WiMAX端末(ルーター)は、新しくなるほど性能が向上しており、通信速度や電波の繋がりやすさが上がっています。
そのため、古い端末を使い続けている人は、最新端末へ機種変更をすることで、より快適にインターネットを利用できるというメリットがあります。
WiMAX2+回線はUQコミュニケーションズが管理して、Broad WiMAXやGMOとくとくBB、BIGLOBEも含めMVNO(仮想移動体通信業者)へ提供しています。
そのため、WiMAXのエリアや繋がりやすさというのは、プロバイダで変わらず無線高速通信を楽しむことができます。
Broad WiMAXで現在契約している方に向けて、さらに長期利用したい場合にお得に機種変更ができるキャンペーンを紹介致します。
Broad WiMAXの機種変更0円キャンペーンは2年契約のみ
WiMAXを長期利用していると、こんな悩みが出てくると思います。
・端末が古いままなので新しくしたい
・割引キャンペーンが終わってしまう
Broad WiMAXでは、長期利用者に対してお得に機種変更ができる「機種変更キャンペーン」を行っています。
最新端末は、バッテリーの持ちだけではなく通信速度も向上していることもあり、機種変更することで、よりネット環境が快適になるメリットがあります。
しかしBroad WiMAXの機種変更キャンペーンは2年契約プランの方限定のサービスとなります。
3年契約プランの機種変更キャンペーンも少し前まではあったのですが、2019年10月現在では終了しております。
3年契約では機種変更ができないため、更新月で解約してから再契約するしかありません。
更新月が37ヶ月目になるため、それまで機種変更ができないというデメリットがありますね。
どうしても機種変更したい方は違約金を払って解約するしかないのが現状です。
機種変更キャンペーンの利用条件
このキャンペーンにはWiMAX2+端末を20ヶ月以上利用していることという適用条件があり、条件をクリアしていなければ機種変更キャンペーンを受けることができません。
この機種変更キャンペーンには3つの特典があります。
3つの特典
特典1 24ヶ月間300円割引
特典2 端末代が0円
特典3 LTEオプション料が無料
特典1の24ヶ月間300円割引がよくわからないと思います。
実はBroad WiMAXの機種変更キャンペーンは、現在の料金プランの契約を解約して、新たに3年契約プランで契約する“再契約”扱いになります。
機種変更キャンペーンは3年契約プランで再契約になる
機種変更を申し込む画面ですが、右上に「W06は3年プラン専用です」と表示され、この『3年プランを希望する』の☑を外すことができません。
これはどの端末を選んでも同じです。
Broad WiMAXでは2年契約プランの受付は終了しているため、現在は3年契約プランしかありません。
ココに注意
機種変更をすると3年プランで再契約することになります。
因みに、機種変更をするときに一度解約することになるのですが、更新月でない場合の解約違約金が0円になります。
20ヶ月以上利用している方になるため、違約金が20,900円(税込み)ではないはずなのですが、違約金を支払う必要はありません。
そのかわり、再契約になるため事務手数料3,300円が必要になります。
とくトク割で月額料金が少し安い
改めて特典1の詳細を解説しますが、機種変更キャンペーンを利用した後は、とくトク割適用で24ヶ月間300円割引になります。
機種変更キャンペーンを利用せずに継続するのであれば、若干安くなるためお得になるかもしれませんが、正直一度、更新月で解約してから再契約した方が月額料金を安く抑えることができます。
ここで、Broad WiMAXと新規契約したときと、機種変更キャンペーンを利用したときの月額料金を比較してみました。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
新規契約 | 機種変更キャンペーン | |||
プラン | ギガ放題 | ライト(7GB/月) | ギガ放題 | ライト(7GB/月) |
1ヶ月目~2ヶ月目 | 2,999円 | 3,273円 | 4,115円 | 3,362円 |
3ヶ月目~24ヶ月目 | 3,752円 | |||
25ヶ月目以降 | 4,412円 | 3,659円 | 4,445円 | 3,692円 |
1ヶ月目~更新月 (合計金額) | 145,901円 | 119,528円 | 156,549円 | 128,669円 |
実質月額料金 | 3,943円 | 3,270円 | 4,231円 | 3,477円 |
