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お知らせ

2022年2月1日より、WiMAX+5Gのデメリットであった、3日で15GBの速度制限(1Mbps)がなくなりました。

これによって、動画やゲームをより快適に楽しむことができます。

※一定期間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される可能性があります。

WiMAXルーター

WiMAX 夜 遅いとき簡単に改善する方法※原因と対策について詳しくはコチラ

WiMAXが夜遅い原因

■夜になるとWiMAXが遅い!対処法とかないの?

■10GBも使ってないのに速度が遅いのはなぜ?

■エリア判定で「〇」だったのに速度が遅い!なんか使い方間違ってる?

 

昼間と違って夜になると遅くなったり、数日前から急に夜だけ遅くなったり、WiMAXでネットを使っているけど速度が遅いために不快感を感じていないでしょうか。

ネット回線は混雑しやすい時間帯(主に夜間)は回線が混みやすく、WiMAXも昼間より夜の方が遅くなりやすいです。

ただ遅い理由は「混雑しているから」だけではなく、ルーターの設定や電波干渉が原因である可能性もあります。

 

このページでは

・今すぐ解決できるWiMAXの通信速度が夜に遅い原因と対策

・待つしかない!WiMAXの通信速度が夜に遅い原因

・どうしても解決できなかったら

 

WiMAXの速度が遅い原因と対策を知って改善できれば、夜間でもインターネットをサクサク使えるようになります。

夜間に速度が遅くてイライラしているなら、ぜひとも参考にしていただければ幸いです。

WiMAXが夜遅い!原因は通信回線だけじゃない可能性がある

夜になると利用者が増えるため、回線が混雑して遅くなることが多いですが、遅くて繋がらないとなればストレスになります。

 

回線が混むから夜間に遅くなるのを諦めるしかないのか?

 

と諦めるのは早く、何かしら原因があって速度低下している可能性もあります。

原因を解決することで速度が改善する可能性もあるため、1つずつ見ていく必要があります。

 

【今すぐ解決】WiMAXの通信速度が夜に遅い5つの原因と対策

通信速度の低下の原因はいくつかあります。

速度が遅い原因

  • WiFiルーター本体やデバイスに問題がある
  • ルーターの設置場所の電波が弱い
  • 電波干渉している
  • パフォーマンス設定による速度低下
  • 利用エリアの電波が弱い

 

他にもWiMAX2+回線そのものの問題や通信制限など遅くなる原因はありますが、今すぐ改善できません。

上記5つは、今すぐ確認して対処することができきるので、まず先に5つの対処方について紹介します。

 

WiMAXルーターやデバイスの動作不良で通信不安定になっている

WiMAXルーターやデバイス(スマートフォンやパソコンなど)に何らかの不具合が起きていて速度が遅くなっていることがあります。

WiMAXルーターの初期不良の可能性もあるため、夜だけでなく常に遅い場合や繋がらない場合は申し込み先に問い合わせたり、auショップに確認する必要もあります。

※WiMAXルーターは1年保証があるため、auショップで修理対応してもらえます。

 

WiMAXルーターやデバイスを再起動してみる

一度再起動することで改善する場合があります。

これはWiMAXに限らず、他社モバイルWiFiルーターや固定回線でも起こりえます。

電源ボタンを長押しして電源をいったんOFFにしてから、再度電源を入れ直します。

WiMAXルーターを再起動して変化がなければ、スマートフォンやパソコン側も再起動してみましょう。

なんかネットに繋がらないなと思ったら、一度再起動させると改善する場合が多いです。

 

WiMAX2+電波の受信強度が弱くて遅い

WiMAXルーターは基地局から電波を受信して、スマートフォンやパソコンと無線や有線接続で繋がります。

基地局が発するWiMAX2+の電波が弱くて速度が遅くなっている可能性があります。

WiMAXルーターの置き場所によって電波強度が変わるため、使えていた場所と変わっていないか思い出してみてください。

 

