YouTubeのような動画配信サービスを見るためには、インターネットの環境が必要ですよね。
しかしスマートフォンでYouTubeを見続けると、通信量とともに通信料金も高額になってきます。
そこで登場するのがモバイルWiFiルーターです。
モバイルWiFiルーターには、WiMAXやポケットWiFiが代表的ですが、このなかで高速でかつ経済的にも優しいサービスのWiMAXを紹介します。
・YouTubeやネットなど、途中で止まることなく楽しめるのか?
・制限なく見ることができるのか?
・月額料金はいくらぐらいなのか?
上記3つを視点に紹介します。
WiMAXの通信速度でYouTubeは見れるのか
結論から申し上げますと、WiMAXでYouTubeを見ることができます。
YouTubeに必要な通信速度やWiMAXの速度制限時でも視聴可能がご紹介します。
YouTubeの画質ごとに必要な通信速度
YouTubeに必要な通信速度は画質によって違います。
動画配信サービス | 下り通信速度 |
YouTube | 低画質(360P) 0.5Mbps程度 中画質(480P) 1.0Mbps程度 高画質(720P) 2.0Mbps程度 超高画質(1080P) 3.5Mbps程度 |
超高画質に必要な速度は3.5Mbps程度で見ることができます。
WiMAXには通信モードによって最大速度が変わりますが、どのモードでも十分な速度がでます。
通信モードの違い
・WiMAX2+回線のみ(容量無制限):最大速度558Mbps
・WiMAX2+回線とLTE回線を併用(月間7GBまで):最大速度1.2Gbps
この最大速度は理論値であるため、実測値は最大速度より遅くなってしまうのですが、それでも十分な速度はでます。
WiMAXはWiFi接続ができる機器(スマホやタブレット、パソコンなど)と無線接続ができて外でも利用できるので、外出中でもYouTubeを見ることができます。
今や毎日のように動画が投稿されているので、気になるYouTuberの動画を毎日欠かさず見ている方は、出張や旅行で家に居なくても見ることができます。
さらに、どれだけ見ても料金が上がることがないため、YouTubeにハマっている方にもおすすめです。
WiMAX2+にはギガ放題でも速度制限がある
WiMAXの使い放題プランでもある“ギガ放題”には速度制限があります。
直近3日間で10GBを超えると、翌日18時~深夜2時までの間、通信速度が最大1Mbpsに規制されるというもの。
速度制限のイメージ
ここでどれだけYouTubeを見ると10GBに達するのでしょうか。
スマホで見た場合(目安)
内容 | データ容量 | 10GB | |
YouTube (5分) | 超高画質 | 約110.9MB | 約92回 (約7時間) |
高画質 | 約59.7MB | 約170回 (約14時間) | |
標準画質 | 約17.1MB | 約600回 (約50時間) | |
低画質 | 約10.2MB | 約1,000回 (約83時間) |
パソコンで見た場合(目安)
内容 | データ容量 | 10GB | |
YouTube (5分) | 超高画質 | 約113MB | 約88回 (約7時間) |
高画質 | 約60MB | 約166回 (約13時間) | |
標準画質 | 約17.5MB | 約570回 (約47時間) | |
低画質 | 約10MB | 約1,000回 (約83時間) |
標準画質でスマホやパソコンで見ても40時間以上見続けなければ10GBに到達しません。
1日8時間(一般的な就業時間)でも3日で24時間です。
なかなかそこまでの長時間YouTubeを見ることもないと思います。
ただ超高画質の場合は7時間程度で10GBに達します。
超高画質じゃなければ嫌だという方は、WiMAXは不向きかもしれません。
速度制限のときでもYouTubeを見ることができるのか
さてYouTubeでも長時間見続ければ3日で10GBに達して、翌日午後6時から速度制限になることがわかりました。
それでは次に、速度制限状態の下り通信速度1MbpsでもYouTubeは見ることができるのか?
