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お知らせ

2022年2月1日より、WiMAX+5Gのデメリットであった、3日で15GBの速度制限(1Mbps)がなくなりました。

これによって、動画やゲームをより快適に楽しむことができます。

※一定期間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される可能性があります。

WiMAXで動画

WiMAX 動画 遅い問題を今すぐ解決!解決方法はコチラ

■WiMAXで動画が遅い原因を知りたい

■WiMAXで動画を観るのはきつい?

■動画がスムーズになるWiFiルーターは?

 

YouTubeやHuluなど、動画を観るためWiMAXに申し込んだのに、「ロード時間が長い」「動画が途切れる」「動画が止まる」といった症状でストレスを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

このページでは

・WiMAXで動画が遅い原因と対策

・動画を観るために必要な通信速度

・WiMAX2+より高速なWiMAX+5G

を紹介

 

WiMAXの通信速度は、ルーターの置く場所や設定によって大きく変わってきます。

それ以外にも速度制限が原因になっている場合もあるため、動画が遅くなる原因を1つ1つ見て対策していきましょう。

WiMAX2+はプロバイダで速度が遅いわけではない

WiMAXは20社以上ものプロバイダによってサービス提供されていますが、契約先によって速度が遅いということがありません。

GMOとくとくBB やカシモ WiMAX、BIGLOBEも含めプロバイダは、WiMAX2+回線を管理しているUQコミュニケーションズから借りています。

そのためどのプロバイダからWiMAXを契約しても通信品質に違いはありません。

ただルーター端末による性能差により、速度が速い遅いといった通信速度の違いはあります。

 

WiMAXで動画が遅い原因と対策

AmazonプライムビデオやHuluのような動画を観るためには、6Mbpsもあれば視聴可能です。

YouTubeの標準画質であれば1Mbpsで観ることができます。

画質によって推奨速度は変わりますが、高速通信サービスのWiMAXなら十分出せる速度です。

私が持っているW06やWX06でも50Mbpsは出るので、遅いと感じたことがありません。

後ほど紹介しますが、WiMAX+5G対応のモバイルルーターSCR01は100Mbpsも速度が出ます。

 

WiMAXなら十分速度が出るはずなのですが、速度が遅い場合は何かしらの原因があります。

 

動画が遅いと感じる原因

・速度制限により通信速度が遅い

・電波の受信強度が弱くて遅い

・電波干渉によって速度が遅い

・パフォーマンス設定でバッテリーセーブモードに設定している

・WiMAX2+の通信エリア外にいるため速度が遅い

・通信障害が起きている

・古い端末で通信性能が悪く速度が遅い

 

すぐに解決できる内容もあるので、1つずつ確認してみましょう。

 

速度制限により通信速度が遅い

WiMAXはギガ放題プランなら通信量は月間無制限ですが、一切速度制限がないわけではありません。

・直近3日で10GB以上使うと翌日午後6から深夜2時まで速度制限になる

・ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると速度制限になる

 

またギガ放題プランではなく、通常プランは月間7GBを超えると速度制限になります。

今まで動画をスムーズに観ることができたのに、途切れ途切れになったり画質が悪くなったりするのは速度制限が影響している可能性があります。

 

ギガ放題プランでも3日で10GBを超えると速度制限(1Mbps)がある

WiMAXはギガ放題プランでも、通信量が直近3日で10GBを超えると、翌日午後6時から深夜2時まで速度制限(1Mbps)になります。

1MbpsはYouTubeでは標準画質が観れる速度で、動画配信サービスでも標準画質や低画質でなければ観ることができません。

画質によって通信量が大きくなるため、10GBに達する視聴時間も短くなりますし、大きなデータをダウンロードすれば1発で超えてしまうこともあります。

 