・昼間は外で使っていたため、置き場所が変わっている

・模様替えによって配置が変わった

・もともと電波が悪い場所に設置していたが、ネットが混雑しない時間帯は問題なかった

 

電波の特性上、壁や家具のような障害物に影響して速度低下していることもあります。

とくにWiMAX2+は高周波数2.5GHzの電波を使います。

この電波は、通信速度は速いのですが障害物(建物や家具など)に弱いといった弱点があるため、電波が良い場所を探す必要があります。

 

WIMAX2+の電波は屋内に弱い

高い周波数2.5GHzを使うWiMAX2+は、屋内を苦手とする電波です。

電波は障害物(建物など)を回り込んだりして届きますが、高い周波数2.5GHzは通信速度が速いかわりに直進性が高く、回り込みにくくなります。

そのため障害物に弱く、屋内まで電波が届きにくいことがWiMAX2+の特徴です。

 

電波は障害物により通過したり反射したりします。

電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。

木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。

コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。

 

電波が通すもの

 

ルーター端末を窓際に置いた方がいいと言われるのはこのためです。

またWiMAXとスマートフォンなどの接続に使うWiFiも電波です。

ドアや家具、壁が障害物になるため、パソコンとWiMAXルーターとの間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。

 

電波インジケータを使い電波が強い場所を探る

電波は壁や家具の影響を受けてしまうため、置く場所によって電波の強度が変わります。

WiMAXには、電波強度を12や13段階で表示し、屋内での電波感度が良い場所を探れるツールがあります。

WX06はルーターの画面で確認できますが、W06やホームルーターはアプリを使って確認することができます。

・Huaweiのアプリは「HUAWEI HiLink

・NECのアプリは「NEC WiMAX 2+ Tool

 

下の画像は、W06の「ベストポジション機能」で電波強度を検知しています。

WiMAX W06 ベストポジション機能

置き場所を少し変えるだけで電波レベルが変わるので、一度自宅の電波レベルを探ってみましょう。

 

ホームルーターやクレードルを使う

モバイルルーターと違いホームルーターは、屋内用として作られているため内蔵されているアンテナも大きく電波の送受信性能を良くしています。

モバイルルーターは携帯するためコンパクトにする必要があり、アンテナも小さいものになってしまいます。

そのため自宅など屋内で使う場合はホームルーターの方が、電波強度や速度が安定しやすくなります。

 

またモバイルルーターは専用のクレードルを使うことで、屋内でも電波強度を良くすることが可能。

 

クレードルとは?

充電可能な置き型スタンドで、LANポートも付いているためLANケーブルを使った有線接続ができます。

 

NEC製のクレードルは、屋内でもホームルーターと同じように弱い電波もキャッチできるように拡張アンテナを搭載しています。

W06のクレードルセット

お持ちのモバイルルーターに合った専用のクレードルが必要ですが、アンテナが立っておらず電波が弱い場合は改善を期待できます。

ただHuawei製のW06や5G対応したSamsung製のSCR01にはクレードルがありません。

モバイルルーターすべてにクレードルがあるわけではないため注意しましょう。

 

電波干渉によって速度が遅い

先ほどは基地局からルーターまでの電波に関することでしたが、ルーターからスマートフォンやパソコンも電波で繋がります。

WiFiも周波数2.4GHzや5GHzといった電波を使います。

WiFiでの通信は他のWiFi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。

iPadやiPhoneなどの機器類でBluetoothを使っている場合は、OFFにしたり、電子レンジと距離をとった状態で利用した方が干渉を避けることができます。

 

メモ

電子レンジはマイクロウェーブ電磁波を使い、食品内部の分子を振動させて加熱します。

この電磁波の周波数がWiMAXの周波数(2.4GHz)と同じ周波数帯であるため、干渉を起こしてしまいます。

 