というところが注目ポイントです。
結論を言うと、標準画質(480P)であれば問題なく見ることができますが、高画質(720P)以上であれば、フリーズして見ることが困難です。
実は速度制限にかかっていても標準画質であれば、YouTubeだけではなくAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスも見ることができます。
そもそも長時間見続けないと速度制限になることはなく、速度制限になっても午後6時から深夜2時までの間のみなので、速度制限をあまり気にする必要もないと思います。
画質(低画質・中画質・高画質・超高画質)によって必要な通信速度が違う
YouTubeで必要な通信速度は紹介してきました。
どの画質であってもWiMAXで見るとこができますが、速度制限になると時間帯によっては見ることができる画質が変わってきます。
これはYouTubeだけに限らず、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオ、U-NEXTも同じです。
動画配信サービスによる必要な速度
YouTube以外にもネット上で見ることができる動画配信サービスはたくさんあります。
それぞれで必要な通信速度が違うため、WiMAXを契約する前に予め知っておきたいですね。
下記に動画配信サービスの必要な通信速度を紹介しています。
契約する前に参考にしてくださいね。
Netflixの画質ごとに必要な通信速度
Netflixで動画を見るためには通信速度3Mbps以上ほしいところ。
標準画質・高画質・超高画質から見ることができますが、超高画質をWiMAXで見ることは厳しいです。
ただしNetflixは見ることができる画質により料金が変わってくるため、4K画質となると月額料金が料金プランのなかでは高額です。
Netflixの料金プラン
ベーシックプラン(広告付き):790円/月
標準画質(SD)でのみ見ることができます。
スタンダードプラン:1,490円/月
高画質(HD)までの画質で見ることができて、同時に2画面で視聴可能です。
プレミアムプラン:1,980円/月
超高画質(UHD 4K)画質までの画質で見ることができて、同時に4つの画面で視聴可能です。
各画質の通信速度が下記になります。
必要な速度
標準画質(SD)推奨 3.0Mbps
高画質(HD)推奨 5.0Mbps
超高画質(UHD 4K)推奨 25Mbps
あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
動画配信サービス | 画質 | 1時間のデータ容量 | 10GB |
Netflix | 超高画質(UHD 4K) | 最大7GB | 約1時間 |
高画質(HD) | 最大3GB | 約3時間 | |
標準画質(SD) | 約0.7GB | 約14時間 |
標準画質なら3日で約14時間、映画を見続けると10GBに達します。
2時間の映画であれば7本分ぐらいですね。
3日で7本の映画もけっこう多いと思いますが、これ以上見る人にとってWiMAXは不向きかもしれません。
WiMAXの速度制限になる時間帯が午後6時から深夜2時までの間なので、その時間帯以外であれば映画を見ることはできます。
超高画質の場合は、推奨速度が25Mbpsで映画(2時間)1本を見れば10GBを超えてしまうため、プレミアムプランで映画を楽しむのであれば、安定した通信が可能な固定回線をおすすめします。
Amazonプライムビデオの画質ごとに必要な通信速度
30日間無料体験ができるAmazonプライムビデオは、中画質・高画質・最高画質から選ぶことができます。
Amazonプライムビデオの料金プランは、月額600円でいつでもキャンセルしやすいプランか、年会費5,900円で若干お得なプランがあります。
Amazonプライム会員特典
・映画・TV・アニメ見放題
・お急ぎ便・お届け日時指定便使い放題
・200万曲以上聞き放題
・写真を容量無制限で保存可能
・雑誌・本・漫画を読み放題
月額500円で上記内容であれば、比較的安いプランのような気がします。
Amazonプライムビデオの標準画質に必要な通信速度もそこまで速くないため、WiMAXでも十分楽しめます。
必要な速度
中画質 0.7Mbps
高画質 3.5Mbps
最高画質 15Mbps
あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
動画配信サービス | 画質 | 1時間のデータ容量 | 10GB |
Amazon プライム (ストリーミング) | 最高画質 | 約5.8GB | 約1時間 |
高画質 | 約1.8GB | 約5時間 | |
中画質(推奨) | 約0.6GB | 約16時間 | |
Amazon プライム (ダウンロード) | 最高画質 | 約0.9GB | 約11時間 |
高画質 | 約0.6GB | 約16時間 | |
中画質(推奨) | 約0.3GB | 約33時間 |
Amazonプライムビデオは一部作品を除き、ダウンロードができます。
ダウンロードしておくことで、インターネット接続をしていなくても、どこでも視聴することができます。
データ容量はダウンロードの方が抑えることはできますが、スマホなど容量の空きスペースが必要なところがデメリットですね。
ストリーミングは、インターネットに接続しながら視聴することです。
空きスペースを確認する必要はなく、スムーズに視聴可能ですが、インターネットに接続しておく必要性があるのと、データ容量もダウンロードに比べるとたくさん使ってしまうところがデメリットです。
中画質(標準画質)であれば、WiMAXの速度制限であっても視聴可能なので、実質無制限で楽しむことができますね。
Huluの画質ごとに必要な通信速度
