲーム『FPS』を遊べる
FPSは高速無線技術の1つでもあるWiMAXで、ラグが少なく固定回線と同じように遊ぶことができます。
ギガ放題プランで契約すれば通信容量も気にせずに遊べるため、FPSだけでなく、動画を観たり、ネット検索したりできます。
WiMAXは固定回線より安価で楽しむことができるため、家の中でも外でもネットを利用したい方にはおすすめです。
実際にWiMAXでFPSを遊んでいる人たちの口コミや評判
実際にWiMAXでFPSを楽しんでいる人の口コミをいくつか紹介。
HN:やすさん 男性 投稿日:2020年3月10日 |
WiMAXでFPSは無理だと思ってたけど案外いける |
HN:珠奈さん 女性 投稿日:2020年2月18日 |
WiMAXでFPSもやってるけど、たまーにラグるね ラグが嫌なら固定がいいと思う |
HN:夜空の星さん 男性 投稿日:2020年2月5日 |
私はWiMAXを使ってますがFPSなどのゲームをも割と満足のいく程度には出来てます。旅行先でも使えてます。 |
HN:ゴンザレスさん 男性 投稿日:2020年1月19日 |
アップデートがはいると10GB以上なっちゃうけど、PCと有線接続させてFPSが問題なく遊べてるよ |
HN:ヤマモンさん 男性 投稿日:2019年12月25日 |
fpsゲームはラグさえ少し我慢できればWiMAXでも遊べますね。 ケーブルテレビのネット回線と比べるとping値がケーブルの方がいいですが・・・。 |
HN:スカバさん 女性 投稿日:2019年11月20日 |
WiMAXの速度制限中でもスプラトゥーンがプレイできるから割とすごいです。 |
HN:エリナさん 女性 投稿日:2019年10月18日 |
WiMAXでもFPSが問題なくできますが、電波環境が悪くなると接続がきれますね。 |
HN:coscosさん 男性 投稿日:2019年10月10日 |
WiMAXでコールオブデューティーのマルチプレイを遊んだら普通にできた。 |
HN:西原さん 男性 投稿日:2019年9月21日 |
WiMAXでFPSしてみたんだけど全く問題なく動作して笑ってしまった。固定回線も契約したから必要性がなくなった |
HN:しずるさん 女性 投稿日:2019年8月23日 |
ソフトバンクエアーでfpsはぜんぜん遊べなかったけどwimax2+にしてから勝てる勝てる。 モンハンもできるからすっごい便利。 |
HN:もやしさん 男性 投稿日:2019年8月13日 |
固定回線引くの面倒だったからWiMAXを申し込んだ。 WiMAXを申し込んで正解だったかもと思う。 fpsもYouTubeも全く問題がない。 |
HN:光輝さん 男性 投稿日:2019年7月27日 |
WiMAXが思いのほか優秀。 FPSが全然遊べる。ガチ勢なら固定回線の方がいいみたいだけど・・・。 たまにラグがあるからガチは固定というのは合ってそう。 |
HN:エレナさん 女性 投稿日:2019年7月22日 |
WiMAXでFPSは無理っていう人多いけど 私の家ではPS4でFPSがラグなくできましたよ。 使用環境や場所によって違うみたいだから参考にならないかもしれませんが。 |
HN:MJユウさん 男性 投稿日:2019年6月25日 |
光回線を引いたけど、WiMAXの方が速度が速い・・・。 FPSは固定回線じゃなきゃできないって言われたから準備したけどWiMAXで十分だった。 |
HN:カーヤさん 女性 投稿日:2019年6月1日 |
fpsをガチでやる以外であればWiMAXで事足りる。 料金も安いし、外でYouTubeを見るにも使えるし、WiMAXを申し込んでよかったと思う |
HN:会社の社畜さん 男性 投稿日:2019年5月20日 |
FFやコールオブデューティーとか出来ないと思ってた。 しかし案外遊べるとこに気づいてしまった。 WiMAXがダメなら固定も検討してたけど、予想以上に使えてよかった。 |
HN:あやさん 女性 投稿日:2019年5月3日 |
私も弟もWiMAX使ってます。 プレイしている限りサクサクできて快適ですよ。 |
HN:レッドポークさん 男性 投稿日:2019年4月15日 |
WiMAXでFPSが遊べるという驚き WiMAXにFPSは無理ゲ―だと思ってたけど、その考えは違ってたかもしれん。 ただたまにラグがあってがたつく。 工事ができないならWiMAXしかないかも |
HN:2児の親父さん 男性 投稿日:2019年3月18日 |
単身赴任で家族とは少し離れて過ごすことになったのでWiMAXを申し込みました。 codも問題ないし、休日はオンラインゲームのため完全にインドア生活です。 |
HN:ひつまぶしさん 男性 投稿日:2019年3月3日 |