WiFiの周波数を2.4GHzから5GHzに変える

WiMAXのルーターは、WiFiの周波数を自由に変更することができます。

ただWiFiには規格があり、スマホやパソコンなど接続機器側も対応している必要があります。

下記はWiFiの規格で、5GHzを使うためには、802.11ac/11n/11aに対応していなければなりません。

 

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

WiFiの規格
規格名周波数帯最大通信速度
802.11b2.4GHz帯11Mbps
802.11a5GHz帯(5.2~5.3GHz)54Mbps
802.11g2.4GHz帯54Mbps
802.11n2.4GHz/5GHz帯300Mbps/600Mbps
802.11ac5GHz帯(5.2~5.3GHz)6.93Gbps
802.11ax2.4GHz/5GHz帯9.6Gbps

 

周波数2.4GHzはよく使われるので電波干渉しやすいですが、5GHzへ切り替えることで電波干渉を避けることができます。

周波数は数値が高くなればなるほど速度が速くなるので、5GHzにすることで速度が速くなりますが、デメリットとして障害物に弱くなり、電波が届く距離が短くなります。

 

また5GHzに切り替える場合、「屋内」か「屋外」どちらで利用するか問われます。

屋外を選んだ場合はDFS機能によるサーチが行われ、約1分間は通信ができません。

 

DFS機能とは?

周波数5GHzを使って屋外で通信する場合、気象レーダーなど電波干渉を起こす電波が周囲にないかを約1分間確認し、電波干渉を起こさないチャンネルを使うことが電波法によって定められています。

この周囲の電波を確認する機能を「DFS機能」と言います。

5GHzに変えても追加料金などはなく、自由に変えることができるので速度を速くしたい場合は5GHzを使っていきましょう。

 

LANケーブルやUSBケーブルを使って有線接続にする

WiMAXのモバイルルーターはUSBケーブルを、ホームルーターはLANケーブルを使って有線接続にできます。

モバイルルーターでも専用のクレードルを使えばLANケーブルで有線接続できます。

WiFi接続は電波干渉などの障害もあるため、速度が遅くてホームページの表示が遅かったり、動画が途切れ途切れになったりと問題が生じる場合があります。

有線接続にすることで、周囲を飛んでいる電波の影響を受けなくなります。

 

パフォーマンス設定でバッテリーセーブモードに設定している

外でも使えるモバイルルーターは、通信速度や電池持ちのバランスを決める「パフォーマンス設定」があります。

3つのパフォーマンス設定を、用途に応じて切り替えることができます。

通信速度か電池持ちのバランスを決めることができるため、電池持ちを優先させると通信速度が遅くなり、通信速度を優先させると電池の減りが早くなります。

 

3つのパフォーマンスモード(W06/WX06)

〇バッテリーセーブモード/エコモード

電池持ちを最大限に重視

〇スマートモード/ノーマルモード

通信速度と電池持ち両方のバランスを重視

〇ハイパフォーマンスモード

通信速度を最大限に重視

 

自宅では速度重視の「ハイパフォーマンスモード」を使い、外出先など電池持ちをよくするために「バッテリーセーブモード/エコモード」に切り替えてバランスを設定します。

下はW06で「ハイパフォーマンスモード」と「バッテリーセーブモード」で速度比較しました。

W06 ハイパフォーマンスモード バッテリーセーブモード 速度比較

※測定結果はPING値:左、下り速度(ダウンロード):中、上り速度(アップロード):右となっています。

 

バッテリーセーブモードにするとかなり速度が遅くなります。

ホームページの表示速度が遅かったり、動画のロード時間が長いと感じたら、パフォーマンス設定も確認してみましょう。

 

スピードテストで回線速度を見てモードを変更する

実際にどのくらいの速度が出ているか、スピードテストで実測値を把握しておくことも大切です。

スピードテストでは下り・上り速度とping値を測定できますが、サイトや動画を観るためには下り速度(ダウンロード)が重要です。

 

