WiMAXを利用する場合、契約期間を設けているプロバイダがほとんどです。
1年契約や2年契約ができるプロバイダはほとんどなく、3年契約という長い契約期間になっていますが、実は2年契約より3年契約の方がお得に契約できます。
2年契約より3年契約を選ぶメリット・デメリットを踏まえ、なぜ3年契約の方がお得なのか順を追って説明していきます。
UQ WiMAXは2年契約ができるプロバイダ
どうしても2年契約がいい方は、数が少ないですが2年契約ができるプロバイダは以下の2社から選ぶことになります。
2年契約ができるプロバイダ ・UQ WiMAX(平均月額料金4,268円) ・@nifty(平均月額料金4,296円)
@niftyは初期費用に端末代(22,000円)や送料も含まれて、解約違約金も最大20,900円になり高額です。
UQ WiMAXは3年契約、4年契約も受け付けていましたが2019年9月末で受付を終了して、2019年10月より2年契約のギガ放題プランに統一しました。
初期費用に端末代16,500円が必要ですが、月額4,268円で以前のUQ WiMAXの月額料金より安くなりました。
さらに解約違約金が1,100円であるため、比較的いつでも解約しやすくなっています。
@niftyは月額料金もすごく高いため、2年契約の場合はUQ WiMAXがおすすめです。
BIGLOBEで1年契約ができるサービスが登場
BIGLOBE WiMAX2+のキャンペーンは、ギガ放題1年契約でキャッシュバック17,000円特典に統一されました。
BIGLOBEも3年契約を主流としていましたが、2019年10月よりBIGLOBEがプロバイダ初の1年契約プランを開始しました。
・3年契約がとにかく長い
・3年間もWiMAXを利用するかわからない
・1~2年だけWiMAXを使いたい
どのプロバイダも3年契約ばかりなので、このように思う方もいらっしゃるでしょう。
初めてWiMAXを利用しようとしている方にとって、1年契約は始めやすいプランだと思います。
月額料金は高目の設定
BIGLOBEは端末代が必要で、クレジットカード払いの場合は月額料金に880円(24回払い)が必要です。
1年で解約した場合は、端末代残債分を支払う必要があります。
1年契約になったからといって月額料金が安くなるわけではなく、むしろ高くなるような印象です。
キャッシュバックの受け取りが翌月
以前はBIGLOBEも高額キャッシュバック特典(30,000円)を行っていました。
ただし受け取りが9ヶ月後で、忘れてしまうといったリスクがありましたが、この1年契約プランではキャッシュバックが17,000円で、受け取りが翌月になります。
翌月受け取りに不安がある方は、スマホのスケジュール帳などにメモをしておくことをおすすめします。
解約違約金が安い
この1年契約プランでは12ヶ月以内の解約に必要な違約金が1,100円で、13ヶ月目以降は違約金0円で解約できます。
13ヶ月目以降はいつ解約しても違約金不要なので解約しやすいのですが、クレジットカード払いの場合は端末残債分があるため、0円で解約できない場合がありますので注意が必要です。
WiMAXは2年契約より3年契約が主流
高速無線通信技術の1つであるWiMAXの契約プランは2年契約や3年契約があったのですが、2018年あたりからは各プロバイダの2年契約がなくなっていく傾向にあり、2021年現在は3年契約が主流になってきました。
外でも使えるモバイルルーターや固定回線の変わりとなるホームルーターなど、工事不要で各ルーター端末を手元に置いておくだけでネットが利用できて、毎月どれだけ通信容量を使っても定額であるため、通信費を抑えることができます。
そのため無制限で使い放題のギガ放題プランは人気があります。
3日で10GB以上の使用で翌日午後6時~深夜2時までの間、下り速度が最大1Mbpsに制限されてしまいますが、その状態でも動画を見ることができるため、ほぼ無制限で使い放題です。
WiMAXの2年契約より3年契約にするメリット・デメリット
20社以上あるWiMAXプロバイダでは3年契約しかないことがほとんどです。
WiMAXを利用したい場合、3年で契約するしかなくなっていますが、割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンなどメリットがたくさん用意されています。
なかには違約金を負担してくれるサービスを行っているプロバイダも登場しています。
そのため、3年間利用しなくても、途中で解約しやすくなっています。
では2年契約より3年契約はメリットが大きいことを順に紹介していきます。
2年契約プランより3年契約プランにするメリット
ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション料)が無料
WiMAXは2つの回線を使うことができます。