codをWiMAXで遊んでますが、少しラグが目立つかな。 遊べることは遊べる。 ただガチでプレイしている人はWiMAXは不向きかなって思う。 モンハンやウイイレは問題ないからゲームにも左右されますね。 |
WiMAXのWiFi接続で本当に遊べるのか?という不安を持つ方もいらっしゃいました。
オンラインゲームは固定回線でなければ遊べないという固定観念を持つ方も多く、私もその一人でした。
しかし、WiMAXを使って遊んでみると、思いのほか普通に遊べてしまうことに驚きます。
ただ無線通信なので、通信環境によってはラグが出ることもあります。
FPSを本気でプレイ(大会優勝、ランキング上位)して勝ちこだわるガチユーザーだと、WiMAXは不向きです。
WiMAXならオンラインゲーム(FPS)が遊べるほど速い
WiMAXは5G対応で最大2.7Gbpsという速度に達しました。
光回線の最大速度は1Gbpsなので、比較すると倍以上速いことになります。
5G対応によって通信性能がかなり上がっているため、オンラインゲームもより快適に遊べるようになっています。
またWiMAXは用途に応じてルーターの選び方が変わります。
・自宅専用なら「ホームルーター」
・外でも携帯して使うなら「モバイルルーター」
ホームルーターは内蔵されているアンテナが大きく、屋内でも電波をしっかりキャッチしてくれます。
モバイルルーターでも自宅で使えますが、外で使う機会がないのならホームルーターがおすすめです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01の基本スペック
下り最大速度 | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps |
同時接続台数 | 30台 |
バッテリー容量 | ー |
外形サイズ(㎜) | 約W70×H182×D124 |
質量 | 約599g |
本体色 | ホワイト |
メーカー | ZTE |
「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」はWiMAX初の5G対応ホームルーター端末です。
旧WiMAX端末(HOME 02)は最大440Mbpsだったので、比べると最大2.7Gbpsはかなり速い速度になっています。
最新規格Wi-Fi6(最大速度1.2Gbps)にも対応しています。※OFDMAに非対応
「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」にはLANポートが2つ付いているためPS4やNintendo Switchと有線接続もできます。
外に持ち運んで使えませんが、自宅だけでオンラインゲーム(FPS)を遊ぶなら「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」がおすすめです。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の基本スペック
下り最大速度 | 2.2Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps |
同時接続台数 | 10台 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
外形サイズ(㎜) | 約W147×H76×D10.9 |
質量 | 約203g |
本体色 | ホワイト |
メーカー | Samsung(サムスン電子) |
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」はWiMAX初の5G対応モバイルルーター端末です。
旧WiMAX端末(W06)の最大速度1.2Gbpsと比べて、SCR01は最大2.2Gbpsへ速度UPしており、より快適にインターネットを利用できます。
またバッテリーも大容量5,000mAh搭載で、最大16時間も通信可能。
1日使っても電池が持つため、通勤・通学時に携帯ゲーム機でオンライン対戦したり、スマホやタブレットで映画を観たりできます。
スマホやタブレットで通信制限があるプランだと、ゲームや動画で通信量を気にしなくてはいけません。
WiMAXは月間無制限でスマホの通信量を使わないため、通信量を気にすることな楽しめます。
Speed Wi-Fi 5G X11の基本スペック※2021年10月15日発売
下り最大速度 | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps |
同時接続台数 | 17台 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
外形サイズ(㎜) | 約W136×H68×D14.8 |
質量 | 約174g |
本体色 | チタニウムグレー スノーホワイト |
メーカー | NEC |
※2021年10月15日発売
「Speed Wi-Fi 5G X11」はNEC製初の5G対応モバイルルーターです。
WiMAX+5Gモバイルルーター最速の下り最大2.7Gbps。
最新規格Wi-Fi6(最大速度1.2Gbps)にも対応しています。
さらに大容量4,000mAhのバッテリーを搭載で、約8時間の連続通信が可能となっています。
またクレードル(別売り)には、5GとWiMAX2+対応のアンテナが搭載されており、全方向の電波のキャッチが可能。
電波が弱くなりやすい屋内で、通信の安定性向上に期待できます。
外出先や自宅でもオンラインゲームで遊びたい方におすすめです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の基本スペック※2021年11月上旬から発売中
下り最大速度 | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps |
同時接続台数 | 40台 |
バッテリー容量 | ー |
外形サイズ(㎜) | 約W101×H179×D99 |
質量 | 約446g |
本体色 | ホワイト |
メーカー | NEC |
※2021年11月上旬から発売中
「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」はNEC製初の5G対応ホームルーターです。
最新規格Wi-Fi6(最大速度2.4Gbps)にも対応しており、混雑に強い「OFDMA」や余分な電池消費を抑制する「TWT」などの機能が搭載されています。
OFDMA
「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」という技術は、複数の端末が同時接続していても通信の順番待ちが発生しないため、快適に通信が可能となります。
TWT
「TWT」という技術は、通信のタイミングをコントロールすることで、接続端末のバッテリー消費を抑えて長持ちさせることができます。
コンセントに差して使うため携帯できませんが、自宅のみで使うのなら「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」がおすすめ。
同じホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11(ZTE製)」はOFDMAに対応しておらず、Wi-Fi6の最大速度は1.2Gbpsです。
比較すると「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の方が優れています。
家でFPSゲームをするなら「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」がおすすめです。
WiMAXでもオンラインゲーム(FPS)で遊べる理由
WiMAXは最大2.7Gbpsの高速通信サービスです。
この通信速度でオンラインゲーム(FPS)が遊べるのか、どれだけの速度が必要なのかこの章で触れていきます。
オンラインゲーム(FPS)に必要な通信速度
オンラインゲームはリアルタイム全国あるいは海外の方とプレイするので、光回線(固定回線)と同じような高速通信でなければ遊べないと思いがちですが、実はオンラインゲーム自体は5Mbps程度の下り通信速度で遊ぶことができます。
1Mbpsでも遊べるほどです。
オンラインゲームに通信速度はあまり必要がなく、WiMAXでも十分プレイできる通信速度がでます。
またYouTubeやNetflixのような動画配信サービスであれば画質によって必要な通信速度は変わってきます。
4K対応の超高画質でも必要速度が25Mbpsです。
WiMAX+5Gの最大速度が2.7Gbpsや2.2Gbpsとかなので、理論値ではあるものの下り通信速度25Mbps程度の速度は出せます。
メモ
SNSなどに動画や写真をアップロードするときは「上り速度」が重要で、逆にダウンロードするときは「下り速度」が重要になります。
ネット検索や動画視聴などは「下り速度」が該当します。
そのため速度が速ければ、高画質でもスムーズに視聴を楽しめるメリットがあります。
オンラインゲーム(FPS)に重要なのは応答速度(ping値)
オンラインゲームの場合は通信速度よりも応答速度(ping値)の方が重要とされています。