Huluは映画・ドラマ・アニメ・バラエティを月額定額制で楽しむことができる動画配信サービスです。
月額料金は1,026円で見放題です。
2週間無料でお試しができるので、サービスに満足できなければそのままキャンセルすることもできます。
Huluの必要な通信速度は下り3Mbps以上必要なので、WiMAXの速度制限では見るのにストレスを感じるかもしれません。
見ることは可能です。
必要な速度
推奨3.0Mbps~6.0Mbps
あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
動画配信サービス | 画質 | 1時間のデータ容量 | 10GB |
Hulu | 最高画質 | 約1.6GB | 約6時間 |
高画質 | 約0.9GB | 約11時間 | |
中画質(推奨) | 約0.5GB | 約17時間 | |
低画質 | 約0.4GB | 約24時間 | |
最低画質 | 約0.2GB | 約35時間 | |
通信節約 | 約0.08GB | 約115時間 |
中画質(標準画質)の場合は、約17時間見続けると10GBに達します。
3日で17時間も見続ける人もなかなかいないのではないかと思いますが、最高画質で長時間見る方にとってはWiMAXより固定回線の方がストレスなく楽しむことができると思いますね。
U-NEXTの画質ごとに必要な通信速度
U-NEXTは映画・ドラマだけではなく、本や雑誌、音楽などあらゆるコンテンツを楽しむことができるサービスです。
月額料金2,189円ですべてのコンテンツが見放題になり、毎月1,200ポイントがチャージされコミックや書籍の購入や映画チケットの割引にも使えます。
必要な速度
標準画質 1.5Mbps以上
高画質 3Mbps以上
最高画質 15Mbps以上
あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
動画配信サービス | 画質 | 1時間のデータ容量 | 10GB |
U-NEXT | 高画質 | 約2GB | 約5時間 |
低画質 | 約0.2GB | 約45時間 | |
最低画質 | 約0.08GB | 約120時間 |
選べる画質は自動・最低画質・低画質・高画質から選ぶことができます。
高画質であれば、長時間みるとあっという間に10GBに達しますが、それ以下であれば長時間の視聴も可能になってきます。
ダウンロードもできて、1時間のデータ容量は450MB(約0.4GB)なので、データ容量を抑えるのであればダウンロードをしておいて視聴することもできます。
TSUTAYA TVの画質ごとに必要な通信速度
TSUTAYA TVはレンタルショップTSUTAYAが運営している動画配信サービスです。
月額1,026円でドラマやアニメ、映画が見放題となります。
必要な速度
標準画質 1.5Mbps以上
高画質 最低6Mbps以上(8Mbps以上推奨)
標準画質であれば、そこまで速度も必要がないため遅い速度でも視聴可能ですが、高画質であれば最低6Mbpsできれば8Mbps以上の通信速度があったほうがストレスなく視聴できます。
【まとめ】WiMAXで動画配信サービスを見る
標準画質以下であれば、だいたいの動画配信サービスで長時間楽しむことができますが高画質となると通信量もそれなりに必要になるため、10GBまでの視聴時間が限られてしまいます。
ただWiMAXの速度制限は午後6時から深夜2時までの間なので、その間以外であれば通通常の速度(WiMAX2+の最大速度558Mbps)で楽しむことができます。
ただし最高画質でいつでも楽しみたい方は、モバイルWiFiルーターより固定回線をおすすめします。
WiMAXは安くお得に動画配信サービスを楽しめるからおすすめ
WiMAXはY!mobileが提供しているポケットWiFiと比べても断然安いWiFiサービスです。
WiMAXのギガ放題プランであれば、月間データ容量に制限がなく、大容量のデータ通信を行っても料金が上がることはありません。
月額料金は変わらないため、容量を気にすることなく映画やアニメを視聴することができます。
そのため、モバイルWiFiルーターを契約するのであればWiMAXがおすすめです。
WiMAXなら外でも家でも動画配信サービスを見放題
WiMAXには2種類のルーターがあります。
・据え置きタイプのホームルーター
・持ち運びタイプのモバイルルーター
家でのみ使う場合は、内蔵のアンテナが大きいホームルーターがおすすめですが、外でも楽しみたい場合はモバイルルーターがおすすめです。
どちらのルーターでも通信量が無制限で、3日で10GB以上データ通信を行うと通信速度が翌日午後6時から深夜2時までの間、1Mbpsに速度制限になります。
ただし速度制限でもYouTubeのような動画の標準画質以下であれば問題なく視聴可能です。
そのため、実質動画見放題ではあります。
高画質以上で楽しみたい場合は、ホームルーターでも通信量は変わらないため、速度制限の時間帯を避けるか、画質を落とすか固定回線をおすすめします。
WiMAXならスマホの通信料金を節約できる
WiMAXを契約するメリットは、ただ外でも利用できるだけではなく、スマホなどの通信料金を安くすることができます。
WiMAXはプロバイダによって料金プランが違いますが、どの料金プランで契約しても月額料金が利用分上がることはありません。
どれだけデータ通信を行っても、月額料金が変わらないというところが最大のポイントです。
そのため、スマホの料金プランを安いプランに変更することができます。
実際に私はWiFiを使っているため、スマホの通信量が毎月1GB以下にできています。
さらにauユーザーであれば『スマートバリューmine』で、スマホの通信料金が最大1,100円割引にもなります。
他にも光回線(固定回線)よりも安くできるため、光回線を解約して費用を抑えることもできます。