※表記の料金は税込みです。
この表を見ると、
ギガ放題プランやライトプラン(7GB/月)も、機種変更キャンペーンより安いです。
Broad WiMAXの月額割引は何度でも契約可能なので、更新月で解約してから新規契約(再契約)した方が月額料金を抑えてWiMAXを利用することができます。
解約違約金が再設定されるので要注意
再契約になるため、解約違約金もリセットされてしまいます。
Broad WiMAX 3年契約の解約違約金は以下になります。
12ヶ月目以内:20,900円
13ヶ月目~24ヶ月目:15,400円
25ヶ月目~36ヶ月目:10,450円
37ヶ月目:0円
38ヶ月目以降:10,450円
25ヶ月目では10,450円の違約金になりますが、機種変更をすると再契約になるため20,900円の違約金からとなり、さらに3年契約プランへ変更されてしまうため、更新月も37ヶ月目になります。
各プロバイダの機種変更の中では一番お得
機種変更ができるプロバイダは他にもあります。
Broad WiMAXやGMOとくとくBBのように再契約になったり、契約はそのままで端末だけ新しくできるプロバイダもあります。
機種変更は、更新月が過ぎても継続して利用したい方向けでもあるため、更新月以降の料金比較をしてみました。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
ギガ放題 | |||||
プロバイダ | Broad WiMAX | GMOとくとくBB | BIGLOBE | UQ WiMAX | So-net |
実質月額料金 | 4,231円 | 4,689円 | 4,378円 | 4,455円 | 4,817円 |
端末代 | 無料 | 無料 | 16,500円 | 16,500円 | 無料 |
契約タイプ | 再契約 | 再契約 | 継続 | 継続 | 継続 |
BIGLOBEやUQ WiMAX、So-netは再契約扱いにならず、契約が継続されます。
端末だけ新しくできるということです。
Broad WiMAXやGMOとくとくBBは、機種変更をすると一度、解約になって再契約になります。
基本的に契約が継続になる場合は、月額料金が契約中のプラン通りなので一番高い月額料金になっているはずですが、Broad WiMAXやGMOとくとくBBは再契約になるため、料金プランが変わります。
Broad WiMAXは先ほど紹介した通り、2年間300円割引になりますが、GMOとくとくBBは割引なしの月額料金になります。
2年契約プラン限定ですが、機種変更ができるプロバイダの中では、割引のあるBroad WiMAXがおすすめです。
機種変更キャンペーンの手続き方法
20ヶ月以上利用している方であれば、Broad WiMAX「機種変更キャンペーン」の専用ページから申し込みができます。
専用ページでは、WiMAX端末やプラン(ギガ放題orライトプラン)、加入オプションを選び、お客様情報を入力して手続き完了です。
数日から1週間以内に端末が届くため、UIMカードを差し込んで利用することができます。
25日以内の申し込みで、翌月から、25日以降の申し込みで翌々月からの適応になります。
更新月で解約するのが面倒で、月額料金が新規契約より高くても構わない方は、申し込み日に注意して機種変更をしましょう。
機種変更申し込みページまでの行き方
①上のリンク先で左下「お客様サポート」をクリック
②お客様サポートサイトのご案内で、最新端末に機種変更を選ぶと機種変更の詳細ページに行きますので、そこで機種変更の申し込みを行います。
Broad WiMAX【3年契約の方】で機種変更をする方法
結論から先に言うと、3年契約の方で機種変更したい場合は、一度解約してから再契約するしかないです。
解約せずに更新するのであれば、若干安くなるためお得になるかもしれませんが、正直一度更新月で解約してから再契約した方がお得です。
Broad WiMAXの機種変更キャンペーンは2年契約プラン限定のサービスです。
以前は3年契約プランの方でも、長期利用者は機種変更ができましたが、それがなくなっています。
おそらく復活することはないと思われます。
理由は3年契約でも同じように“再契約”扱いになっており、更新月で解約してから再契約した方が断然お得だからです。
今、行っている2年契約限定の機種変更キャンペーンも、2年契約利用者が3年契約プランへ乗り換えるためのキャンペーンで、現在は2年契約プランの新規受付が終了しているため、この機種変更キャンペーンも次第になくなるのではないかと思われます。
さらに