下記は動画配信サービスごとに10GBまでの目安をまとめました。

※スマートフォンは左右にもスクロールできます。

動画配信サービス画質10GB1時間のデータ容量
YouTube
(5分
超高画質(UHD 4K)約92回
(約7時間)
約1.33GB
高画質(HD)約170回
(約14時間)
約0.72GB
標準画質(SD)約600回
(約50時間)
約0.21GB
低画質約1,000回
(約83時間)
約0.12GB
Hulu
最高画質約6時間約1.6GB
高画質約11時間約0.9GB
中画質(推奨)約17時間約0.5GB
低画質約24時間約0.4GB
最低画質約35時間約0.2GB
通信節約約115時間約0.08GB
Netflix
超高画質(UHD 4K)約1時間最大7GB
高画質(HD)約3時間最大3GB
標準画質(SD)約14時間約0.7GB
低画質約33時間約0.3GB
Amazon プライム
(ストリーミング)
最高画質約1時間約5.8GB
高画質約5時間約1.8GB
中画質(推奨)約16時間約0.6GB
Amazon プライム
(ダウンロード)

最高画質約11時間約0.9GB
高画質約16時間約0.6GB
中画質(推奨)約33時間約0.3GB
U-NEXT
高画質約5時間約2GB
低画質約45時間約0.2GB
最低画質約120時間約0.08GB
dTV
最高画質約7時間約1.4GB
高画質約11時間約0.9GB
標準画質約22時間約0.4GB
GYAO!
高画質約10時間約1GB
中画質約20時間約0.5GB
低画質約50時間約0.2GB
最低画質約100時間約0.1GB

 

ちなみに

標準画質はDVDレベルの画質で、パソコンで観ると少し粗さが気になりますが、ストーリーを楽しむなら問題ないでしょう。

スマホで観ると画面が小さいこともあって気にならないですね。

 

この速度制限は標準画質や低画質でしか観ることができません。

画質調整を自動で設定している場合、通信速度に合わせて画質を調整してくれますが、高画質に指定しているとフリーズしたり、ロードできなかったりします。

速度制限になっていることが分かれば、画質を落としてみましょう。

 

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると速度制限(128kbps)になる

au 4G LTE回線を併用できるハイスピードプラスエリアモードは、月間7GBまでしか使うことができません。

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えてしまうと、月末まで128kbpsへ速度制限がかかります。

さらにこの速度制限はハイスピードモードにも影響されます。

 

ハイスピードモードは、ギガ放題プランなら月間無制限で使える通信モードです。

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えると、ハイスピードモードも月末まで128kbpsに制限されるので注意が必要。

128kbpsはメールの送受信ができる程度なので、動画を観ることはできず、ネット検索ですら表示が遅くてイライラします。

この制限になっていれば翌月1日に解除されるまで待つしかありません。

 

ギガ放題プランではなく通常プランなら7GBまでしか使えない

WiMAXに申し込む際に通常プラン(ライトプランや7GBプランとも)で契約している場合、7GBを超えると月末まで通信速度が128kbpsへ制限されます。

月7GBが全然足りないのであれば、プロバイダにプラン変更の手続きをしましょう。

 

電波の受信強度が弱くて遅い

WiMAXは基地局から電波を受信して、スマホやパソコンと無線や有線接続で繋がります。

通信速度が遅い理由が速度制限でなければ、基地局が発するWiMAX2+の電波が弱くて速度が遅くなっている可能性があります。

WiMAXは高周波数2.5GHzの電波を使います。

この電波は、通信速度は速いのですが障害物に弱いといった弱点があります。

 

WiMAX2+の電波は屋内に弱い

高い周波数2.5GHzを使うWiMAX2+は、屋内を苦手とする電波です。

電波は障害物(建物など)を回り込んだりして届きますが、高い周波数2.5GHzは通信速度が速いかわりに直進性が高く、回り込みにくくなります。

そのため障害物に弱く、屋内まで電波が届きにくいことがWiMAX2+の特徴です。

 

また電波は障害物により通過したり反射したりします。

電波の一般的な性質として、紙、布、プラスチックは通り抜けることができます。

木材やガラスも減衰しますが、通過することができます。

コンクリートは遮られたり、鉄や銅、アルミニウムといった金属類には反射するため通過できません。

 