ping値とは
ping値はサーバーから返ってくるレスポンスの早さを示す数値(応答速度)です。
具体的にはパケット(通信データ)を送信し、そのパケットが正しく届いているのか返答が行われるまでの時間(タイムラグ)をレイテンシと呼び、それを数値化したのがping値です。
ping値が小さければ応答時間が速いことを意味するため、オンラインゲームではping値が重視されます。
ping値 | 速さ |
15ms以下 | 高速 |
16ms~35ms | 速い |
36ms~50ms | 普通 |
51ms~100ms | 若干遅いが平均的な数値 |
101ms以上 | 遅い |
上の表は参考までに見ていただきたいのですが、オンラインゲーム(FPS)をする場合は最低でも100ms以下はほしいところ。
FPSで大会優勝などラグが一切許されない場合、15ms以下であってほしいのですがWiMAXはここまでの速い応答速度はなかなか出ません。
そのため固定回線必須となります。
ただ50ms程度でもラグはあまり出ないため、普段遊ぶ程度であればWiMAXでも十分楽しむことはできます。
オンラインゲーム(FPS)をラグなく遊ぶならping値を50ms以下
下り速度や上り速度と違って応答速度(ping値)は、数値が小さければ小さいほどラグなく快適に遊ぶことができます。
ラグなく遊ぶのであれば50ms程度ほしいのですが、100msほどになってしまうとラグが発生しやすくなります。
100msを超えるとかなり厳しくなりますね。
WiMAXの速度制限時でもオンラインゲーム(FPS)を遊べるの?
WiMAXは月間データ容量無制限のギガ放題でも、短期間の速度制限があります。
直近3日間で15GB以上使うと、翌日午後6時から深夜2時の間、下り通信速度が最大1Mbpsへ速度制限されるというもの。
※WiMAX2+が3日10GB 、WiMAX+5Gは3日15GBです。
実はオンラインゲームはこのような速度制限でも遊ぶことができます。
YouTubeのような動画であれば、高画質で見ることができませんが、標準画質であれば視聴可能です。
動画鑑賞は下り通信速度が影響するからです。
しかしオンラインゲーム(FPS)で重要なので応答速度(ping値)です。
もちろん通信速度もある程度は必要ですが1Mbpsで遊ぶことができ、ping値は速度制限の影響を受けません。
下記はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の測定値です。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
WiFi(2.4GHz) | ||||
---|---|---|---|---|
モバイルルーター | 制限の有無 | ping値 | 下り速度 | 上り速度 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | なし | 36ms | 91.45Mbps | 29.27Mbps |
あり | 36ms | 1.00Mbps | 0.99Mbps |
見ていただきたいのが左側の“ping値“です。
速度制限になっていない通常時は36msで、速度制限状態でも36msと同じでした。
どちらも50ms以下で問題ない速度です。
上の比較表から3日で15GBの速度制限に影響がないことが分かります。
どれだけオンラインゲーム(FPS)で遊ぶと15GBの通信量になるのか
ゲームの種類によって通信量が違うため、何時間プレイすれば15GBに達するのかというのはわかりません。
ただ高画質動画と比べると、ゲームの通信量は多くありません。
実際にPS4でPFSゲームを遊んだ時の通信量が下記です。
コールオブデューティーで遊んだ結果 | |
1時間遊んだ結果 | 約0.32GB |
10GBまで遊ぶ | 約46時間 |
5GBまで遊ぶ | 約15時間 |
1時間で約0.32GBだったので、15GBまで遊ぼうとすると約46時間遊び続けないといけません。
1日15時間です。
私の場合は、1日15時間もゲームをしないため、3日で15GBの速度制限にかかることがほとんどありません。
ただゲームのアップデートやダウンロードの場合は、15GBを超えることが多いため速度制限になりやすいです。
ゲームプレイで15GB以上遊ぶ方が大変なので、通信量を気にする必要はないと思いますね。
WiMAXの実測値で確認!オンラインゲーム(FPS)が本当に遊べるのか
WiMAXが最大2.7Gbpsであっても、実際はそこまで速い速度は出ません。
最大通信速度は理論値です。