いきなり解約するのではなく、WiMAXルーターが届き、WiMAXですべてのインターネット環境を満たすことができれば光回線を解約するといいかと思います。
【料金比較】ギガ放題で安いプロバイダ
WiMAXにはギガ放題プランとライトプラン(月7GB)とあります。
月間データ容量のプランはこの2種類だけです。
動画配信サービスを楽しむにあたり、ライトプランはすぐに7GBを超えて、月末まで128kbpsという遅い速度制限があるため、ライトプランで契約するメリットがありません。
WiMAXを利用して動画配信サービスを楽しむのであればギガ放題プラン一択になります。
WiMAXにはたくさんプロバイダがあり、どのプロバイダと契約しても通信速度や通信エリアは変わりません。
そのため、料金が安くお得に契約できるプロバイダを探すことになります。
下記はギガ放題プランを契約できるプロバイダで、どこが安いのか比較しています。
※スマートフォンは左右にもスクロールできます。
ギガ放題プラン ※表記プランは終了しております。 | |||
プロバイダ | キャッシュバック | 実質月額料金 | キャッシュバック 受け取れなかったら |
GMOとくとくBB ※WiMAX2+の受付終了 (キャッシュバック) | 30,000円 | 3,838円 | 4,649円 |
GMOとくとくBB ※WiMAX2+の受付終了 | 6,000円 | 3,826円 | 3,989円 |
Broad WiMAX | ー | 3,943円 | ー |
カシモ WiMAX ※WiMAX2+の受付終了 | ー | 3,971円 | ー |
DTI WiMAX2+ | ー | 3,989円 | ー |
朝日ネット | ー | 4,145円 | ー |
So-net | ー | 4,461円 | ー |
BIGLOBE ※WiMAX2+はSIMのみ | ー | 4,378円 | ー |
DIS | ー | 4,726円 | ー |
UQ WiMAX ※WiMAX2+はSIMのみ | ー | 4,268円 | ー |
※表記の料金は税込みで計算しています。
ギガ放題で最安値のGMOとくとくBB WiMAX2+なら安く動画を見れる
WiMAXプロバイダのなかで一番安く利用できるのが『GMOとくとくBB』です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンはプロバイダの中でも高額で、受け取ることができれば、月額割引キャンペーンよりもお得になります。
ただしキャッシュバックの受け取りが11ヶ月後です。
このキャッシュバックは自動的に振り込まれるわけではなく、案内メールから振り込み先口座を申請する必要があり、期限内にこれを怠るとキャッシュバックが振り込まれません。
そのため、連絡メールを見落とさず忘れないようにすることが大事です。
注意ポイント
GMOとくとくBBには、月額割引と高額キャッシュバックの2種類のキャンペーンがあります。
どちらかお好みのプランを選べるわけですが、高額キャッシュバックプランは、キャッシュバックがあるかわり月額料金が高くなっているため、当サイトでは月額割引プランをおすすめしています。
高額キャッシュバックは魅力的ですが、リスクを考えると最初から大きく割引されているプランの方が安心できますね。
因みに
GMOとくとくBBの次に安い『Broad WiMAX』もおすすめできるプロバイダです。
というのも、Broad WiMAXは違約金を負担してくれるサービスを実施しています。
他社から乗り換えるときもですが、Broad WiMAXから他社へ乗り換えるときも違約金0円で乗り換えができます。
例えWiMAXの速度や速度制限に不満があり、他社サービス(ポケットWiFiや固定回線など)へ乗り換えるときに必要な違約金が0円になるため、お得に乗り換えが可能です。
GMOとくとくBBにはそのようなサービスがないため、Broad WiMAXで契約するというのもいいかと思いますね。
GMO とくとくBB WiMAX2+のギガ放題なら動画見放題
改めてWiMAXで契約する場合をまとめると
・料金が一番安いプロバイダは『GMOとくとくBB』
GMOとくとくBBは端末代が無料で、割引キャンペーンでお得に契約できます。
・契約プランは使い放題の『ギガ放題プラン』
動画配信サービスは通信速度も重要ですが、通信量が必要になるため月間データ容量が無制限である必要があります。
WiMAXの速度制限は一時的
何度もお伝えしてきましたが、WiMAXにはギガ放題プランでも速度制限があります。
直近3日で10GB以上使うと翌日午後6時から深夜2時までの間、通信速度が最大1Mbpsに制限がかかります。
動画視聴をする時間帯が上記時間帯以外であれば気にする必要もなく、標準画質以下であれば問題なく視聴可能です。
高速通信ができて速度制限がないモバイルWiFiはないのか?
というふうに思う方もいらっしゃるはずです。
実はWiMAXだけではなく、ポケットWiFiでも同じ速度制限があります。
同じ速度制限で料金が高く、ポケットWiFiで契約するメリットがあまりないため、高速通信であればWiMAXとなります。
スマホの通信料も安く抑えることができるため、モバイルWiFiであればWiMAXがおすすめです。
【契約プラン】ライトプラン(月7GB)の低価格プランは動画をあまり楽しめない
ギガ放題プランとは別のライトプラン(月7GB)での動画視聴は、あまり楽しむことができないためおすすめしません。
高画質であれば映画一本程度で超えてしまいます。
ライトプラン(月7GB)はギガ放題より料金が安くなりますが、7GBを超えてしまうと月末まで最大128kbpsへ速度制限がかかります。
この速度ではメールやLINEのやり取り程度しかできません。
速度制限1Mbpsであれば標準画質の動画だけではなく、オンラインゲームも遊べるため、たっぷり楽しむのであればギガ放題プランを選ぶようにしましょう。