・WiMAX2+回線
・au 4G LTE回線
WiMAXはハイスピードモードをメインに使い、エリア外の場所ではハイスピードプラスエリアモードを使います。
このハイスピードプラスエリアモードを利用する場合、別途1,105円のオプション料が必要なのですが、3年契約であれば無料になります。
通信モードの使い分け
ハイスピードモードはWiMAX2+回線だけを使う通信モードのことで、ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とau 4G LTEの回線を併用して使うモードです。
WiMAX2+回線エリア外の場所でau 4G LTEの回線と接続することで、インターネットを利用することができます。
ハイスピードプラスエリアモードの主な使い道は、出張や帰省、旅行、新幹線での移動などで使うことが多いです。
WiMAX2+回線の利用エリアは現在拡大中で、その弱点を補うためにau回線を利用しています。
ハイスピードプラスエリアモードの通信速度制限
ハイスピードプラスエリアモードは月7GBを超えると下り速度が最大128kbpsへ速度制限がかかります。
月初めにゲームのダウンロードなどをすると1発で7GBを超えるため、月末までオンラインゲームを楽しむことができなくなります。
128kbpsはかなり遅いため何もできないんですよね。
もう1つ厄介なのが、この速度制限はハイスピードモードも128kbpsになってしまうところです。
ハイスピードプラスエリアモードを利用しても6.9GBまでに抑えれば問題ないのですが、できる限りハイスピードモードを利用する方がいいですね。
WiMAX2+やau 4G LTE回線をどれくらい使えば速度制限にかかるのか
WiMAXはギガ放題であっても速度制限があります。
・ハイスピードモード(WiMAX2+回線)
3日で10GB以上の使用で翌日午後6時~深夜2時までの間、下り速度が最大1Mbpsに制限されます。
この速度制限でもYouTubeの標準画質やオンラインゲームを楽しむことができます。
・ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+回線とau 4G LTE回線)
月7GBを超えると下り速度が最大128kbpsへ速度制限がかかります。
この速度制限になってしまうと、ハイスピードモードも同じように128kbpsへ制限がかかってしまうため、遅すぎて月末まで何もできません。
これはどれくらい使えば速度制限にかかるのか?
私が実際にPS4とWi-Fi接続をして、モンハンワールドを遊んだ結果があります。
モンハンワールドを3時間遊んでみると0.55GBになっていました。
1時間辺り約0.18GBで、ライトプランだと39時間モンスターハンターワールドで遊ぶと7GBを超える計算になります。
1カ月で39時間だけというのは、かなり短いですね。
ギガ放題でも3日で10GB を超えると速度制限になりますが、1日辺り3.3GBとして計算したところ、1日約18時間モンハンワールドを遊べることになります。
モンハンワールドで遊んだ結果 | |
約3時間遊んだ結果 | 0.55GB |
1時間辺り | 約0.18GB |
10GBまで遊ぶ | 約55時間 |
3.3GBまで遊ぶ | 約18時間 |
7GBまで遊ぶ | 約39時間 |
ただし、大型アップデートやダウンロードは一発で10GBを超えてしまうため、翌日の午後6時から速度制限にかかってしまいますが、ゲームプレイはできるため、そんなに気にすることはないと思います。
ちなみにYouTubeの場合は以下になります。
YouTubeの場合は、ハイスピードモードで超高画質を見続けると約7時間で10GBを超えてしまいます。
ハイスピードモードで速度制限にかかってしまうと、標準画質なら問題なく見ることはできますが、高画質以上はフリーズして見ることができません。
速度制限にならないためにWiMAX2+をメインに使おう
ハイスピードモードであれば、速度制限にかかってもネットを利用できますが、ハイスピードプラスエリアモードで速度制限にかかってしまうと月末まで何もできません。
そのためにハイスピードモードをメインで使うようにするしかありません。
最新端末であるW06には、通信モード自動切換え機能が付いており、ハイスピードプラスエリアモードの7GBを超えそうになると自動でハイスピードモードへ切り替わります。
外出が多くハイスピードプラスエリアモードをよく利用する方は、通信モード自動切換えを使用して、自宅などよくWiMAXを利用する場所ではハイスピードモードをメインで使うようにしましょう。
キャンペーンが豊富で2年契約より3年契約の方が安い
2年契約が各プロバイダで廃止となって3年契約が主流となった現在、2年契約のプロバイダがUQ WiMAXと@niftyに限定されます。
2年契約だから月額料金が安いのでは?