光回線なみの速度ではありますが、回線の混み具合や通信環境が原因で実際の速度は遅くなります。
最大通信速度はあくまで障害物もなく、環境が良ければ技術的にでる速度です。
ただしこれは光回線でも同じことです。
では実際にどれくらいの速度が出るのか測定してみました。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01の実測値
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01 | |||
接続方法 | ping値 | 下り速度 | 上り速度 |
WiFi (2.4GHz) | 38ms | 164.22Mbps | 10.88Mbps |
WiFi (5GHz) | 35ms | 275.95Mbps | 28.18Mbps |
LANケーブル(CAT7) | 34ms | 189.45Mbps | 26.29Mbps |
※4G通信で測定しています。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」をWiFi接続と有線接続で測定しましたが、どちらも下り速度100Mbps以上で、ping値は30~40msでした。
ping値は50ms程度でもあまりラグを感じませんが、50msより速い数値が出ているのでスムーズに遊ぶことができます。
また「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」は、最新のWiFi規格「Wi-Fi 6」に対応しています。
有線接続ではなく、WiFi接続でも速度が速くなっています。
最新の無線LAN「Wi-Fi 6」対応で最大速度1,201Mbps
Wi-Fiには規格があり、規格によって通信速度が違います。
第6世代のWi-Fi規格「Wi-Fi 6」の登場で、さらに速度が速くなっています。
Wi-Fi 6はただ高速になっただけではありません。
「省エネ」という点も特徴としてあります。
省エネ
Wi-Fi 6には「TWT」という技術が採用されています。
通信のタイミングをコントロールすることで、接続端末のバッテリー消費を抑えて長持ちさせることができます。
有線LANケーブルならCAT6A以上がおすすめ
WiFiは電波干渉の影響を受ける可能性があるため、有線接続で干渉を避けることができます。
ただ有線接続に使うLANケーブルには規格があります。
カテゴリーによって通信速度が変わるため、最大速度1Gbpsの通信回線を使うならLANケーブルも1Gbps以上に対応している必要があります。
※左右にスクロールできます。
カテゴリー | CAT8 カテゴリー8 | CAT7 カテゴリー7 | CAT6A カテゴリー6A | CAT6 カテゴリー6 | CAT5e カテゴリー5e | CAT5 カテゴリー5 |
最大通信速度 | 40Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 1Gbps | 1Gbps | 100Mbps |
ノイズ耐性 | ◎ | ◎ | ○ | × | × | × |
伝送帯域 | 2,000MHz | 600MHz | 500MHz | 250MHz | 100MHz | 100MHz |
主な用途 (おすすめ) | 業務用 | 業務用 オンラインゲーム | 動画 テレビ会議 | CAT5eより 快適なネット環境 | 日常使い オフィスなど | ネット検索など |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01は、下り最大速度2.7Gbpsです。
上の表で見るとカテゴリー6(CAT6)は最大1Gbpsなので、最低でもカテゴリー6A(CAT6A)から選ぶ必要があります。
ノイズが発生すると通信速度が遅くなったり、通信不良を起こす原因にもなるため、ノイズ耐性があるCAT6AやCAT7がおすすめです。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の実測値
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | |||
接続方法 | ping値 | 下り速度 | 上り速度 |
WiFi (2.4GHz) | 36ms | 91.45Mbps | 29.27Mbps |
WiFi (5GHz) | 37ms | 182.81Mbps | 36.19Mbps |
USB3.0 | 29ms | 194.61Mbps | 44.07Mbps |