WiMAX端末はルーターによって性能(通信速度や電池持ち)が違う
WiMAXには2種類のルーター端末があると紹介しました。
・据え置きタイプのホームルーター
・持ち運びタイプのモバイルルーター
またそれぞれのルーター端末でも機種を選ぶことができます。
というのもWiMAXルーターを作っているメーカーがHuaweiとNECの2社で、各メーカーの最新機種から選ぶことになります。
Huawei製の機種
・Speed Wi-Fi NEXT W06(モバイルルーター):最大速度1.2Gbps
・Speed Wi-Fi HOME L02(ホームルーター):最大速度1Gbps
NEC製の機種
・Speed Wi-Fi NEXT WX06(モバイルルーター):最大速度440Mbps
・WiMAX HOME 02(ホームルーター):最大速度440Mbps
最大速度440Mbpsでも高速なのですが、W06やL02は倍以上も速度差があります。
この最大速度は理論値なので、実際にはこの速度が出ることはほぼありません。
ただそれはどの端末でも同じことです。
快適にインターネット接続を利用するのであれば、速度が速い端末を選ぶことをおすすめします。
NEC製のモバイルルーターは、バッテリー持ちがHuawei製よりいいです。
W06では約9時間ですが、WX06は約14時間になります。
長時間、外で利用するのであればWX06を選ぶというのもありですね。
Huawei製のルーターは在庫限りの販売になっており、ほとんどのプロバイダで販売終了しています。
またNEC製のホームルーターも売り切れになっている場合もあります。
そのためWiMAX2+ならまだ多くのプロバイダで取り扱っているWX06をおすすめします。
また2021年4月8日より、「WiMAX+5G」の申し込みがスタートしており、こちらは下り最大2.7Gbpsとなっています。
詳しくは『WiMAX 5G 対応開始!』をご覧ください。
WiMAXより固定回線が向いている人
WiMAXは工事不要で申し込み後、数日で手元に届きすぐに利用できるため、簡単にネット環境を整えることができるというメリットがあります。
ただ速度制限や通信の安定性から、誰でも満足できるわけではありません。
どれだけ使うのか、何をするのかによってWiMAXが使い物にならずデメリットにしかならない場合もあります。
WiMAX含め、モバイルWiFiサービスが向かない人を紹介します。
高画質動画を見たい人
高画質や超高画質のように動画の画質を上げると通信量がかかるので、1日で10GBを超えてしまい速度制限になると高画質以上の動画を見ることができなくなります。
たまにしか高画質で見ない程度か、標準画質であればWiMAXはおすすめですが、高画質以上で楽しみたい方にとっては不向きです。
とくに長時間、毎日見る方は固定回線の方がいいですね。
速度制限の時間帯に動画を見る人
WiMAXの速度制限の時間帯が午後6時から深夜2時までの混雑する時間帯に制限されます。
仕事から帰ってきて、就寝までの自由時間に込みやすいんでしょう。
昼間に利用する方や3日で10GBを超えない程度の利用であれば問題ありませんが、制限がかかる時間帯に通信量が多い動画(特に高画質以上)を見る方は不便でしかありません。
オンラインゲームでラグなど気にする人(大会に挑戦する方など)
動画視聴ではないのですが、オンラインゲームでラグなど気になる方もWiMAXは不向きです。
モバイルWiFiサービスは、基地局から飛んでくる電波をルーターが受信して無線で繋がります。
有線で繋がらない以上、障害物に弱く速度が安定し難いというデメリットがあります。
オンラインゲームの通信速度はそこまで速くなくてもいいのですが、応答速度(ping値)の方が重要で、数値が小さければ小さいほど応答速度が速いことになります。
ping値 | 速さ |
15ms以下 | 高速 |
16ms~35ms | 速い |
36ms~50ms | 普通 |
51ms~100ms | 若干遅いが平均的な数値 |
101ms以上 | 遅い |
WiMAXであれば50ms前後、有線接続であれば35ms程度になりますが、15ms以下となると固定回線になります。
オンラインゲームを楽しむだけならWiMAXでも問題ないのですが、大会優勝やタイムアタックで上位を目指す方であれば固定回線がおすすめです。
因みに
オンラインゲームの場合、ダウンロードやアップデートすることもあると思います。
ゲームのダウンロードやアップデートは、データ容量が大きいため一発で10GBを超えてしまいます。
速度制限になってもオンラインゲームは遊べますが、高画質以上の動画は我慢する必要があります。
光回線を検討される方はこちらも参考になります。
WiMAX 光回線 比較※工事不要で申込翌日から使える月額2,849円のWiMAXはコチラ
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安く動画見たい人におすすめのWiMAXプロバイダ
上記ではGMOとくとくBBやBroad WiMAXについて少しだけ紹介してきました。
この2つのプロバイダ以外にも月額料金が安いところがあります。
他にも月額料金が安いだけではなく、1年や2年契約ができるプロバイダもあります。
好みのプロバイダがあるかもしれませんが、どのプロバイダであっても通信無制限のギガ放題プランで契約するようにしましょう。
GMO とくとくBB WiMAX2+は月額割引キャンペーンが魅力※WiMAX2+の新規受付終了
※WiMAX2+の新規受付が終了し、現在はWiMAX+5Gのみ申込可能です。
GMOとくとくBBは月額割引と高額キャッシュバックによって1番安いプロバイダです。
月額割引キャンペーンにより通常料金(5,302円)より最大3,927円割引に!