電波が通すもの

 

ルーター端末を窓際に置いた方がいいと言われるのはこのためです。

ドアや家具、壁が障害物になるため、パソコンとルーター端末との間に扉などがあると材質により遮られてしまいます。

 

電波インジケータを使い電波が強い場所を探る

WX06電波インジケータ比較

電波は壁や家具の影響を受けてしまうため、置く場所によって電波の強度が変わります。

WiMAXには、電波強度を12や13段階で表示し、屋内での電波感度が良い場所を探れるツールがあります。

WX06はルーターの画面で確認できますが、W06やホームルーターはアプリを使って確認することができます。

・Huaweiのアプリは「HUAWEI HiLink

・NECのアプリは「NEC WiMAX 2+ Tool

 

下の画像は、W06の「ベストポジション機能」で電波強度を検知しています。

WiMAX W06 ベストポジション機能

置き場所を少し変えるだけで電波レベルが変わるので、一度自宅の電波レベルを探ってみましょう。

 

電波干渉によって速度が遅い

先ほどは基地局からルーターまでの電波に関することでしたが、ルーターからスマホやパソコンも電波で繋がります。

WiFiも周波数2.4GHzや5GHzといった電波を使います。

 

WiFiでの通信は他のWiFi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。

iPadやiPhoneなどの機器類でBluetoothを使っている場合は、OFFにしたり、電子レンジと距離をとった状態で利用した方が干渉を避けることができます。

 

メモ

電子レンジはマイクロウェーブ電磁波を使い、食品内部の分子を振動させて加熱します。

この電磁波の周波数がWiMAXの周波数(2.4GHz)と同じ周波数帯であるため、干渉を起こしてしまいます。

 

周波数を2.4GHzから5GHzに変える

WiMAXのルーターは、WiFiの周波数を自由に変更することができます。

ただWiFiには規格があり、スマホやパソコンなど接続機器側も対応している必要があります。

下記はWiFiの規格で、5GHzを使うためには、802.11ac/11n/11aに対応していなければなりません。

 

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

WiFiの規格
規格名周波数帯最大通信速度
802.11b2.4GHz帯11Mbps
802.11a5GHz帯(5.2~5.3GHz)54Mbps
802.11g2.4GHz帯54Mbps
802.11n2.4GHz/5GHz帯300Mbps/600Mbps
802.11ac5GHz帯(5.2~5.3GHz)6.93Gbps

 

周波数2.4GHzはよく使われるので電波干渉しやすいですが、5GHzへ切り替えることで電波干渉を避けることができます。

周波数は数値が高くなればなるほど速度が速くなるので、5GHzにすることで速度が速くなりますが、デメリットとして障害物に弱くなり、電波が届く距離が短くなります。

 

また5GHzに切り替える場合、「屋内」か「屋外」どちらで利用するか問われます。

屋外を選んだ場合はDFS機能によるサーチが行われ、約1分間は通信ができません。

 

DFS機能とは?

周波数5GHzを使って屋外で通信する場合、気象レーダーなど電波干渉を起こす電波が周囲にないかを約1分間確認し、電波干渉を起こさないチャンネルを使うことが電波法によって定められています。

この周囲の電波を確認する機能を「DFS機能」と言います。

5GHzに変えても追加料金などはなく、自由に変えることができるので速度を速くしたい場合は5GHzを使っていきましょう。

 

LANケーブルやUSBケーブルを使って有線接続にする

WiMAXのモバイルルーターはUSBケーブルを、ホームルーターはLANケーブルを使って有線接続にできます。

モバイルルーターでも専用のクレードルを使えばLANケーブルで有線接続できます。

WiFi接続は電波干渉などの障害もあるため、速度が遅くてホームページの表示が遅かったり、動画が途切れ途切れになったりと問題が生じる場合があります。

有線接続にすることで、周囲を飛んでいる電波の影響を受けなくなります。

 