下記は通信速度の目安です。

用途必要な下り速度の目安
サイト閲覧1Mbps~10Mbps
メール128kbps~1Mbps
動画1Mbps~25Mbps
オンラインゲーム5Mbps以上

 

WiMAX2+の電波強度が強ければ30Mbps以上の速度が出るので、動画でも途切れずに観ることができるはずです。

 

WIMAX2+の通信エリア外にいるため速度が遅い

UQ WiMAXはWiMAX2+のサービスエリアマップを公開しています。

サービスエリアマップ内にある「ピンポイントエリア判定」を使えば、「〇」や「△」「×」などの判定がでるため、自宅や仕事場など利用予定場所で通信できるかどうか分かるようになっています。

これはプロバイダの申し込みページでも確認することができます。

 

今までは問題なく使えていても、引っ越ししてから速度が遅くなった方もいらっしゃいます。

引っ越し先が「△」になっていることもあるので、WiMAXの利用場所が変わっているのなら「サービスエリアマップ」で確認してみましょう。

 

au 4G LTE回線を使うハイスピードプラスエリアモードにする

ハイスピードプラスエリアモードは、au 4G LTEの800MHzも使える通信モードです。

プラチナバンド(700MHz~900MHz)とも呼ばれるこの電波は、遠くまで届き障害物(建物など)を回り込む特徴を持っています。

プラチナバンドの特徴

屋内でも通信しやすいので、WiMAX2+がぜんぜん繋がらないのなら「ハイスピードプラスエリアモード」にすることで速度が改善されます。

ただハイスピードプラスエリアモードは月7GBまでしか使えず、契約内容によっては有料(1,105円/月)になるので、あまり使わない方がいい通信モードです。

 

例えば帰省中や旅行先で速度が遅ければ、一時的にハイスピードプラスエリアモードを使って動画を観るのならいいと思います。

ルーター側でハイスピードプラスエリアモードの通信量上限を設定できるので、6GB~7GBまでに設定しておけば安心して動画を観ることができます。

設定した上限に達したらハイスピードプラスエリアモードの通信を終了できるように、通信の停止や「ハイスピードモード」へ自動で切り替えるように設定できます。

 

【待つしかない】WiMAXの通信速度が夜に遅い原因

ここまではすぐに対処できる方法を紹介しました。

ただ上記の方法でも夜にWiMAXが「遅くなる・繋がらない」を改善できないこともあります。

速度が遅い原因

  • 時間帯の混雑によるもの
  • 速度制限になっている
  • 通信障害が起きている

 

これらは根本的に改善することができず、最悪WiMAXから別のネット回線に乗り換えた方が良い場合もあります。

 

時間帯でWiMAX回線が混雑するため通信速度が遅い

ルーターの設置場所を変えたり、WiFi接続から有線にしても改善できず、夜の時間帯だけ遅くなるようなら単純にWiMAX2+回線が混雑して遅くなっていることが考えられます。

お住いのエリアや外出先でのエリアにおいて、WiMAX2+回線の利用者が多いと回線が混み合って遅くなります。

とくに仕事終わりの自由時間(夕方から深夜帯)にインターネット利用が増えるため、混雑になりやすいです。

WiMAXの速度制限(3日10GB)を午後6時~深夜2時までになっているのもこれが理由です。

 

下記は総務省から発表されているメディア利用時間帯の推移です。

「インターネット利用」については、平日の時間帯別行為者率は、7時台から 23 時台まで 20%を超える値で推 移しており、特に 12 時台(35.2%)は、時間帯別行為者率が高くなる 21 時台(39.2%)や 22 時台(37.7%)に次 いで高い値となっている。また、平日、休日ともに 21 時台の時間帯別行為者率が最も高くなっている。

引用元資料:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

 

時間帯別休日のインターネット利用者 時間帯別平日のインターネット利用者

 

21時をピークにインターネット利用が多いので、この時間帯にWiMAXを使う場合は速度低下を避けるのは難しいです。

 