※4G通信で測定しています。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」をWiFi接続と有線接続で測定しました。
WiFi(2.4GHz)は下り速度100Mbpsに惜しくも届いていませんが、WiFi(5GHz)や有線接続は100Mbpsを超えました。
下り速度91.45Mbpsでもかなり速い速度なので、まったく問題ありません。
ping値も50msより速い数値が出ているのでスムーズに遊ぶことができます。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」は、パソコンとならUSBケーブルを使って有線接続できますが、LAN接続ができません。
WiFi接続でも速いのでオンラインゲームで遊べますが、外で使う予定がないのなら「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01」がおすすめです。
パソコンと接続させるならUSB3.0がおすすめ
USB接続でも同じですが、WiFiは電波干渉の影響を受ける可能性があるため、有線接続で干渉を避けることができます。
USBにも3.1 (Gen2)や 3.1 (Gen1)、3.0、2.0、1.1など規格があり、この規格によってデータ転送速度が違います。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
USB規格 (旧表記) | USB規格 (新表記) | データ転送速度 | コネクタ形状 |
USB1.0 | USB1.0 | 12Mbps | Type-A |
USB1.1 | USB1.1 | 12Mbps | Type-A |
USB2.0 | USB2.0 | 480Mbps | Type-A、Type-B、Type-Cなど |
USB3.0 USB3.1(Gen1) | USB3.2(Gen1) | 5Gbps | Type-A、Type-B、Type-Cなど |
USB3.1(Gen2) | USB3.2(Gen2) | 10Gbps | Type-C |
※お店では旧表記の商品も多いため、新旧両方記載しています。
※USB3.0とUSB3.1(Gen1)は同じ仕様です。
USB1.0や1.1は今やほとんどありませんが、USB2.0やUSB3.0(USB3.1 Gen1)は主流で、パソコンやマウスなどの周辺機器に多く使われています。
またコネクタ形状も様々でType-AやType-B、Type-Cや省いていますがmini USBやMicro USBなどがあります。
SCR01はType-Cに対応しています。
USB2.0やUSB3.0など同じような形状なので、お持ちのUSBケーブルがどの規格なのか判断できないと思うかもしれませんが、マークを見ることで区別することができます。
このマークはUSBのコネクタやポート付近で確認できます。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01にはクレードルがない
WiMAXのモバイルルーターは、端末によって専用のクレードルがあります。
上の画像は、Speed Wi-Fi NEXT WX06とクレードルです。
クレードルとは?
クレードルはWiMAXモバイルルーター用のスタンドで、LANケーブルの差し込み口があるため充電しながら有線接続ができます。
クレードルを使うことで、通信速度が向上したり有線接続が可能になったりするのですが、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01には専用のクレードルがありません。
PS5やPS4、Nintendo Switchと有線接続させたくてもできないことになります。
WiMAXでオンラインゲーム(FPS)を遊ぶときの注意点
WiMAXでもオンラインゲーム(FPS)が遊べる速度は出ますが、無線通信なので電波環境が悪いと速度が遅くなります。
また速度制限もあるため、通信量にも気を付ける必要があります。
この章では、オンラインゲーム(FPS)にWiMAXを使う注意点について紹介します。
大容量のダウンロードやアップデートは速度制限になりやすい
ゲームプレイするだけでは通信量はあまり使いませんが、ダウンロードやアップデートは15GBを超える場合があります。
上は「モンスターハンターワールド アイスボーン」をダウンロードしたあとの画像です。
0GBだったのが、34.21GBになりました。
これで翌日に速度制限(最大1Mbps)にかかることになります。