パフォーマンス設定でバッテリーセーブモードに設定している

外でも使えるモバイルルーターは、通信速度や電池持ちのバランスを決める「パフォーマンス設定」があります。

3つのパフォーマンス設定を、用途に応じて切り替えることができます。

通信速度か電池持ちのバランスを決めることができるため、電池持ちを優先させると通信速度が遅くなり、通信速度を優先させると電池の減りが早くなります。

 

3つのパフォーマンスモード(W06/WX06)

〇バッテリーセーブモード/エコモード

電池持ちを最大限に重視

〇スマートモード/ノーマルモード

通信速度と電池持ち両方のバランスを重視

〇ハイパフォーマンスモード

通信速度を最大限に重視

 

自宅では速度重視の「ハイパフォーマンスモード」を使い、外出先など電池持ちをよくするために「バッテリーセーブモード/エコモード」に切り替えてバランスを設定します。

下はW06で「ハイパフォーマンスモード」と「バッテリーセーブモード」で速度比較しました。

W06 ハイパフォーマンスモード バッテリーセーブモード 速度比較

※測定結果はPING値:左、下り速度(ダウンロード):中、上り速度(アップロード):右となっています。

 

バッテリーセーブモードにするとかなり速度が遅くなります。

ネットのロード時間が長いと感じたら、パフォーマンス設定も確認してみましょう。

 

スピードテストで回線速度を見てモードを変更する

実際にどのくらいの速度が出ているか、スピードテストで実測値を把握しておくことも大切です。

スピードテストでは下り・上り速度とping値を測定できますが、動画を観るためには下り速度(ダウンロード)が重要です。

 

下記は通信速度の目安です。

用途必要な下り速度の目安
サイト閲覧1Mbps~10Mbps
メール128kbps~1Mbps
動画1Mbps~25Mbps
オンラインゲーム5Mbps以上

 

WiMAX2+の電波強度が強ければ30Mbps以上の速度が出るので、動画が途切れずに観ることができるはずです。

 

WiMAX2+の通信エリア外にいるため速度が遅い

UQ WiMAXはWiMAX2+のサービスエリアマップを公開しています。

サービスエリアマップ内にある「ピンポイントエリア判定」を使えば、「〇」や「△」「×」などの判定がでるため、自宅や仕事場など利用予定場所で通信できるかどうか分かるようになっています。

これはプロバイダの申し込みページでも確認することができます。

 

今までは問題なく使えていても、引っ越ししてから速度が遅くなった方もいらっしゃいます。

引っ越し先が「△」になっていることもあるので、WiMAXの利用場所が変わっているのなら「サービスエリアマップ」で確認してみましょう。

 

au 4G LTE回線を使うハイスピードプラスエリアモードにする

ハイスピードプラスエリアモードは、au 4G LTEの800MHzも使える通信モードです。

プラチナバンド(700MHz~900MHz)とも呼ばれるこの電波は、遠くまで届き障害物(建物など)を回り込む特徴を持っています。

プラチナバンドの特徴

 

屋内でも通信しやすいので、WiMAX2+がぜんぜん繋がらないのなら「ハイスピードプラスエリアモード」にすることで速度が改善されます。

ただハイスピードプラスエリアモードは月7GBまでしか使えず、契約内容によっては有料(1,105円/月)になるので、あまり使わない方がいい通信モードです。

 

例えば帰省中や旅行先で速度が遅ければ、一時的にハイスピードプラスエリアモードを使って動画を観るのならいいと思いますね。

ルーター側でハイスピードプラスエリアモードの通信量上限を設定できるので、6GB~7GBまでに設定しておけば安心して動画を観ることができます。

設定した上限に達したら、通信の停止や「ハイスピードモード」へ自動で切り替えてくれます。

 

通信障害が起きている

ご利用の通信エリアで通信障害が起きていて、その辺り周辺で接続がしづらくなることがあります。

今まで問題なく通信できていたのに、急に通信できなくなったり、遅くなった場合はUQ側に原因がある場合があるため、公式サイトで確認する必要があります。

 