さらに高額キャッシュバックで23,000円が付いてきます。
ずっと月額割引で安い
高額キャッシュバックあり
即日発送に対応
GMOとくとくBB
キャッシュバック:23,000円
初期費用:3,300円
契約月:1,375円
実質月額料金:3,965円
端末代:27,720円
最低利用期間:2年
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
Broad WiMAXは解約違約金負担キャンペーンが魅力
Broad WiMAXは月額料金が1,397円~と安い部類にはなりますが、残念ながらGMOとくとくBBよりかは若干高いです。
他にも初期費用20,743円割引キャンペーンで申し込まないと初期費用が高く、端末代も31,680円と高額です。
ただし、いつでも解約サポートを利用することで、キャンペーン違約金を含めた解約違約金が0円で他社回線へ乗り換えることができるため、WiMAXが満足に使えなかった場合でもお得に乗り換えることができます。
また、auスマホユーザーの方はスマートバリューでスマホ料金が月額最大1,100円割引にもなります。
Broad WiMAX
初期費用:3,300円(初期費用割引キャンペーン適応時)
契約月:1,397円の日割り料金
実質月額料金:4,659円
端末代:31,680円
契約期間:2年
解約違約金
24ヶ月目以内:4,818円
※表記の金額は税込みです。
※いつでも解約サポートを利用すれば、上記違約金が0円になります。
カシモ WiMAXは大手に並ぶ月額料金が魅力※WiMAX2+の新規受付終了
※WiMAX2+の新規受付が終了し、現在はWiMAX+5Gのみ申込可能です。
カシモWiMAXは基本定額で、月額料金が高くならないプロバイダです。
というのも他のプロバイダは、利用期間に応じて月額料金が高くなり最終的には5,000円を超えてくるところがあります。
そのため気が付けば出費が高くなっていて、その原因がWiMAXだったということも。
カシモWiMAXは利用期間が長くなっても同じ月額料金で4,818円のまま。
さらに端末代27,720円を分割払い(770円×36ヶ月)を選ぶと770円が月額割引されるため、3年間利用し続けることで実質無料となります。
オプションの強制加入がない
27,720円の端末代が実質無料(3年利用時)
月額料金がずっと定額4,818円(1ヶ月目以降)
カシモ WiMAX
初期費用:3,300円
契約月:1408円
実質月額料金:4,815円
端末代:27,720円(実質無料)
契約期間:期間なし
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
DTIは月額割引でお得※WiMAX2+の新規受付終了
※WiMAX2+の新規受付が終了し、現在はWiMAX+5Gのみ申込可能です。
DTIは割引特典で月額料金を安くしているプロバイダです。
37ヶ月間は割引特典によって月額料金が4000円以下になる数少ないプロバイダの1つになるため、費用を抑えたい方におすすめ。
※実質月額料金は事務手数料や端末代を含め算出しております。
オプションの強制加入がない
割引特典で月額料金が安い
いつ解約しても違約金なし
DTI
初期費用:3,300円
契約月:3,410円
実質月額料金:4,661円
端末代:27,720円
契約期間:なし
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
UQ WiMAXは端末代が安い
本家のUQ WiMAXは2年契約や3年契約、4年契約など様々な契約プランを用意していましたが、契約期間なし解約違約金もない4,268円/月のプランとなりました。
3年契約が長いという方にはおすすめの内容で、このプランはルーター端末代が7,920円(27,720円から19,800円割引)となります。
UQ WiMAX
初期費用:3,300円
契約月:4,268円の日割り料金
実質月額料金:5,012円
端末代:7,920円
契約期間:なし
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
BIGLOBE WiMAX+5Gは24ヶ月間お得
BIGLOBEは契約期間のないプランがあるプロバイダで、口座振替にも対応しています。
このプランにはキャッシュバック10,000円もついており、受け取りが契約月の翌月でかなり早く受け取ることができるようになりました。
また、auスマホユーザーの方は、スマートバリューでスマホ料金が月額最大1,100円割引にもなります。
解約違約金は0円ですが、端末代は分割払い(770円×36回払い)なため3年以内に解約すると残った端末代の支払いは継続されるため注意が必要です。
BIGLOBE WiMAX+5G
キャッシュバック:10,000円
初期費用:3,300円
契約月:0円
実質月額料金:4,622円
端末代:27,720円
契約期間:なし
解約違約金:0円
※表記の料金は税込みです。
プロバイダによってWiMAX2+の通信速度が遅い?
「GMOとくとくBBで契約したけど通信速度が遅かったからBroad WiMAXへ乗り換えたい」
「UQ WiMAXは遅いからプロバイダを変えたい」
カシモ WiMAXやDTI WiMAX2+は・・・・
残念ながらUQ WiMAXで通信速度が遅かった場合、どのプロバイダに乗り換えても通信速度は遅いです。
Broad WiMAXやGMOとくとくBB、BIGLOBEも含めMVNO(仮想移動体通信業者)と呼ばれ、回線網や通信設備などを借り受け、自社ブランドで通信サービスを提供しています。
簡単に言うと、WiMAX回線を管理しているUQコミュニケーションズが、回線を提供して、Broad WiMAXはそれを借りているのです。
そのため、どのプロバイダからWiMAXを契約しても通信速度やエリアなどは変わりません。
ただ通信エリア内にいるはずなのに、通信速度が遅い場合は別に問題がある可能性があります。
考えられる原因を下記にまとめてみました。
WiMAXで動画が遅いあるいは止まる原因
動画が止まったり、接続がきれたりする原因が大きく3つ
・速度制限により通信速度が遅い
・電波が弱い場所であってり、通信エリア外だったりする
・通信障害が起きている
速度制限の通信速度では高画質以上が見れない
WiMAXには速度制限があるとお伝えしてきました。
WiMAXの速度制限のパターンは3つ。
ここで改めて説明します。
直近3日で10GBを超えると1Mbpsに速度制限がかかる
ギガ放題プランやライトプランともにある速度制限です。
ネットワークが混雑する時間帯(午後6時から深夜2時)に通信制限になるため、YouTubeの標準画質であれば視聴可能。