速度制限により通信速度が遅い

WiMAX2+のギガ放題プランなら通信量は月間無制限ですが、一切速度制限がないわけではありません。

・直近3日で10GB以上使うと翌日午後6から深夜2時まで速度制限(1Mbps)になる

・ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると速度制限(128kbps)になる

 

またギガ放題プランではなく、通常プランは月間7GBを超えると速度制限(128kbps)になります。

今まで動画をスムーズに観ることができたのに、途切れ途切れになったり画質が悪くなったりするのは速度制限が影響している可能性があります。

 

ギガ放題プランでも3日で10GBを超えると速度制限(1Mbps)がある

WiMAX2+はギガ放題プランでも、通信量が直近3日で10GBを超えると、翌日午後6時から深夜2時まで速度制限(1Mbps)になります。

1MbpsはYouTubeの標準画質が観れる速度で、動画配信サービスでも標準画質や低画質であれば観ることができます。

その他、ホームページを観たりゲームで遊ぶこともできます。

1Mbpsでもそこそこ使えますが、制限になっていない状態よりもロード時間が長かったり、画質が悪くなったりと快適性に欠けてしまいます。

 

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると速度制限(128kbps)になる

au 4G LTE回線を併用できるハイスピードプラスエリアモードは、月間7GBまでしか使うことができません。

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えてしまうと、月末まで128kbpsへ速度制限がかかります。

さらにこの速度制限はハイスピードモードにも影響します。

 

ハイスピードモードは、ギガ放題プランなら月間無制限で使える通信モードです。

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると、ハイスピードモードも月末まで128kbpsに制限がかかるので注意が必要。

128kbpsはメールの送受信ができる程度で、動画を観ることはできず、ネット検索ですら表示が遅くてイライラします。

この制限になると翌月1日に解除されるまで待つしかありません。

 

通信障害が原因でインターネットに繋がらない

ご利用の通信エリアで通信障害が起きていて、利用エリア周辺で接続しづらくなることがあります。

今まで問題なく通信できていたのに、急に通信できなくなったり遅くなった場合は、UQ側に原因があることも。

通信障害の有無はUQ公式サイトで確認する必要があります。

 

UQ WiMAX公式サイトで確認してみる

WiMAX2+回線で通信障害が起きているとUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)の公式サイトで確認することができます。

au 4G LTE回線はKDDIの公式サイトで確認。

もし利用地域で通信障害が起きていると復旧するまで待つしかありません。

復旧状況もUQ公式サイトにて確認することができます。

 

WiMAXはプロバイダで速度が遅いわけではない

WiMAXは20社以上ものプロバイダによってサービス提供されていますが、契約先によって速度が遅いということがありません。

GMOとくとくBB やカシモWiMAX、BIGLOBEも含めプロバイダは、WiMAX2+回線を管理しているUQコミュニケーションズから借りています。

そのため、どのプロバイダからWiMAXを契約しても通信品質に違いはありません。

ただルーター端末による性能差により、速度が速い遅いといった通信速度の違いはあります。

 

5G対応でWiMAX2+より速くなった

WiMAXは2021年4月より5G対応の新サービス「WiMAX+5G」が登場しました。

旧サービス「WiMAX2+」では、最速W06で速度最大1.2Gbpsでしたが、WiMAX+5Gは最大2.7Gbpsという驚異的な速さになりました。

さらに速くなった以外にも

・繋がりやすくなった

・制限の緩和

といったメリットもWiMAX+5Gにあります。

ここからはWiMAX+5Gについて紹介していきます。

 

5G対応のルーターはスタンダードモードでもau回線が使えて高速に

旧サービス「WiMAX2+」でもau回線を利用できましたが、オプションであるハイスピードプラスエリアモードでのみ可能でした。

ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまでしか使えないため、メインで使える通信モードではなく、あくまでWiMAX2+の電波が届かないエリアで使えるような補助的な役割でした。

