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お知らせ

2022年2月1日より、WiMAX+5Gのデメリットであった、3日で15GBの速度制限(1Mbps)がなくなりました。

これによって、動画やゲームをより快適に楽しむことができます。

※一定期間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される可能性があります。

WiMAXとは?

WiMAX ハイスピード ハイスピードプラスエリア 違い※速度、通信量、料金で違いがわかる

■ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違いって何?

■普段使いはハイスピードモードでいいの?

■ハイスピードプラスエリアモードにすると別料金が必要?

 

WiMAXには2つの通信モード(ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモード)があります。

何も知らずに「ハイスピードプラスエリアモード」を使っていると、月末まで速度制限にかかったり、月額料金が高くなったりするため、この2つの通信モードについて理解しておきたいところ。

このページでは

・2つの通信モードの違い

・2つの通信モードの通信制限や追加料金

・2つの通信モードのメリットやデメリット

・ハイスピードプラスエリアモードの活用場面

・ハイスピードプラスエリアモードを無料で使う方法

 

この記事を読むと、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードを必要に応じて切り替えることができて、無料でハイスピードプラスエリアモードを使うことができます。

この2つの通信モードは(速度、通信エリア、月間通信量、料金)が違ってくるため、通信モードの切り替えには注意しましょう。

WiMAXのハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違い

WiMAXは2種類の通信モードを使い分けることができます。

・ハイスピードモード

・ハイスピードプラスエリアモード

この2種類の通信モードは用途に応じて使い分けをします。

メインで使うのは「ハイスピードモード」で、利用場所や用途に応じてハイスピードプラスエリアモードを使います。

どういうことか、各通信モードの詳細を解説していきますね。

ココがポイント

WiMAXは20社以上のプロバイダより申し込みができます。

どのプロバイダでも本家UQ WiMAXと同じ通信回線を使うので、通信エリアや通信速度に違いはありません。

そのため、プロバイダを比較するポイントは、料金やサービス面で選びます。

 

通信モード「ハイスピードプラスエリアモード」とは?

WiMAXで使える通信モードの1つ「ハイスピードプラスエリアモード」は、WiMAX2+の電波とau 4G LTEの電波を併用して使うことができます。

WiMAX2+とは?

2020年3月末までWiMAX回線とWiMAX2+回線の2種類の回線があり、WiMAX2+はWiMAXより通信速度が速くなった回線です。

WiMAX回線の受付は終了しているため、今から新規契約するとWiMAX2+回線を利用することになります。

WiMAXを管理・提供しているUQコミュニケーションズは、KDDIのグループ会社になるため、auのLTE回線も使うことができます。

ただしギガ放題プランであっても通信量を月間7GBまでしか使えず、LTEオプション料月額1,105円発生してしまいます。

そのため、ハイスピードモードをメインで使うことになります。

 

通信モード「ハイスピードモード」との違い

ハイスピードモードはWiMAX2+の電波のみを使う通信モードです。

ギガ放題プランなら月間無制限で使えて、オプション料金など発生しません。

WiMAX2+回線はエリア拡大中で、すでに広範囲ではあるもののLTE回線よりエリアの広さで劣ります。

そのため、旅行や帰省、出張時にWiMAX2+の電波が弱いところへ行った場合に、au 4G LTE回線を使った「ハイスピードプラスエリアモード」にモードを切り替えることで通信が可能になります。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードの違い
通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
通信回線WiMAX2+のみWiMAX2+とau 4G LTE
月間通信量
(ギガ放題プラン)
無制限7GB
最大通信速度558Mbps1.2Gbps(1,237Mbps)
通信エリア広いハイスピードモードより広い
オプション料なし月額1,105円

 

「ハイスピードプラスエリアモード」はWiMAX2+とau 4G LTE回線を併用できる通信モードで、併用することで通信速度が速くなります。

ハイスピードモードで通信速度が遅い、圏外になった場合にハイスピードプラスエリアモードに切り替えて通信をすることで、ネット回線を使い続けることができます。

ココがポイント

WiMAX2+は2021年現在もエリア拡大中で、地上エリアだけではなく地下鉄や地下街にも基地局が整備されています。

ルーターのスペックも向上しているため、通信エリアだけではなく、通信速度もさらに速くなることが期待できます。

 

WiMAXのハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードのメリット

この章ではWiMAXの「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」のメリットやデメリットについて解説していきます。

 

ハイスピードモードのメリット

WiMAX「ハイスピードモード」のメリットは以下になります。

・データ容量をどれだけ使っても月間無制限

・通信費が安いネット回線

1つずつ解説していきます。

 

データ容量をどれだけ使っても月間無制限

ギガ放題プランであれば「ハイスピードモード」でどれだけ通信しても月間無制限で使うことができます。

ただし標準プラン(ライトプラン)で契約すると月間7GBまでになるため、大容量使うのならギガ放題プランがおすすめです。

 

通信費が安いネット回線

WiMAXのハイスピードモードなら、安い月額料金で使い放題です。

プロバイダによって料金が変わってきますが、安いプロバイダならギガ放題プランでも実質月額料金が3,500円程度で利用することができます。

どれだけ使っても追加料金など発生することがありません。

 

ハイスピードプラスエリアモードのメリット

WiMAX「ハイスピードプラスエリアモード」のメリットは以下になります。

・ルーターによって通信速度がより速くなる

・LTE回線の広い通信エリアを利用できる

・WiMAX2+とLTE回線の併用で通信が安定する

1つずつ解説していきます。

 

ルーターによって通信速度がより速くなる

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+回線だけでなくau 4G LTE回線も使えます。

この2つの通信回線を併用することで、ハイスピードモードより速いデータの送受信が可能になります。

ルーターによって速度に変化がないのもありますが、なかには2倍以上速い通信が可能になるのもあります。

 

Speed Wi-Fi NEXT WX05の最大通信速度

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
下り最大速度440Mbps440Mbps
上り最大速度30Mbps75Mbps

 

Speed Wi-Fi NEXT WX05はNEC製の旧端末になります。

下り最大速度はハイスピードモードやハイスピードプラスエリアモードで違いはなく、上り最大速度は75Mbpsで速くなっています。

下り最大速度に変化はないですが、WiMAXハイパワー対応しておりWiMAX2+の電波が弱いときに送信パワーを上げることで通信速度を約20%改善させる機能を搭載しています。

WX05は最新端末WX06の登場で、各プロバイダでは順次WX05の取り扱いを終了しています。

 

Speed Wi-Fi NEXT WX06の最大通信速度

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
下り最大速度440Mbps440Mbps
上り最大速度30Mbps75Mbps

 

WX06はNEC製のモバイルルーターで、通信速度は下り速度最大440Mbpsで旧端末WX05より変わっていません。

ただしバッテリーの持ちが約11.5時間から約14時間へ長時間持つようになりました。

他にもクレードル(別売り)にアンテナを拡張することで、電波の弱い場所でクレードル無しと比べて通信速度が約56%向上しています。

下り最大速度に関して変化はありませんが、高性能アンテナの搭載や拡張することで通信環境をよりよくしています。

 

Speed Wi-Fi NEXT W06の最大通信速度

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
下り最大速度558Mbps1,237Mbps
上り最大速度30Mbps75Mbps

 

HUAWEI製の最新機種であるモバイルルーターW06は、ハイスピードプラスエリアモードで且つ有線接続なら下り速度最大1.2Gbps(1,237Mbps)に達しました。

前機種であるW05は下り最大758Mbpsで性能が上がっており、新しく高性能ハイモードアンテナやWi-Fi TXビームフォーミングが搭載されて、より電波を安定して拾うようになっています。

 

Speed Wi-Fi HOME L02の最大通信速度

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
下り最大速度558Mbps1Gbps
上り最大速度30Mbps75Mbps

 

HUAWEI製のホームルーター最新機種であるHOME L02は、ハイスピードプラスエリアモードで最大1Gbpsの速度になります。

旧端末では下り速度最大440Mbps程度でしたが、ホームルーターでも下り速度最大1Gbpsと最速のHOME L02が登場しました。

さらに高感度アンテナを4方向に配置することで、360度全方位カバーして繋がりにくかった場所でも電波をしっかりキャッチすることができ、Wi-Fi TXビームフォーミング搭載で通信の安定性が向上しています。