高画質動画はこの時間帯を避けると見ることができます。
ハイスピードプラスエリアモードを7GB以上使う
ギガ放題プランやライトプランともにある速度制限です。
通信モードの使い分け
ハイスピードモードはWiMAX2+回線だけを使う通信モードのことで、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とau 4G LTEの回線を併用して使う通信モードです。
WiMAX2+回線エリア外の場所でau 4G LTE回線に接続することで、インターネットを利用することができます。
ハイスピードプラスエリアモードの主な使い道は、出張や帰省、旅行、新幹線での移動などWiMAX2+回線の電波が届かない場所で使うことが多いです。
ハイスピードプラスエリアモードは月7GBまでしか使うことができず、月間7GBを超えてしまうと月末まで128kbpsに制限がかかります。
この速度制限はハイスピードモードも影響を受けてしまいます。
ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えなければ、ハイスピードモードは使い放題なので、できる限りハイスピードモードをメインで使いましょう。
ライトプランで7GB以上のデータ通信を行う
低価格プランのライトプランは、月額料金が安い代わりに月間通信量を設けています。
7GB以上のデータ通信を行うと、月末まで最大128kbpsへ通信制限されるので、メールの送受信程度しかできません。
別途料金を払うと解除されるようなオプションがないため、月末まで我慢する必要があります。
もしライトプランで契約しているのであれば、プラン変更もできるので、ギガ放題プランへ変更するようにしましょう。
WiMAXの最大速度は端末によって違いますが、最大440Mbpsや最大558Mbpsになります。
理論値なので、最高速度まででることはないですが、1Mbpsや128kbpsになれば速度が全然違います。
速度が遅いなと感じたら、上記速度制限にかかっている場合があります。
WiMAX回線はUQコミュニケーションズが管理し提供しているので、どのプロバイダと契約しても速度制限の内容は変わりません。
制限内容を理解して契約するようにしましょう。
電波が弱い通信エリアにいる
速度制限にかかっていなくて通信速度が遅い場合、使用場所の電波が弱い可能性もあります。
WiMAX2+回線にも通信エリアがあるため、場所によっては電波が弱かったり全く届かない場所もあります。
通信エリアの確認は、各プロバイダの公式サイトでできるため、契約前にしておく必要があります。
ご自宅で使う場合は予めそこでわかるのですが、旅行や出張となると確認しないことが多いと思います。
WiMAX2+エリアは広くなってきており、地下鉄や空港など電波が届くようになってきているのですが、LTE回線と比べると狭いため、利用場所によっては届きにくいところがあります。
あとWiMAX2+に使われる高い周波数2.5GHz(ギガへルツ)は直進性が高く屋内に弱いです。
電波は反射したり回り込んだりして届きますが、周波数が高くなると通信速度が速くなりますが、直進性が高く障害物に弱くなります。
ルーター端末をできるだけパソコンやPS4などの使用機器と近い場所に置いておいた方がいいですね。
通信障害が起きている
使用近辺でWiMAX2+の通信障害が起きている可能性もあります。
UQ WiMAX公式サイトで確認することができますが、通信障害によって速度が遅いあるいは繋がらないこともあるため、原因が全くわからない場合はサイトで確認してみてください。
早急に復旧してくれますが、復旧状況も確認できます。
WiMAXの通信速度が遅いと感じたら
通信制限や通信障害の場合は待つしか方法がありませんが、それ以外でWiMAXが遅いと感じた場合の対処方法を紹介します。
ルーター端末の置き場所を変える
WiMAXが通信で使うWiMAX2+は屋内を苦手とする電波です。
電波は障害物により通過したり反射したりします。
電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。
木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。
コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。
ルーター端末を窓際に置いた方がいいと言われるのはこのためです。
ドアや家具、壁が障害物になるため、PS4やPCとルーター端末との間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。
ハイスピードプラスエリアモードで通信をする
旅行や出張など外出時に繋がらない場合は、ハイスピードプラスエリアモードを使うことでインターネット接続ができます。
通信モードの使い分け
ハイスピードモードはWiMAX2+回線だけを使う通信モードのことで、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とau 4G LTEの回線を併用して使う通信モードです。
WiMAX2+回線エリア外の場所でau 4G LTE回線に接続することで、インターネットを利用することができます。
ハイスピードプラスエリアモードの主な使い道は、出張や帰省、旅行、新幹線での移動などWiMAX2+回線の電波が届かない場所で使うことが多いです。
ハイスピードプラスエリアモードでデータ容量7GBを超えると、全モードで月末まで128kbpsに制限されてしまため、7GBを超えないようにしましょう。
パフォーマンス設定でバッテリーセーブモードに設定している
WiMAXのルーター端末によってパフォーマンス設定ができます。
そのなかのバッテリーセーブモードは、電池持ちを重視するため速度が遅くなります。
モバイルルーターW06の場合
・バッテリーセーブモード
電池持ちを最大限に重視
・スマートモード
通信速度と電池持ち両方のバランスを重視
・ハイパフォーマンスモード
通信速度を最大限に重視
速度が遅いなと感じればスマートモードかハイパフォーマンスモードへ切り替えましょう。
USBやLANケーブルで有線接続をする
WiMAXのモバイルルーターやホームルーターは有線接続ができます。
有線接続にすることで、障害物の影響を受けなくなるので、無線接続(WiFi)と比べると通信速度が速くなったり安定しやすくなったりします。
L02のようなホームルーターには、LAN接続口が付いており、パソコンやPS4と有線接続ができます。
モバイルルーターも有線接続が可能で、W05やWX06は専用のクレードル(別売り)を使います。
クレードルとは?