UQ WiMAX公式サイトで確認してみる

WiMAX2+回線で通信障害が起きているとUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)の公式サイトで確認することができます。

au 4G LTE回線はKDDIの公式サイトで確認。

もし利用地域で通信障害が起きていると復旧するまで待つしかありません。

復旧状況も公式サイトにて確認することができます。

 

古い端末で通信性能が悪く速度が遅い

W06 ハイモードアンテナ

WiMAX2+は速度が速い電波を使っていますが、障害物に弱いというデメリットがあります。

そのため、WiMAX2+は自宅やビルなどの屋内を苦手とする電波で、速度が遅かったり圏外になる場合があります。

 

メーカーもそのデメリットを把握しており、屋内でも弱い電波をキャッチできるようなアンテナの開発に努めてくれています。

Huaweiの「高性能ハイモードアンテナ」や、NEC製の「ワイドレンジアンテナ」が該当します。

古い端末には最新技術が搭載されていないため、新しい端末に機種変更することで速度が速くなる可能性があります。

 

またUQコミュニケーションズは地上エリアだけではなく、地下(地下街や地下鉄など)にも基地局を設置し、通信エリアを広げています。

端末だけでなく通信エリアも広くなっているので、より電波を拾いやすくなっています。

 

5G対応のルーターはスタンダードモードでもau回線が使えて高速に

WiMAX2+でもau回線を利用できましたが、オプションであるハイスピードプラスエリアモードでのみ可能でした。

ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまでしか使えないため、メインで使える通信モードではなく、あくまでWiMAX2+の電波が届かないエリアで使えるような補助的な役割でした。

 

WiMAX+5Gのスタンダードモードは、WiMAX2+回線だけでなくau回線も使うことができます。

 

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

WiMAX+5GWiMAX2+
通常モード
(スタンダードモード/
ハイスピードモード)
WiMAX2+
au 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
有料オプション
(プラスエリアモード/
ハイスピードプラスエリアモード)
プラチナバンド
(au 4G LTE、au 5G)
も使える
au 4G LTE
も使える

 

WiMAX+5Gのオプションである「プラスエリアモード」は、au回線のプラチナバンド(700~800MHz帯)も使える通信モードです。

スタンダードモードでau回線かWiMAX2+回線のどちらか通信状況が良い方を使えるので、屋内でも通信速度が出やすくなります。

 

下記はWiMAX2+最速のW06と5G対応のSCR01を自宅で比較しました。

私の自宅は5Gエリア外なので、4Gの通信速度になります。

W06とSCR01の速度比較

※測定結果はPING値:左、下り速度(ダウンロード):中、上り速度(アップロード):右となっています。

 

WiMAX+5Gが圧倒的に速いです。

5Gエリアは今後拡大予定なので、さらに快適な通信環境になっていくことが期待できます。

 

WiMAX2+サービス対応の最新機種はもう登場しない可能性大

WiMAXは「WiMAX⇒WiMAX2+」へ移行しており、2020年3月末でWiMAXサービスが終了してWiMAX2+サービスへ完全に切り替わりました。

同じように「WiMAX2+⇒WiMAX+5G」への完全移行が考えられます。

そしてすでにUQコミュニケーションズから2022年秋以降に、WiMAX2+サービスで提供している周波数帯の一部を5Gサービスへ移行していくことが発表されています。

これに伴い、WiMAX2+の最大速度440Mbpsが220Mbpsへ変更になります。

 

WiMAX2+サービスが縮小されていくため、今後最新機種が登場するとは考えられません。

ただWiMAX+5G対応であれば続々と登場します。

2021年4月8日にSamsungよりモバイルルーターSCR01が登場、6月4日からZTEよりホームルーターZTR01が登場予定です。

従来のWiMAX2+より高速通信が可能なので、機種変更をお考えでしたらWiMAX+5Gに変更した方がいいでしょう。

 