 

WiMAX HOME 02の最大通信速度

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

通信モードハイスピードモードハイスピード
プラスエリアモード
下り最大速度440Mbps440Mbps
上り最大速度30Mbps75Mbps

 

NEC製の最新機種であるHOME 02は、ハイスピードプラスエリアモードにしても下り最大速度は変わりません。

ただし内蔵されているアンテナを強化することで、家の中での通信エリアを最大約25%UP。

また最適な周波数(2.4GHz/5GHz)を自動で切り替えるため、より安定して通信できるようになっています。

 

LTE回線の広い通信エリアを利用できる

WiMAX2+回線は都市部はエリアに含まれていても、地方やとくに山間部は電波が届かない場合があります。

スマホや携帯電話に使われるLTE回線の通信エリアは、地方や山間部にも電波が届きます。

ハイスピードプラスエリアモードは帰省や旅行など、WiMAX2+回線対応エリア外で使うための通信モードでもあるので、WiMAX2+回線が圏外の山間部でもインターネットが繋がります。

 

WiMAX2+とLTE回線の併用で通信が安定する

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+とau 4G LTEの2つの電波を利用します。

優先的にWiMAX2+と繋がるようになっていますが、電波が不安定でもau 4G LTEの電波にも繋がるので通信が安定します。

LTE回線はプラチナバンドを使っており、電波が遠くまで届き、建物も回り込むことができるため、電波が途切れることなく通信可能というのがハイスピードプラスエリアモードのメリットでもあります。

途方や山間部以外でも地下鉄や新幹線の車内など、WiMAX2+の通信が途切れやすい状況でも、LTE回線で対応できるため、移動中も不憫なくインターネットを利用できます。

 

WiMAXのハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードのデメリット

WiMAXの「ハイスピードモード」や「ハイスピードプラスエリアモード」にはそれぞれメリットがありましたが、逆にデメリットもそれぞれあります。

簡単に紹介するとメインで使うハイスピードモードにも通信制限があったり、ハイスピードプラスエリアモードは契約プランによって追加料金があったりなど。

契約した後に気づくとかなり痛手で、違約金払って解約なんてこともあるため、事前に知っておきたい内容です。

 

ハイスピードモードのデメリット

WiMAX「ハイスピードモード」のデメリットは以下になります。

・3日で10GBの通信制限

・WiMAX2+は屋内に弱い電波を使う

1つずつ解説していきます。

 

3日で10GBの通信制限

WiMAXの使い放題プランでもある“ギガ放題”にも速度制限があります。

直近3日間で10GBを超えると、翌日18時~深夜2時までの間、通信速度が最大1Mbpsに規制されるというものです。

 

速度制限のイメージ

ここでどれだけ利用すると10GBに達するのでしょうか。

下記はあくまで目安になります。

 

パソコンで10GBはどれくらいか

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

内容データ容量10GB
Webページ約2.5MB約4,000回
テキストメール
(500文字)
約30KB約333,333通
テキストメール+写真1枚
(500文字)
約5MB約2,000通
YouTube
(5分)
超高画質約113MB約88回
(約7時間)
高画質約60MB約166回
(約13時間)
標準画質約17.5MB約570回
(約47時間)
低画質約10MB約1,000回
(約83時間)
Google Map約3MB約3,333回

 

スマートフォンで10GBはどれくらいか

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

内容データ容量10GB
Webページ約300KB約33,333回
テキストメール
(500文字)
約15KB約666,666通
テキストメール+写真1枚
(500文字)
約1MB約10,000通
YouTube
(5分)
超高画質約110.9MB約92回
(約7時間)
高画質約59.7MB約170回
(約14時間)
標準画質約17.1MB約600回
(約50時間)
低画質約10.2MB約1,000回
(約83時間)
Google Map約3MB約3,333回

 

YouTubeのような動画では、高画質を見続けると1日で10GBに達してしまいます。

参考程度にNetflixやHulu、Amazonプライムも下記にまとめました。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