2019年10月より3年契約プランを廃止し始めているプロバイダが出てきています。
・BIGLOBE
1年契約(ギガ放題プラン)が登場し、3年契約プランを廃止
・UQ WiMAX
2年契約(ギガ放題プラン)を残し、3年・4年契約プランを廃止
Broad WiMAXは月額料金が安いプロバイダですが、機種変更を考えると同時に契約プランも見直してみてはいかがでしょうか。
お得に機種変更|解約してプロバイダと新規契約(乗り換え)した方が安い
機種変更キャンペーンの条件を満たしていても、3年契約の月額料金が高いプランで再契約になるためおすすめできません。
そのため、解約違約金を払わずに済む更新月まで待って、Broad WiMAXやその他のプロバイダと新規契約した方が、月額料金を安く抑えることができるため、お得にWiMAX2+を利用することができます。
Broad WiMAXや後ほど紹介するGMOとくとくBBも最新端末が無料になるキャンペーンを行っているため、初期費用が高くなるわけではありません。
新規契約でも機種変更キャンペーンでも事務手数料3,300円や端末代が無料なのも同じであるため、あとは月額料金を安く抑えることができる新規契約がおすすめです。
GMOとくとくBBの月額割引プランは業界最安
GMOとくとくBBは月額料金が安いプロバイダです。
今なら期間限定でキャッシュバック6,000円付きで、突然なくなることがありますので、契約を考えている方は今がチャンスです。
このプランは月額料金を安くすることで他社と差別化を図っており、1番安いプロバイダとして人気が高いです。
キャッシュバックを受け取ることができなかった場合を考えると、初めから月額料金が安いプロバイダを選んだ方が安心できますので、GMOとくとくBBのこの料金プランがおすすめです。
ココがポイント
この月額割引キャンペーンは、過去にGMOとくとくBBと契約されていた方でも申し込みができます。
高額キャッシュバックキャンペーンは、初めて契約される方に限定されますが、月額割引キャンペーンは何度でも契約できます。
現在Broad WiMAXと契約中の方で、更新月が近い方は『GMOとくとくBBの月額割引キャンペーン』で申し込んでみてもいいかと思います。
GMOとくとくBBなら最新端末でも無料!
GMOとくとくBBは最新端末でも、20,000円もする端末代が無料です。
BIGLOBEやUQ WiMAXでは端末代が必要になってきますが、GMOとくとくBBでは端末代が不要ですので、その分、初期費用を抑えることができます。
最新のWiMAX端末に機種変更するメリット
最新のWiMAX端末は、WiMAX2+回線を利用してネットに繋がります。
古い端末は、遅いWiMAX回線に繋がるものもあるため、WiMAX2+回線が使える端末へ機種変更するだけでも速度や繋がりやさも向上するためメリットが大きいです。
端末も進化しており、単に速度UPしているだけではなく高性能なアンテナが内蔵されて弱い電波をしっかりキャッチするようになってきているため、すでにWiMAX2+回線でネットを利用している場合も、機種変更することでより快適に楽しむことができます。
そのため、最新のWiMAX端末へ機種変更することで、より良いネット環境を整える意味でもメリットがあります。
最新端末はWiMAX2+回線が使える
WiMAX回線の受付は終了しているため、これから契約する方や機種変更する方は自動的にWiMAX2+回線を使うことになります。
WiMAX回線はまだ使うことができますが、2020年にWiMAX回線がなくなりWiMAX2+回線へ統一されるため、今後WiMAX2+回線を高速化してくと考えられます。
WiMAX2+回線はUQコミュニケーションズが管理しており、通信設備を敷設して回線を提供Broad WiMAXやGMOとくとくBBといったMVNO(仮想移動体通信業者)に提供しています。
MVNO(仮想移動体通信業者)は設備管理などの費用がかからないため、自社ブランドとして安く通信サービスを提供することができます。
そのため、WiMAX2+回線が高速化すればBroad WiMAXやGMOとくとくBBなど、どのプロバイダで契約してもネット環境が快適になります。
私たちユーザーは、安くお得に契約できるプロバイダを探すことが大事なポイントです。
WiMAX回線とWiMAX2+回線の違い
過去、WiMAX回線とWiMAX2+回線の2種類の回線がありました。
WiMAX回線の受付は終了しているため、Broad WiMAXやGMOとくとくBBではWiMAX2+回線のみの契約になります。
WiMAX回線