クレードルはWiMAXモバイルルーター用のスタンドで、LANケーブルの差し込み口があるため充電しながら有線接続ができます。
WX06のクレードルには高性能アンテナが搭載されており、受信電波が強化され繋がりやすさも向上しています。
ただW06には専用のクレードルがないため、PS4と有線接続ができません。
パソコンと有線接続したい場合は、USBケーブルを別途で購入すると有線接続ができます。
周波数帯を2.4GHzから5GHzへ変えてみる
WiFiでの通信は他のWiFi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。
iPadやiPhoneなどの機器類でBluetoothを使っている場合は、OFFにしたり、電子レンジと距離をとった状態で利用した方が干渉を避けることができます。
メモ
電子レンジはマイクロウェーブ電磁波を使い、食品内部の分子を振動させて加熱します。
この電磁波の周波数がWiMAXの周波数(2.4GHz)と同じ周波数帯であるため、干渉を起こしてしまいます。
ルーターのWiFi通信の設定を2.4GHzから5GHzへ切り替えることにより電波干渉を避けることができます。
他にも5GHzにすることで通信速度も速くなります。
ただし、受信機器(スマホやパソコンなど)が5GHzに対応している必要があります。
最新機種へ機種変更をする
W04やW05など古い端末を使っている場合、最新機種へ機種変更することで速度が速くなることもあります。
WiMAXのルーター端末は年々性能が上がっており、Huawei製のSpeed Wi-Fi NEXT W06は下り最大速度1.2Gbpsに達しています。
無線接続(WiFi)でも下り最大速度867Mbpsでモバイルルーターのなかで最速です。
ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME L02でも下り最大速度1Gbps、無線接続(WiFi)で下り最大速度867Mbpsとなります。
すでにWiMAXを契約中で古い端末を使っている場合、一度解約してから再契約をするか、機種変更キャンペーンを利用する方法があります。
最新端末へ機種変更する方法
・一度解約してから再契約をする
・契約中のプロバイダの機種変更キャンペーンを利用する
機種変更キャンペーンを利用するのは正直おすすめしません。
端末代が必要であったり、月額料金が高くなる場合があるためです。
そのため、解約してから再契約をおすすめします。
ただ解約する場合、更新月以外であれば違約金が発生することがあります。
そこで月額料金が安くルーター端末代が無料で、違約金を負担してくれる『Broadwimax』がおすすめです。
Broad WiMAXは解約違約金キャッシュバックでお乗り換え
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さらにこのキャンペーンで乗り換えても、高額な初期費用が0円になりますので、オプションの解約さえ忘れなければ、安い月額料金で利用できます。
GMOとくとくBBやカシモ WiMAXなど他のプロバイダは3年契約に統一されているため、3年後の更新月というのが長くて、違約金0円で解約できる人が少ないのが現状です。
更新月を見逃して、過ぎてしまう方もいらっしゃいます。
他にも3年の間に新しい端末も出てくるため、W06などの最新機種へ機種変更したい方もいらっしゃるかと思います。
Broad WiMAXは全ルーター端末代が無料です。
新しい端末に変えたい場合に利用してもいいサービスですね。
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Broad WiMAXはもともと初期費用が高く、最大のデメリットでした。
初期費用割引キャンペーンは、「初期費用20,743円が0円になりますよ」というもの。
このキャンペーンを受けると24ヶ月以内の解約で、別途10,450円のWeb割キャンペーン違約金が必要になります。
キャンペーンの条件
・Web申し込み
・クレジットカード払い
・指定オプションの加入(端末到着後に解約可能)
指定オプション(安心サポートプラスとMyBroadサポート)の加入が必要ですが、端末が到着すればすぐに解約ができます。
そのため、あまり気にしなくても大丈夫。
この3つの条件を満たすと高額な初期費用が安くなるため、クレジットカード払いの場合は申し込み必須のような内容です。
口座振替の場合は、条件を満たしていないため初期費用割引キャンペーンの対象外となりWeb割キャンペーン違約金は発生しません。
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WiMAXが繋がらない、固定回線へ乗り換えたいなどの理由でWiMAXから別のインターネット接続サービスへ移りたい方は、違約金0円で乗り換えることができます。
Broad WiMAXと契約後、いつでも利用できるサービスなので、3年契約の縛りを気にしなくて済みます。
【まとめ】外でも家でも動画を見るならWiMAX
固定回線とは違い、WiMAXは外でも家のなかでも利用できるサービスです。
YouTubeをはじめ動画配信サービスの標準画質であれば速度制限を気にすることなく視聴可能です。
WiMAXの電波は直進性の高いため、屋内では繋がりにくい性質を持っています。
最新のルーター端末は、弱い電波もしっかりとキャッチして、パソコンやゲーム機などの接続端末を狙って電波を飛ばすようになっています。
性能が上がって、屋内でも繋がりやすくなってきています。
プロバイダによってはルーター端末代が有料なので、無料で手に入って月額料金が安いところがいいですよね。