内容画質1時間のデータ容量10GB
Netflix高画質(HD)最大3GB約3時間
標準画質(SD)約0.7GB約14時間
Hulu最高画質約1.6GB約6時間
高画質約0.9GB約11時間
中画質(推奨)約0.5GB約17時間
低画質約0.4GB約24時間
最低画質約0.2GB約35時間
通信節約約0.08GB約115時間
Amazon プライム
(ストリーミング)
最高画質約5.8GB約1時間
高画質約1.8GB約5時間
中画質(推奨)約0.6GB約16時間
Amazon プライム
(ダウンロード)
最高画質約0.9GB約11時間
高画質約0.6GB約16時間
中画質(推奨)約0.3GB約33時間

 

標準画質(中画質)程度であれば、Netflixで約14時間なので、3日で14時間以上見ると速度制限にかかってしまいます。

自宅だけではなく、外出先でも観ると10GB以上超えてしまうかもしれませんね。

そんなに観ないという方は、速度制限を気にしなくてもいいですが、高画質や最高画質で見続けると短時間で10GBに到達してしまうため注意が必要です。

ただ速度制限になっても通信速度1Mbpsあれば標準画質以下なら観ることができます。

 

WiMAX2+は屋内に弱い電波を使う

WiMAX2+に使われる高い周波数2.5GHz(ギガへルツ)は直進性が高く屋内に弱いですが、スマホや携帯電話にも使われる低い周波数700~900MHz(メガヘルツ)はプラチナバンドとも呼ばれ、屋内でも繋がりやすいのが特徴です。

ドコモやau・ソフトバンクの4G LTE回線は、低い周波数(700~900MHz)も使っているため、繋がりやすいのです。

WiMAXと比較すると、スマホの方が屋内でもネットに繋がりやすいですが、通信速度が遅いことがデメリットになりますね。

 

電波は障害物により通過したり反射したりします。

電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。

木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。

コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。

ルーター端末を窓際に置いた方がいいと言われるのはこのためです。

またドアや家具、壁も障害物になるため、PS4やPCとルーター端末との間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。

 

ハイスピードプラスエリアモードのデメリット

WiMAX「ハイスピードプラスエリアモード」のメリットは以下になります。

・追加料金(LTEオプション料)が必要

・ハイスピードモードにも影響する月間7GBの通信制限

1つずつ解説していきます。

 

追加料金(LTEオプション料)が必要

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードはLTE有料オプションで、使用すると追加料金が発生します。

少しでもハイスピードプラスエリアモードで通信をすれば追加料金を請求されるため、いつもより月額料金が高いときは、LTEオプション料金が関係している可能性が高いです。

ただこのLTEオプション料金は契約プランによって無料になります。

1年・2年契約プラン:月額1,105円

3年契約プラン:無料

※ギガ放題や月間7GBのプランで共通

 

ホームルーターのように自宅でのみ使う機種は、あまりハイスピードプラスエリアモードで通信しないかもしれませんが、外でも使えるモバイルルーターを利用する場合は気を付ける必要がありますね。

 

 

ハイスピードモードにも影響する月間7GBの通信制限

度々お伝えしますがau 4G LTE回線は、WiMAXルーター端末の通信モードを切り替えて使うことができます。

ただハイスピードモードは月間無制限ですが、ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまでしか使うことができません。

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えてしまうと、月末まで128kbpsへ速度制限がかかります。

さらにこの速度制限はハイスピードモードにも影響されます。

 

ハイスピードモードも速度制限がかかるため、ハイスピードプラスエリアモードが月7GB未満になるように抑えましょう。

月間7GB未満であれば、ハイスピードモードは月間無制限(ギガ放題プランのみ)で使うことができます。

 

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードやハイスピードモードの設定方法

WiMAXの通信モードはご自身で設定することができます。

WiMAX2+の電波が「弱い」「圏外になる」場合は通信モード設定より、ハイスピードプラスエリアモードへ切り替えて通信ができます。

また、通信モードを自動で切り替えることもできます。

 

ハイスピードプラスエリアモードやハイスピードモードの設定方法

WiMAXの通信モードの切り替えは、端末の画面をタッチ操作でモード切り替えができます。

モバイルルーターの場合

・通信モード設定を開く

・ハイスピードモードorハイスピードプラスエリアモードを選択

ホームルーターの場合

・本体の「Modeボタン」を長押し

 

ハイスピードプラスエリアモードを解除するときも同じ手順で簡単に切り替えができます。

 