上り最大速度15.4Mbpsで下り最大速度40Mbpsの旧回線で、2018年9月末でWiMAX回線の加入受付は終了
WiMAX2+回線
2013年10月からサービスが開始された高速通信サービスになります。
上り最大速度10Mbpsで下り最大速度110Mbpsでしたが、そこからさらに技術が発展して、上り最大速度30Mbpsで下り最大速度440Mbpsまで向上しています。
2020年3月末にWiMAX回線が終了し、WiMAX2+回線へ完全に切り替わります。
2018年9月末でWiMAX回線の加入受付は終了しているため、これから契約する方はWiMAX2+回線になるのであまり関係ないのですが、まだWiMAX回線を利用している方は、サービス終了する前にWiMAX2+回線が使える端末へ機種変更をした方がいいです。
WiMAX回線よりWiMAX2+回線の方が、電波も繋がりやすく安定しやすいため、機種変更をしたことで、悪かった繋がりが改善されると思います。
因みに、WiMAX回線が終了した後は、WiMAXで使用していた周波数帯をWiMAX2+回線へ切り替わります。
これによりさらにWiMAX2+回線が快適になります。
最新端末は通信速度や電波の繋がりが向上している
WiMAX最新端末のW06は下り最大速度が1.2Gbpsに達しています。
高速無線通信がギガ超えしてきており、工事が必要な光回線がなくても不自由がなくなってきています。
W06はBroad WiMAXやGMOとくとくBBなど、ほとんどのプロバイダで取り扱っている端末で、WiMAX2+回線はプロバイダによって通信エリアや繋がりやすさは変わりません。
そのため、月額料金やキャンペーンの違いでプロバイダを選ぶことになります。
あとは、端末の性能により違いがあり、最新端末になると下りや上り(ダウンロードやアップデート)の通信速度が向上しているだけではなく、電波をしっかりとキャッチして繋がりやすくなってきています。
今使っている端末が旧端末であれば、機種変更をすることでより良いネット環境を整えることができます。
モバイルルーターのバッテリーの持ちも向上
WiMAX端末にはモバイルルーターとホームルータ―がありますが、外でも使う場合はモバイルルーターを選びます。
外で使うためバッテリーの持ちも重要になりますが、旧端末では7時間程度だったのが9時間や11時間へとバッテリーの持ちも良くなってきています。
ただスマホのように、2年3年と長い期間使い続けるとバッテリーの持ちも悪くなってくるため、充電しても短時間で電池切れになってきます。
更新月は、端末や契約プランを見直すチャンスです。
機種変更を考えるだけでなく、プロバイダや契約プランを見直すことで、今までの月額料金を安く抑えることもできます。
そのときのキャンペーンによってキャッシュバックがあることも。
WiMAX端末は年々、性能が上がっていますが、プロバイダの料金プランやキャンペーンもいろいろありますので、更新月を迎えたら検討してみてもいいと思います。
機種変更で最新端末を選ぶときの注意点
Broad WiMAXの機種変更キャンペーンは2年契約の方限定なのですが、BIGLOBEやSo-net、GMOとくとくBBは最新プランでも機種変更ができます。
各社の機種変更では、同じUIMカードを使えない場合があります。
新規契約の場合は問題ないのですが、機種変更キャンペーンを利用して古い端末から最新端末へ機種変更する場合、UIM(SIM)カードのサイズが違う場合があるため、そのまま使えない可能性があります。
micro UIMカードとnano UIMカードはサイズが違う
現在、nano UIMカードを使っている方は、最新端末へ機種変更してもそのままUIMカードを使うことができます。
しかし、micro UIMカードを使っている方は、W06やHOME L02といった最速端末へ機種変更するとUIMカードのサイズが合わないため、そのまま使うことができません。
最新端末では、nano UIMカードを使用しています。
機種変更をするとnano UIMカードが同梱されているため、その新しいUIMカードを使ってWiMAX端末を利用します。
回線切り替えの手続きが必要
使用中のWiMAX端末がmicro UIMカードの場合、最新端末へ機種変更した場合はnano UIMカードへ切り替わります。
nano UIMカードは端末と同梱されていますがそのまま使うことはできず、回線の切り替え作業が必要になるケースがあります。
切り替え作業は各公式サイトで手続きを行い、手続き完了後にnano UIMカードを使うことができます。
WiMAX端末を選ぼう|おすすめ機種は?