こう思った方もいらっしゃるでしょう。
私もそう思っていましたが、比較すると大きな勘違いだと気づきました。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
ギガ放題で比較 | |||
プロバイダ | GMOとくとくBB | UQ WiMAX | @nifty |
契約プラン | 3年契約 | 2年契約 | 2年契約 |
初期費用 | 3,300円 | 19,800円 | 23,762円 |
初月利用料 | 2,849円(日割り) | 4,268円(日割り) | 0円 |
実質月額料金 | 3,826円 | 4,956円 | 4,296円 |
更新月 | 37ヶ月目 | 25ヶ月目 | 25ヶ月目 |
LTEオプション料 | 0円 | 1,105円 | 1,105円 |
2年契約ができるUQ WiMAXと@nifty、3年契約最安のGMOとくとくBBで比較しました。
まず見ていただきたいのが、初期費用で大きな差が出てきています。
2年契約の場合、事務手数料3,300円とは別に端末代が加わって高額になっています。
さらにLTEオプション料(ハイスピードプラスエリアモード)を利用すると月1,105円必要になるため、毎月利用するだけでも月額料金が5,000円前後することになります。
3年契約では、初期費用3,300円で済みますし月額料金も安く済ませることができます。
最安!GMOとくとくBBの月額割引キャンペーン
GMOとくとくBBはとにかく月額料金が安いプロバイダです。
今なら期間限定でキャッシュバック6,000円付きで、突然なくなることがありますので、契約を考えている方は今がチャンスです。
このプランは月額料金を安くすることで他社と差別化を図っており、1番安いプロバイダとして人気が高いです。
キャッシュバックを受け取ることができなかったときのことを考えると、初めから月額料金が安いプロバイダを選んだ方が安心できますので、GMOとくとくBBのこの料金プランがおすすめです。
受け取りのリスクはありますが、さらにお得に契約したい方はキャッシュバックキャンペーンがおすすめです。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンはプロバイダの中でも高額で、受け取ることができれば月額割引キャンペーンよりもお得になります。
ココがポイント
・月額料金が最安
・高額キャッシュバック30,000円プランも用意
カシモ WiMAXの月額割引
カシモはまだ新しいプロバイダで、月額料金が業界最安級の1,518円~利用できます。
GMOとくとくBBは2,849円~なので、ここだけを見るとカシモ WiMAXの方が安いように感じますが、1,518円と安いのは最初だけで、2ヶ月目から値段が跳ね上がります。
月額料金が高くなるため、結果的にはGMOとくとくBBやBroad WiMAXよりも高くなってしまいます。
それでも広告費用を抑えることで、月額料金を安く設定して大手プロバイダに引けを取らないぐらい安くしています。
カシモ WiMAXも3年契約プランしかありませんが、au 4G LTEが使える「ハイスピードプラスエリアモード」のオプション料、月1,105円が無料になります。
残念ながらauスマホユーザー向けのスマートバリュー月額最大1,100円割引は対象外になります。
比較的新しいプロバイダではあるのですが、下り速度最大1.2Gbpsの最速端末「W06」が無料です。
So-netの機種変更キャンペーン
So-netでは端末代16,500円で最新端末へ機種変更ができます。
WiMAX端末は年々通信速度や受信の安定性も向上しています。
端末W06はモバイルWi-Fiで最速である最大1.2Gbpsの通信速度を誇り、受信の安定性を確保するためにアンテナも高性能になっています。
長期利用でも16,500円も必要なので、プロバイダを変えるときに最新端末で契約するのも良いかと思います。
2年間で途中解約しても、2年契約より安い
WiMAXの契約を考えている方で、3年間も利用するかわからない方や、2年間だけ使いたい方などいらっしゃるかと思います。