WiMAX2+とWiMAX+5Gの違いについて、下記ページで詳しく比較しています。

WiMAX2 5G 比較すると5Gが2倍速い!※実測値で比べています/詳細はコチラ

続きを見る

 

動画配信サービスによる必要な速度

動画は1Mbps~25Mbpsあれば視聴可能ですが、正確には動画配信サービスによって推奨速度が違ってきます。

それぞれで必要な通信速度が違うため、WiMAXを契約する前に予め知っておきたいですね。

下記に動画配信サービスの必要な通信速度を紹介しています。

 

Netflixの画質ごとに必要な通信速度

Netflixで動画を見るためには通信速度3Mbps以上ほしいところ。

標準画質・高画質・超高画質から見ることができますが、超高画質をWiMAXで見ることは厳しいです。

ただしNetflixは見ることができる画質により料金が変わってくるため、4K画質となると月額料金が料金プランのなかでは高額です。

Netflixの料金プラン

・ベーシックプラン:990円/月
標準画質(SD)でのみ見ることができます。

・スタンダードプラン:1,490円/月
高画質(HD)までの画質で見ることができて、同時に2画面で視聴可能です。

・プレミアムプラン:1,980円/月
超高画質(UHD 4K)画質までの画質で見ることができて、同時に4つの画面で視聴可能です。

 

各画質の通信速度が下記になります。

必要な速度

標準画質(SD)推奨 3.0Mbps

高画質(HD)推奨 5.0Mbps

超高画質(UHD 4K)推奨 25Mbps

 

あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

動画配信サービス画質1時間のデータ容量10GB
Netflix超高画質(UHD 4K)最大7GB約1時間
高画質(HD)最大3GB約3時間
標準画質(SD)約0.7GB約14時間

 

標準画質なら3日で約14時間、映画を見続けると10GBに達します。

2時間の映画であれば7本分ぐらいですね。

3日で7本の映画もけっこう多いと思いますが、これ以上見る人にとってWiMAXは不向きかもしれません。

WiMAXの速度制限になる時間帯が午後6時から深夜2時までの間なので、その時間帯以外であれば映画を見ることはできます。

 

超高画質の場合は、推奨速度が25Mbpsで映画(2時間)1本を見れば10GBを超えてしまうため、プレミアムプランで映画を楽しむのであれば、安定した通信が可能な固定回線をおすすめします。

 

Amazonプライムビデオの画質ごとに必要な通信速度

30日間無料体験ができるAmazonプライムビデオは、中画質・高画質・最高画質から選ぶことができます。

Amazonプライムビデオの料金プランは、月額500円でいつでもキャンセルしやすいプランか、年会費4,900円で若干お得なプランがあります。

Amazonプライム会員特典

・映画・TV・アニメ見放題

・お急ぎ便・お届け日時指定便使い放題

・200万曲以上聞き放題

・写真を容量無制限で保存可能

・雑誌・本・漫画を読み放題

 

月額500円で上記内容であれば、比較的安いプランのような気がします。

Amazonプライムビデオの標準画質に必要な通信速度もそこまで速くないため、WiMAXでも十分楽しめます。

必要な速度

中画質 0.7Mbps

高画質 3.5Mbps

最高画質 15Mbps

 

あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

動画配信サービス画質1時間のデータ容量10GB
Amazon プライム
(ストリーミング)
最高画質約5.8GB約1時間
高画質約1.8GB約5時間
中画質(推奨)約0.6GB約16時間
Amazon プライム
(ダウンロード)
最高画質約0.9GB約11時間
高画質約0.6GB約16時間
中画質(推奨)約0.3GB約33時間

 

Amazonプライムビデオは一部作品を除き、ダウンロードができます。

ダウンロードしておくことで、インターネット接続をしていなくても、どこでも視聴することができます。

データ容量はダウンロードの方が抑えることはできますが、スマホなど容量の空きスペースが必要なところがデメリットですね。

ストリーミングは、インターネットに接続しながら視聴することです。

空きスペースを確認する必要はなく、スムーズに視聴可能ですが、インターネットに接続しておく必要性があるのと、データ容量もダウンロードに比べるとたくさん使ってしまうところがデメリットです。