速度制限でもゲームプレイはできますが、YouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画は、画質を落とさなければ観れません。
電波は通過しにくい場所がある
WiMAXは電波が届きにくい場所があります。
電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。
木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。
コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。
ドアや家具、壁が障害物になるため、PS4やPCとWiMAXルーターとの間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。
ルーターは可能な限り、窓際に置いて基地局から発信される電波をキャッチしやすいようにした方が、速度が上がったりします。
そして電波は距離が遠ければ遠いほど弱くなるため、ルーターをできるだけ近いところに置くようにしましょう。
電波干渉をさけてPS4やNintendo Switchと接続しよう
WiFiでの通信は他のWiFi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。
iPadやiPhoneなどの機器類でBluetoothを使っている場合は、OFFにしたり、電子レンジと距離をとった状態で利用した方が干渉を避けることができます。
メモ
電子レンジはマイクロウェーブ電磁波を使い、食品内部の分子を振動させて加熱します。
この電磁波の周波数がWiMAXの周波数(2.4GHz)と同じ周波数帯であるため、干渉を起こしてしまいます。
プラスエリアモードの速度制限128kbpsだとオンラインゲーム(FPS)は無理
WiMAXには月間30GBまでしか使えない、有料のオプションモード(プラスエリアモード)があります。
※WiMAX2+は月間7GBまで、WiMAX+5Gは15GBまで。
上限を超えるとプラスエリアモードは月末まで128kbpsに制限がかかり、かなり遅いためオンラインゲームができなくなります。
通常モード(スタンダードモード)は月間無制限なので通信可能です。
プラスエリアモードのメリット
オプションモード(プラスエリアモード)に切り替えると、auのプラチナバンドが使えるようになります。
プラチナバンドとは?
プラチナバンドは通信エリアが広く、電波が届きにくい場所(屋内や山間部など)にも電波が届きやすいことが特徴です。
通常モード(スタンダードモード)で電波が悪いときに、プラスエリアモードに切り替えることで通信を改善できます。
普段あまり使わない通信モードですが、旅行や帰省、出張先で電波が悪いときにプラスエリアモードに切り替えることで改善できます。
ただ通信量に上限があるというデメリットがあるので
例えば滞在期間が長くなり、通信量15GBを超えてしまうとオンラインゲームで遊べなくなります。
オンラインゲーム(FPS)を遊ぶにはWiMAXへの申し込みが必要
WiMAXでもオンラインゲーム(FPS)で遊べることが分かりました。
ではWiMAXを利用するにはどうすればいいのでしょうか?
それはWiMAXを取り扱っているプロバイダに申し込むだけで、WiMAXを導入することができます。
ココがポイント
WiMAXはUQ WiMAXを含め、20社以上ものプロバイダがあります。
Web申し込み可能で、申し込み後2~3日程度でルーターが届きます。
ルーターにSIMカードを差して、接続設定をすればすぐに利用できます。
ただプロバイダによって「WiMAX+5G」のサービス提供が始まっておらず、「WiMAX2+」の申し込みのみのところがあります。
WiMAXには「WiMAX+5G」と「WiMAX2+]がある
WiMAXには2021年4月に5G対応サービス「WiMAX+5G」が登場しました。
その結果、現在は従来サービス「WiMAX2+」と新サービス「WiMAX+5G」と2種類のサービスに分かれています。
WiMAX+5Gになったことで通信速度が速くなっただけではなく、通信制限の緩和などのメリットがあります。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
WiMAX+5G | WiMAX2+ | |
通常モード (スタンダードモード/ ハイスピードモード) | WiMAX2+ au 5G au 4G LTE | WiMAX2+ |
データ容量 | 3日で15GB (月間上限なし) | 3日で10GB (月間上限なし) |