先ほども紹介しましたが3年契約が主流の現在、2年契約ができるプロバイダも少ないですがあります。
2年間だけWiMAXを使いたい場合、UQ WiMAXか@niftyから選んだ方がいいのかというと、実はそうではありません。
これから説明しますが、違約金を含めても3年契約の方がお得に利用できるんです。
WiMAX|3年契約・2年契約の解約違約金
まずはWiMAXの違約金が以下になります。
3年契約・2年契約の違約金(通常)
12ヶ月目以内:20,900円
13ヶ月目~24ヶ月目:15,400円
25ヶ月目以降:10,450円
UQ WiMAXのみ
24ヶ月目以内:1,100円
28ヶ月目以降:1,100円
※25ヶ月目~27ヶ月目:0円
UQ WiMAXの2年契約のみ解約違約金が違い、通常は上の違約金が一般的です。
3年契約のプロバイダではいろんなキャンペーンを行っていますが、キャンペーンに対しての違約金があることもあります。
プロバイダを比較する場合は、キャンペーンだけではなく違約金も注意して検討していきましょう。
3年契約を途中解約した場合と2年契約を比較
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
ギガ放題で比較 | |||
プロバイダ | GMOとくとくBB | UQ WiMAX | @nifty |
契約プラン | 3年契約 | 2年契約 | 2年契約 |
初期費用 | 3,300円 | 19,800円 | 23,762円 |
実質月額料金 | 3,826円 | 4,956円 | 4,296円 |
2年間の合計 | 91,592円 | 115,000円 | 131,152円 |
GMOとくとくBBを2年契約と同じように25ヶ月目で解約した場合、違約金(10,450円)を含めて合計金額を計算しました。
結果的に3年契約で、GMOとくとくBBと契約してから2年後に解約した方が安いことがわかります。
因みに、2年以内に解約して違約金15,400円を支払っても2年契約のプロバイダより安いです。
2年契約の2社を見ても、@niftyは断トツで高くUQ WiMAXは端末代16,500円で大きな差がついてしまっています。
GMOとくとくBBは端末代無料キャンペーンを行っており、Broad WiMAXやカシモ WiMAXも3年契約のみですが、端末代が無料です。
3年契約のプロバイダは、お得なキャンペーンが多いため、2年契約より違約金を含めてもお得にWiMAXを利用できます。
ココに注意
Broad WiMAXやJP WiMAXには、キャンペーン違約金があるため途中解約するときには注意が必要です。
Broad WiMAXは解約違約金をキャッシュバックしてくれる
WiMAXプロバイダやSoftBank Air、ポケットWi-Fi、光回線も含む全てのインターネット回線で発生する解約違約金をBroad WiMAXが負担して乗り換えることができるキャンペーンで、違約金(最大20,900円まで)を負担してくれるプロバイダは他にありません。
さらにこのキャンペーンで乗り換えても、高額な初期費用が0円になりますので、オプションの解約さえ忘れなければ安い月額料金で利用できます。
GMOとくとくBBやカシモ WiMAXなど他のプロバイダは3年契約に統一されているため、3年後の更新月というのが長くて、違約金0円で解約できる人が少ないのが現状です。
更新月を見逃して、過ぎてしまう方もいらっしゃいます。
他にも3年の間に新しい端末も出てくるため、W06などの機種へ機種変更したい方もいらっしゃるかと思います。
このキャンペーンは、そんな方たちのためにできたサービスと言ってもいいと思います。
WiMAXだけでなくポケットWi-FiやSoftBank Airも乗り換え可能
お乗換えキャンペーンはWiMAXプロバイダの違約金だけではなく、Y!mobileのポケットWi-FiやSoftBank Airも対象となります。
・ポケットWi-Fi(さんねん)の違約金:10,450円