中画質(標準画質)であれば、WiMAXの速度制限であっても視聴可能なので、実質無制限で楽しむことができますね。

 

Huluの画質ごとに必要な通信速度

Huluは映画・ドラマ・アニメ・バラエティを月額定額制で楽しむことができる動画配信サービスです。

月額料金は1,026円で見放題です。

2週間無料でお試しができるので、サービスに満足できなければそのままキャンセルすることもできます。

 

Huluの必要な通信速度は下り3Mbps以上必要なので、WiMAXの速度制限では見るのにストレスを感じるかもしれません。

見ることは可能です。

必要な速度

推奨3.0Mbps~6.0Mbps

 

あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

動画配信サービス画質1時間のデータ容量10GB
Hulu最高画質約1.6GB約6時間
高画質約0.9GB約11時間
中画質(推奨)約0.5GB約17時間
低画質約0.4GB約24時間
最低画質約0.2GB約35時間
通信節約約0.08GB約115時間

 

中画質(標準画質)の場合は、約17時間見続けると10GBに達します。

3日で17時間も見続ける人もなかなかいないのではないかと思いますが、最高画質で長時間見る方にとってはWiMAXより固定回線の方がストレスなく楽しむことができると思いますね。

 

U-NEXTの画質ごとに必要な通信速度

U-NEXTは映画・ドラマだけではなく、本や雑誌、音楽などあらゆるコンテンツを楽しむことができるサービスです。

月額料金2,189円ですべてのコンテンツが見放題になり、毎月1,200ポイントがチャージされコミックや書籍の購入や映画チケットの割引にも使えます。

必要な速度

標準画質 1.5Mbps以上

高画質 3Mbps以上

最高画質 15Mbps以上

 

あくまで目安ですが、下記の時間をみると10GBに達します。

※スマートフォンは左右にスクロールできます。

動画配信サービス画質1時間のデータ容量10GB
U-NEXT高画質約2GB約5時間
低画質約0.2GB約45時間
最低画質約0.08GB約120時間

 

選べる画質は自動・最低画質・低画質・高画質から選ぶことができます。

高画質であれば、長時間みるとあっという間に10GBに達しますが、それ以下であれば長時間の視聴も可能になってきます。

ダウンロードもできて、1時間のデータ容量は450MB(約0.4GB)なので、データ容量を抑えるのであればダウンロードをしておいて視聴することもできます。

 

TSUTAYA TVの画質ごとに必要な通信速度

TSUTAYA TVはレンタルショップTSUTAYAが運営している動画配信サービスです。

月額1,026円でドラマやアニメ、映画が見放題となります。

必要な速度

標準画質 1.5Mbps以上

高画質 最低6Mbps以上(8Mbps以上推奨)

 

標準画質であれば、そこまで速度も必要がないため遅い速度でも視聴可能ですが、高画質であれば最低6Mbpsできれば8Mbps以上の通信速度があったほうがストレスなく視聴できます。

 

まとめ

いかがでしょうか。

WiMAXはプロバイダによって通信品質に差はなく、別のプロバイダに乗り換えたところで意味がありません。

料金プランが変わるだけです。

 

WiMAXで動画が遅くなる原因をまとめると

・速度制限により通信速度が遅い

・電波の受信強度が弱くて遅い

・電波干渉によって速度が遅い

・パフォーマンス設定でバッテリーセーブモードに設定している

・WiMAX2+の通信エリア外にいるため速度が遅い

・通信障害が起きている

・古い端末で通信性能が悪く速度が遅い

 

下り20Mbpsでも十分速いのですが、さらに高速通信を求めるのならWiMAX+5Gがおすすめです。

これからWiMAXに申し込む方や、そろそろ機種変更したい方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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