端末選びでは、速度が速い端末が圧倒的に有利です。
外でも使うのであれば、下り速度最大1.2Gbpsのモバイルルーター「W06」がおすすめです。
下り 最大通信速度 | 1,237Mbps (約1.2Gbps) |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | 約9時間 |
接続台数 | 16台 |
製造元 | HUAWEI |
しかし、家の中でしか使わないのであれば、大きなアンテナが内蔵されて下り速度最大1Gbpsの「HOME L02」がおすすめです。
下り 最大通信速度 | 1Gbps |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | ー |
接続台数 | 40台 |
製造元 | HUAWEI |
モバイルルーターW06でも家の中で使うことができます。
私はむしろ外では使わずW06を家の中で使って、PS4でオンラインゲームをしています。
WiMAX端末最速の下り最大1.2Gbps
端末画像 | 端末 | 下り 最大通信速度 |
W06 | 1,237Mbps (約1.2Gbps) | |
WX06 | 440Mbps | |
WX05 | 440Mbps | |
W05 | 758Mbps |
ハイスピードプラスエリアモードで有線接続など条件がありますが、他の端末と比べても最大1.2Gbpsと最速です。
ハイスピードモードでも下り速度最大558Mbpsで、この速さでもYouTubeを見ることや、オンラインゲームをすることができます。
YouTubeやネットサーフィンなど下り速度が速い方がいいため、W06がおすすめになります。
電波の繋がりやすさが向上
W06は前機種であるW05よりも最大速度が上がっただけではなく、繋がりやすさも向上しています。
・高性能ハイモードアンテナ搭載
・Wi-Fi TXビームフォーミング搭載
この2つの新しい機能が搭載され、弱い電波もしっかりとキャッチするようになっています。
高性能ハイモードアンテナ搭載で電波をしっかりキャッチ
最新機種であるSpeed Wi-Fi NEXT W06から新しく搭載され、アンテナ感度が向上して、今まで届きにくかった場所でも電波をしっかりキャッチします。
Wi-Fi TXビームフォーミング搭載で電波の受信速度が約20%UP
Wi-Fi TXビームフォーミングは、スマートフォンなどのWi-Fi機器の位置を検知し、集中して電波を送信することで、Wi-Fi電波が中・弱電界の場所の通信を安定させ、スループットを向上させる技術です。
この機能で受信速度が約20%UPしています。
WiMAX2+エリア外でも「au 4G LTE回線と併用」で高速通信が可能
WiMAX2+のエリアは、地域によっては届かないところがありますが、au 4G LTE回線も使える(ハイスピードプラスエリアモード)LTEエリアも利用して、WiMAX2+のエリア外をカバーしており、Wi-Fi接続で下り最大速度867Mbpsの高速通信が可能です。
通信モードの使い分け
ハイスピードモードはWiMAX2+回線だけを使う通信モードのことで、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とau 4G LTEの回線を併用して使うモードです。
WiMAX2+回線エリア外の場所でau 4G LTEの回線と接続することで、インターネットを利用することができます。
ハイスピードプラスエリアモードの主な使い道は、出張や帰省、旅行、新幹線での移動などで使うことが多いです。
上り通信速度も最大75Mbpsと速い
すでに販売はしていない旧端末では上り速度最大10Mbpsとかでした。
上り速度は下り速度より重要視されていないため、下りと比べえると速度の上がり方は小さいですが、上り速度も着実に速くなってきています。
FacebookやTwitterへ動画や画像などのデータを投稿する際に、上り速度が速い方がいいのですが、W06は現在最速で下り速度も速いためW06一択になります。