・Softbank Airの違約金:10,450円
どちらも「お乗換えキャンペーン」で全額キャッシュバックされるため、Broad WiMAXに申し込んだ後に忘れず申請しましょう。
Broad WiMAXに申し込んでから解約しても、解約してからBroad WiMAXへ申し込んでも申請できます。
必ず請求がわかる明細書は残しておきましょう。
2年契約プランより3年契約プランにするデメリット
乗り換えたくても更新月まで待てず、違約金を払う可能性が高い
WiMAXプロバイダの3年契約プランは、更新月が37ヶ月後になることが多いです。
更新月の1カ月間だけしか違約金0円で解約できないため、解約するタイミングが非常に難しいです。
そのため解約時に違約金を払う方が多いのが現状です。
WiMAXの速度制限がきついのであれば「クラウドWiFi」
クラウドWiFiはWiMAXと同じく無線通信サービスの1つで、外でもインターネットを利用することができます。
WiMAXと違うところは短期間の速度制限がないところで、WiMAXは直近3日間で10GBを超えると翌日午後6時から深夜2時までの間、下り速度最大1Mbpsに制限されてしまいます。
※スマートフォンは左右にスクロールできます。
無線通信サービス | WiMAX | クラウドWiFi |
月額料金 | 3,000円~4,000円 | 3,000円~4,000円 |
下り最大速度 | 440Mbps~1.2Gbps | 150Mbps |
速度制限 | 直近3日間で10GB | 主に月間100GB |
契約期間 | 3年が主流 | 2年が主流 |
WiMAXには20社以上プロバイダがあるため月額料金は様々ですが、クラウドWiFiとさほど変わらないイメージです。
ただし、通信速度がかなり遅いです。
WiMAXの通信速度が440Mbps~となっていますが、これは今購入可能な古い端末の速度で、最新端末だとG(ギガ)を超えています。
クラウドWiFiの最大速度が150Mbpsとなっており、WiMAXよりかなり劣っています。
ただし、SoftBankやdocomo、auのLTE回線を使っているため、地方でも繋がりやすいというメリットがあります。
WiMAXの速度制限(3日間で10GB)がきついという方や、お住いなどよく利用する場所がWiMAX2+回線のエリア外でハイスピードプラスエリアモードでしか使うことができないのであれば「クラウドWiFi」はいいかもしれません。
3年契約プランを選択するメリット
au 4G LTE回線エリアへよく行く方(旅行や帰省など)
ギガ放題プランを選んでいても、旅行や帰省、出張などWiMAX2+回線が届きにくいエリアに行くことがあると思います。
そういう場合に、au 4G LTE回線を利用してハイスピードプラスエリアモードでWiMAXを使うことができるのですが、2年契約の場合は少しでも使用するとオプション料1,105円必要でデメリットとなります。
しかし3年契約の場合は、オプション料が無料なので、どれだけハイスピードプラスエリアモードを使用しても追加料金はかかりません。
ただし月7GBを超えてしますと、128kbpsへハイスピードモードも速度制限がかかるため、メインとして使わない方がいいです。
WiMAXにはギガ放題プランとは別にライトプラン(7GB/月)を用意しています。
これはギガ放題プランよりお安く利用できる代わりにデータ容量が7GBまでとなっており、超過すると128kbpsへ速度制限がかかります。
普段あまり使用しない方で、月7GBで十分な方はハイスピードプラスエリアモードをメインに利用しても問題ないかと思います。
ただし何度も言いますが、2年契約の場合は有料なので3年契約プランをおすすめします。
様々な割引キャンペーンなど受けることができる
2年契約ができるUQ WiMAXや@niftyにはとくに魅力的なキャンペーンがありません。
しかし3年契約プランでは、各プロバイダがライバル会社と差別化を図るため様々なキャンペーンを行っています。
・月額割引キャンペーン
・キャッシュバックキャンペーン
・お乗換えキャンペーン