 

WiMAX+5Gのスタンダードモードでは、WiMAX2+回線だけでなくau回線も使うことができるようになりました。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

WiMAX+5GWiMAX2+
通常モード
(スタンダードモード/
ハイスピードモード)
WiMAX2+
au 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
有料オプション
(プラスエリアモード/
ハイスピードプラスエリアモード)
プラチナバンド
(au 4G LTE、au 5G)
も使える
au 4G LTE
も使える

 

WiMAX+5Gはau回線も併用できるため、WiMAX2+の電波が弱くてもauの電波強度が良ければ速度が出ます。

そのためWiMAX+5Gの方が安定した通信が可能です。

下記ページ「WiMAX2+とWiMAX+5Gを比較」では、4G通信で実測値の比較をしています。

どれだけ速度差があるのか分かりますので、ご興味ある方はご覧ください。

WiMAX2 5G 比較すると5Gが2倍速い!※実測値で比べています/詳細はコチラ

続きを見る

 

WiMAX+5Gのオプションモードである「プラスエリアモード」は、au回線のプラチナバンド(700~800MHz帯)も使える通信モードです。

 

プラチナバンドとは?

プラチナバンドは通信エリアが広く、電波が届きにくい場所(屋内や山間部など)にも電波が届きやすいことが特徴です。

通常モード(スタンダードモード)で電波が悪いときに、プラスエリアモードに切り替えることで通信を改善できます。

 

「プラスエリアモード」は普段あまり使わない通信モードですが、旅行や帰省、出張先で電波が悪いときにプラスエリアモードに切り替えることで改善できます。

 

速度制限3日10GBが3日15GBへ緩和

WiMAX+5Gになったことで通信速度が速くなっただけではなく、通信制限の緩和などのメリットもあります。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

WiMAX+5GWiMAX2+
通常モード
(スタンダードモード/
ハイスピードモード)
WiMAX2+
au 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
データ容量3日で15GB
(月間上限なし)
3日で10GB
(月間上限なし)
有料オプション
(プラスエリアモード/
ハイスピードプラスエリアモード)
プラチナバンド
(au 4G LTE、au 5G)
も使える
au 4G LTE
も使える
データ容量月間30GB月間7GB

 

通常モードで3日15GBに緩和していますが、制限速度(1Mbps)や時間帯(午後6時から深夜2時まで)は同じ。

ゲームのダウンロードや高画質の動画などは容量をたくさん使うため、制限の緩和はありがたい内容です。

 

契約が「WiMAX2+」ならプラン変更か乗り換えが必要

すでにWiMAX2+で契約中の場合、プラン変更か1度解約してから再契約する必要があります。

WiMAX+5Gは専用ルーターとSIMカードが必要で、WiMAX2+のルーターとSIMでは通信できません。

そのためWiMAX+5Gに変更する必要があるのですが、プロバイダによってまだWiMAX+5G対応の新プランを発表していないところもあります。

WiMAX+5Gへ今すぐ乗り換えたい場合は、まず先に契約中のプロバイダにプラン変更できるかどうか確認していただき、未対応なら1度解約して対応プロバイダに申し込むしかありません。

 

まとめ

いかがでしょうか。

WiMAXの速度が遅くなる原因と対処方法を紹介してきました。

なかには対処できない原因もありますが、まず先に対処できそうなことから始めてみてください。

 

速度が遅い原因

  • WiFiルーター本体やデバイスに問題がある
  • ルーターの設置場所の電波が弱い
  • 電波干渉している
  • パフォーマンス設定による速度低下
  • 利用エリアの電波が弱い

 

ただどれだけ対処しても改善できないこともあります。

とくにインターネット利用者が増える夜間は速度低下になりやすいため、速度が遅くイライラする場合はWiMAX+5Gや別のネット回線に乗り換えることをおすすめします。

 

 

 

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