ちなみに
W05やWX05などのモバイルルーターにはクレードルというスタンドがあります。
クレードルがあれば、PS4と直接LANケーブルで有線接続をすることができます。
有線接続の方が安定するため、クレードルを使うメリットがあるのですが、W06には専用のクレードルがありません。
PCと有線接続するためのUSBケーブルは別売りであります。
Amazonでも購入できるため、必要に応じて用意するといいでしょう。
Broad WiMAXの機種変更で選べる最新WiMAX2+端末を紹介
WiMAX端末は持ち運び型(モバイルルーター)と据え置き型(ホームルーター)に分かれます。
家の外でも使いたい場合は、モバイルルーターを選び、家の中でしか使わない場合はホームルーターを選びます。
持ち運び型(モバイルルーター)の端末
外出先でも使いたい人(出張・旅行・帰省など)で使いたい方はモバイルルーターを選ぶようにしましょう。
モバイルルーターでおすすめがSpeed Wi-Fi NEXT W06です。
Speed Wi-Fi NEXT W06の特徴
・下り速度最大1.2Gbpsとモバイルルーター最速
・連続通信時間は約9時間
外だけではなく家の中でも使うことができます。
私はW06を使っており、この端末でPS4とWi-Fi接続でモンスターハンターワールドを遊んでいます。
Speed Wi-Fi NEXT W06は通信速度最大1.2G
下り 最大通信速度 | 1,237Mbps (約1.2Gbps) |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | 約9時間 |
接続台数 | 16台 |
製造元 | HUAWEI |
モバイルルーターの最新機種はHUAWEI製であるW06で、下り速度最大1.2Gbpsに達しました。
前機種であるW05は下り最大758Mbpsで性能が上がっており、新しく高性能ハイモードアンテナやWi-Fi TXビームフォーミングが搭載されて、より電波を安定して拾うようになりました。
そのため、Webサイトの閲覧やYouTubeなどの動画視聴、PS4などのオンラインゲームが問題なくできます。
質量も約125gと軽量であるため、持ち運びに軽いです。
ただ専用のクレードルがないため、LANケーブルで有線接続はできず、PCと有線接続する場合は別売りのUSBケーブルが必要になります。
Speed Wi-Fi NEXT WX06はバッテリーの持ちが約14時間
下り 最大通信速度 | 440Mbps |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | 約14時間 |
接続台数 | 16台 |
製造元 | NEC |
WX06はNEC製のモバイルルーターで、通信速度は下り速度最大440Mbpsで旧端末WX05より変わっていません。
ただしバッテリーの持ちが約11.5時間から約14時間へ長時間持つようになりました。
他にもクレードル(別売り)にアンテナを拡張することで、電波の弱い場所でクレードル無しと比べて通信速度が約60%向上しています。
Speed Wi-Fi NEXT WX05はバッテリーの持ちが約11.5時間
下り 最大通信速度 | 440Mbps |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | 約11.5時間 |
接続台数 | 10台 |
製造元 | NEC |
WX05はNEC製のモバイルルーターで、通信速度は下り速度最大440Mbpsになりますが、バッテリーの持ちが約11.5時間とモバイルルーターのなかでも長持ちします。
質量は約128gとW06より若干重いですが、3g差は感じることなく楽々持ち運びができます。
別売りでクレードルがあるため、充電しながら有線接続で利用することも可能です。
Speed Wi-Fi NEXT W05はクレードルで有線接続可能
下り 最大通信速度 | 758Mbps |
上り 最大通信速度 | 112.5Mbps |
連続通信時間 | 約9時間 |