・端末代無料キャンペーン
・機種変更キャンペーン
解約違約金を負担してくれる「お乗換えキャンペーン」はBroad WiMAXだけが行っているキャンペーンです。
各社様々なキャンペーンを行っているため、一番お得に契約できるプロバイダを選ぶことができます。
更新月を迎えたら乗り換えよう
37ヶ月目の更新月を迎えた場合、乗り換えるか継続して利用し続けるのか判断しなければいけません。
結論を言うと乗り換える方がお得です。
乗り換えた方がいい理由
・月額料金を安くできる
・新たなキャッシュバックキャンペーンなど受けることができる
・最新機種を使うことができる
次の更新月まで月額料金が高い
プロバイダの月額料金は利用期間が長くなると、月額料金が高くなります。
値段が上がるというよりかは、割引額が小さくなる結果、料金が高くなるのですが、更新月を迎えるころには一番高い月額料金になります。
GMOとくとくBBを例に説明します。
これはGMOとくとくBBの月額割引プラン(ギガ放題)になります。
最初の2ヶ月は2,590円の利用料金ですが、25ヶ月目以降だと4,263円になります。
更新月の37ヶ月目を過ぎても使い続けると、毎月4,263円の月額料金を払う必要があります。
そのため、更新月で一度解約してから再契約した方が、また2,170円~と料金を抑ええることができます。
他社プロパイダの月額割引やキャッシュバックを受けられる
GMOとくとくBBやBroad WiMAXは月額料金が安いプロバイダで、何度でも割引キャンペーンを受けることができます。
残念ながらGMOとくとくBBの高額キャッシュバックキャンペーンは、新規申込者限定で過去にキャッシュバックキャンペーンを受けた方は対象外になりますが、月額割引キャンペーンは何度でも可能です。
更新月で解約して、他のWiMAXプロバイダの安い料金プランで契約してもいいですし、契約中のプロバイダと再契約しても構いません。
その場合でも新しい端末を使うことができます。
プロバイダで通信速度やエリアなどは変わらない
WiMAXの通信速度やエリアはプロバイダで変わることはありません。
WiMAXはUQコミュニケーションズが通信設備を敷設して整備しています。
GMOとくとくBBやBroad WiMAXなどはMVNO(仮想移動体通信業者)と呼ばれ、回線網や通信設備などを借り受け、自社ブランドで通信サービスを提供しています。
UQコミュニケーションズが回線を提供しているため、プロバイダによって通信速度やエリアが変わらないのです。
そのためGMOとくとくBBでWiMAXを契約して繋がらなければ、Broad WiMAXへプロバイダを変えてもWiMAXの繋がりやすさは同じで、良くなったり悪くなったりすることはありません。
違いがでるとすれば、ルーター端末の機器性能の違いです。
最新端末は通信速度の向上だけでなく、電波の繋がりやすさ(電波をキャッチする能力)も向上しているため、古い端末と差が出てきます。
最新端末を使うことができる
乗り換えるメリットとしてまだあります。
それは機種変更ができる点です。
さきほど紹介したGMOとくとくBBは端末代無料キャンペーンも行っているため、GMOとくとくBBに乗り換えると月額料金2,170円~で、最新機種を無料で手にすることができます。
3年間も使い続けると、その間に新しいルーター端末が登場することもあります。
プロバイダによっては機種変更ができるところもありますが、自動的に再契約扱いになったり、そもそも長期利用者に対してだったりするため結局、更新月で乗り換えた方がお得だったりします。
まとめ:WiMAXの契約を考えている方へ
WiMAXプロバイダの多くは3年契約が主流で、1部のプロバイダは2年契約や1年契約プランを行っています。
3年契約プランでは月額割引キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンなど様々な月額料金を提示しており、結果的に2年契約プランよりお安く利用することができます。
そのなかで3年契約できるプロバイダで一番安い「GMOとくとくBB」をおすすめします。