「通信モード自動切替」の設定で月間7GB超えを防ぐ

ハイスピードプラスエリアモードの通信量が7GBを超えてしまうと、ハイスピードモードも含め月末まで128kbpsに速度制限がかかります。

これを防ぐため設定した容量に達した時点で、無制限で使える「ハイスピードモード」へ自動で切り替えてくれる設定があります。

ココがポイント

ハイスピードプラスエリアモードをどれだけ使えば自動的にハイスピードモードへ切り替わるのか、ご自身で通信量の上限を決めることができます。

 

ネットを使っている間は、通信量のことを忘れてしまうことがあるでしょう。

ハイスピードプラスエリアモードを使う時は、この「通信モード自動切替」を設定しておくことで安心して通信することができますね。

 

au LTE回線を利用する「ハイスピードプラスエリアモード」を活用する場面

ハイスピードプラスエリアモードは7GBまでで有料になるため、あまり使わないことが多いでしょう。

ただハイスピードモードよりも速度が速くなり、ネット環境がスムーズになることもあります。

通信速度が速いとインターネットを使うのにどのようなメリットがあるのか、どう便利なのか説明していきます。

 

WiMAX2+電波が弱い外出先でインターネットを使う

モバイルルーターは自宅だけでなく外出時にも使える「持ち運びタイプのルーター」なので、旅行や出張などルーターを携帯して外出先で使うことができます。

ただ自宅でWiMAX2+回線が繋がっていても、旅行先や帰省先、出張先によって一時的に通信エリア外に行くこともあると思います。

WiMAX2+は地方や山間部に弱く、au 4G LTEはどこでも繋がりやすいため、旅行先や仕事先でインターネットを使う場合にハイスピードプラスエリアモードが役に立ちます。

ハイスピードプラスエリアモードは通信も安定しやすいため、動画のストリーミング視聴や、スカイプやLINEを使った通話もスムーズです。

 

速い通信速度でインターネットを使いたい

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+とau 4G LTEの電波を併用できるため、より速い通信速度でインターネットに繋げることができます。

速度が速いと

・ネット検索など画面切り替わりが速い

・ホームページの表示時間が速い

・動画をスムーズに観れる

・ダウンロードやアップロード時間が短くなる

 

通信速度が遅いと、画面の切り替わりやダウンロードやアップロードも時間がかかりますし、動画もカクカクしたりフリーズしたりします。

本来WiMAX2+の電波だけでも十分な速度は出ますが、電波環境が悪いとこのような状態になってしまい、かなりストレスを感じます。

その状況の改善させる方法が「ハイスピードプラスエリアモード」を使うことです。

ただ月間7GBの制限があるため、動画視聴(特に高画質など)や容量の大きいデータのダウンロードやアップロードがあると7GBを超えてしまうこともあるので、データ容量には注意しましょう。

 

WiMAXの契約プランによってハイスピードプラスエリアモードが無料になる

ハイスピードプラスエリアモードはLTEオプション料金(月額1,105円)が発生します。

ただこれは2年契約以下の場合で、3年契約や4年契約は無料で使うことができます。

数年前までは2年契約や3年契約を選べるプロバイダも多かったのですが、2年契約が減少して、今では実質料金も安い「3年契約」がおすすめです。

ただUQ WiMAXやBIGLOBE WiMAX2+は以前3年契約もありましたが、今では2年と1年契約しかないため、LTEオプション料金が有料になります。

 

まとめ

いかがでしょうか。

WiMAXには「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」2つの通信モードがあり、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とau 4G LTE回線を併用できるため、安定して通信できますが月間7GBの通信制限があります。

 

まとめると

ハイスピードモード

・WiMAX2+回線を利用

・データ容量は月間無制限(ギガ放題プラン)

・3日10GB の通信制限がある

 

ハイスピードプラスエリアモード

・WiMAX2+回線とau 4G LTE回線を併用

・データ容量は月間7GB

・LTEオプション料金(月額1,105円)が必要

※3年・4年契約は無料

 

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ハイスピードプラスエリアモードを使う場合は、「通信モード自動切替」を設定しておき、7GB未満になるようにして使うようにしましょう。

 

 

 

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