接続台数 | 10台 |
製造元 | HUAWEI |
W05はHUAWEI製で、W06の前機種になります。
下り速度最大758Mbpsで、ギガ超えも期待されて出てきたのがW06です。
W05はW06が登場したことにより、取り扱うプロバイダも減ってきていますが、カシモ WiMAXやUQ WiMAXではまだ取り扱っています。
質量は131gとモバイルルーターの中では重いですが、それでも差が感じないほどです。
バッテリーの持ちは約9時間あるため、長時間外出しても持ちます。
接続台数は10台で、W06の16台より少ないですが、10台でも十分多い台数です。
最新のW06にはクレードルがありませんが、この端末は専用のクレードルがあるため、充電しながら有線接続が可能です。
据え置き型(ホームルーター)の端末
外でインターネットを利用することがなく、家の中だけでの利用はホームルーターがおすすめです。
ホームルーターで一番おすすめがSpeed Wi-Fi HOME L02になります。
Speed Wi-Fi HOME L02の特徴
・下り速度最大1Gbpsとホームルーター最速
・接続台数が40台まで可能
モバイルルーターであるW06の最大1.2Gbpsより若干遅いですが、大きなアンテナが内蔵されているため、通信安定性では有利です。
外で使う予定がないのであれば、Speed Wi-Fi HOME L02がおすすめです。
Speed Wi-Fi HOME L02は通信速度最大1G
下り 最大通信速度 | 1Gbps |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | ー |
接続台数 | 40台 |
製造元 | HUAWEI |
HUAWEI製の最新機種であるホームルーターHOME L02がおすすめです。
旧端末では下り速度最大440Mbps程度でしたが、ホームルーターでも下り速度最大1Gbpsと最速のHOME L02が登場しました。
さらに高感度アンテナを4方向に配置することで、360度全方位カバーして繋がりにくかった場所でも電波をしっかりキャッチすることができます。
他にもWi-Fi TXビームフォーミング搭載で通信の安定性が向上しています。
Webサイトの閲覧やYouTubeなどの動画視聴、PS4でオンラインゲームもできるためおすすめです。
コンセントに差して、置いておくだけという簡単設定で使えるため、引っ越しが多いなど、工事が嫌な方はホームルーターを使うと簡単にインターネットを利用できます。
WiMAX HOME 02はアンテナ強化で通信エリアを最大約25%UP
下り 最大通信速度 | 440Mbps |
上り 最大通信速度 | 75Mbps |
連続通信時間 | ー |
接続台数 | 20台 |
製造元 | NEC |
NEC製の最新機種であるHOME 02は、旧機種HOME 01と比べても通信速度は変わっていません。
ただし内蔵されているアンテナを強化することで、家の中での通信エリアを最大約25%UP。
また最適な周波数(2.4GHz/5GHz)を自動で切り替えるため、より安定して通信できるようになっています。
他にもAmazonのAlexa搭載のスマートスピーカーと接続することで、話しかけて通信状況の確認やモード切り替えなど行うことができます。
まとめ|Broad WiMAXの機種変更キャンペーン
Broad WiMAXには機種変更キャンペーンがありますが、2年契約の方限定で3年契約の方は機種変更ができなくなりました。
WiMAX2+は固定回線と違い、外でも使えるためバッテリーの持ちも大事なポイントです。
そのため2年3年と長い間利用することを考えると機種変更ができた方がいいのですが、現在3年契約しか受付していないBroad WiMAXでは、更新月で一度解約してから再契約する方法しかありません。
WiMAXプロバイダは毎月新しいキャンペーンや料金プランを発表しているので、Broad WiMAXと契約中の方で更新月が近い方は、プランの見直しをしてみてはいかがでしょうか。