有料オプション (プラスエリアモード/ ハイスピードプラスエリアモード) | プラチナバンド (au 4G LTE、au 5G) も使える | au 4G LTE も使える |
データ容量 | 月間30GB | 月間7GB |
「WiMAX2+」は2022年秋以降最大速度が遅くなる予定
WiMAXは「WiMAX⇒WiMAX2+」へ移行しており、2020年3月末でWiMAXサービスが終了してWiMAX2+サービスへ完全に切り替わりました。
同じように「WiMAX2+⇒WiMAX+5G」への完全移行が考えられます。
そしてすでにUQコミュニケーションズから2022年秋以降に、WiMAX2+サービスで提供している周波数帯の一部を5Gサービスへ移行していくことが発表されています。
これに伴い、WiMAX2+の最大速度440Mbpsが220Mbpsへ変更になります。
現在利用中の方や、これからWiMAX2+へ申し込む方は、通信速度が出ていても、2022年秋以降に遅くなってしまうため使い続ける場合は注意が必要です。
WiMAX2+への申し込みも終了になりつつある
WiMAX2+は専用端末が在庫限りの状態で、今から申し込んでも人気のあるホームルーターが在庫切れになっていたり、中古端末しか取り扱っていないところもあります。
なかにはすでにWiMAX2+への申し込む受付を終了しているプロバイダも。
WiMAX2+よりWiMAX+5Gの方が通信品質は良いため、WiMAX2+に申し込むメリットがありません。
月額料金で少し安いぐらいです。
これからWiMAXへの申し込みをご検討中でしたら、「WiMAX+5G」がおすすめです。
4G通信であってもWiMAX+5Gは高速
WiMAX+5Gに申し込めば5Gで通信できるのか?
というのはau 5Gの通信エリアが狭いため、必ず5Gで通信できるわけではありません。
4G通信ならあまり意味ないのでは?
と思うかもしれませんが、WiMAX+5Gは通常モード(スタンダードモード)でもau回線を使えるため、WiMAX2+より実測レベルで速くなります。
WiMAX+5Gはau回線も併用できるため、WiMAX2+の電波が弱くてもauの電波感度が良ければ速度が出ます。
そのためWiMAX+5Gの方が安定した通信が可能です。
下記ページ「WiMAX2+とWiMAX+5Gを比較」では、4G通信で実測値の比較をしています。
どれだけ速度差があるのか分かりますので、ご興味ある方はご覧ください。
WiMAX2 5G 比較すると5Gが2倍速い!※実測値で比べています/詳細はコチラ
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WiMAXはどこで申し込んでも通信品質は同じ
GMOとくとくBB やBroad WiMAX、BIGLOBEも含めMVNO(仮想移動体通信業者)と呼ばれ、回線網や通信設備などを借り受け、自社ブランドで通信サービスを提供しています。
簡単に言うと、WiMAX2+回線を管理しているUQコミュニケーションズが、回線を提供して、GMOとくとくBBはそれを借りているのです。
そのため、どのプロバイダからWiMAXを契約しても通信速度やエリアなどは変わりません。
通信エリアや通信速度が同じなので、WiMAXに申し込むのなら安く使えるところを探す必要があります。
共通していること
・通信エリア
・通信速度
・利用電波
・端末性能
比較するポイント
・月額料金
・端末代
・取り扱い端末 ※WiMAX2+端末は売切れあり
・契約期間
・解約違約金
・その他キャンペーン(違約金0円や初期費用無料など)
プロバイダによってキャンペーンが違い期間限定のことも多いため、月額料金や端末代も含めて総合的に判断する必要があります。
当サイトではWiMAX+5Gのプランを比較。
「月額料金が安い」「2万以上する端末代が0円」「初期費用0円」など、お得なプロバイダを紹介しています。
WiMAX 5G プラン比較、1番安い月額4,158円プランがコチラ
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まとめ:WiMAXでオンラインゲーム(FPS)を遊べるのか
いかがでしょうか。
WiMAXは5G対応によって通信速度最大2.7Gbpsとなりました。
光回線の多くが最大1Gbpsなので、無線通信でも光回線なみに速くなっています。
通信環境が良ければ実測値で下り速度が100Mbpsを超え、ping値も50ms以下で速いため、オンラインゲーム(FPS)で通信対戦が可能です。
光回線が引けないからオンラインゲームを諦める必要もなく、WiMAXによって自宅・外出先など場所を選ばずオンラインゲームができます。