旅行や出張で数日間だけネットを使いたい方や、在宅勤務(テレワーク)や引っ越しで固定回線が開通するまでの間、インターネット環境を用意したい方はWiMAXのような工事不要の通信サービスがおすすめです。
ポケットWiFiやWiMAXといった無線通信サービスは、自宅や外出先が電波圏内の通信エリアならインターネット接続ができます。
WiMAXに申し込むなら3年契約のプロバイダが、料金が安いためおすすめですが、1年や2年も使うのか分からなかったり、固定回線が開通するまでの間使いたかったり、契約期間の縛りがあると躊躇してしまいますよね。
・WiMAXを短期間だけ使いたい方
・WiMAXが事前に使えるのか試したい方
WiFiをレンタルしているサービスがあり、なかにはWiMAXをレンタルできるところもあります。
このページでは、短期間だけWiMAXをレンタルしたい方に向けて、期間に応じて安いサービスを紹介しています。
WiMAX契約は最短でもBIGLOBEの1年契約のみ
WiMAXは20社以上プロバイダがあり、そのほとんどは3年契約です。
最短でも契約期間が1年でBIGLOBEが提供しています。
1年以内の解約違約金は1,100円なので、他のプロバイダと比較すれば違約金が安いです。ただしルーターはレンタルではなく購入になるため、高いルーター料金(21,120円)を払う必要があります。
3年契約の違約金は最大20,900円なので、ほぼ違約金を払って解約するのと同じですね。
2年、3年とWiMAXを利用する予定があるのなら、GMOとくとくBBやBroad WiMAXといった安いプロバイダがおすすめですが、数日間から数ヶ月程度であればレンタルサービスがおすすめです。
WiMAXを短期間だけ使いたい!レンタルサービスはある?
WiMAXをレンタルできる業者はあります。
レンタルサービスを実施している業者は、業者によって扱っているルーターや通信量、利用料金も違ってきます。
レンタル期間によっておすすめ業者も違ってくるため、利用期間や料金で比較して選ぶ必要があります。
最低利用期間は1泊2日|数日間だけ使いたい
最低1泊2日からWiMAXをレンタルしている業者があります。
出張や旅行など短期間だけ使いたい方におすすめのレンタルサービスです。
1泊から利用できるレンタル業者でも長期利用可能ですが、料金がかなり高くなったりするため、数日から1週間程度の利用がおすすめ。
在宅勤務(テレワーク)など、1ヶ月以上使う場合は、1ヶ月単位で利用できるレンタル業者がおすすめです。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月など数ヶ月間だけ使いたい
レンタル業者の中には最短1ヶ月単位でWiMAXが使えるところもあります。
1泊2日など数日間のレンタルはやっていませんが、その代わり安い月額料金で利用できます。
在宅勤務(テレワーク)や長期出張など、1ヶ月から数ヶ月程度WiMAXを使いたい方におすすめのレンタルサービスです。
15日間だけ無料お試しができる『Try WiMAX』
UQ WiMAX(UQコミュニケーションズが運営)は15日間無料でお試し利用ができるサービス『Try WiMAX』を実施しています。
「WiMAXが気になるけど、全然繋がらなかったらどうしよう。」
「WiMAXで通勤中も使えるのか試したい」
「ポケットWiFiを使ってるけどWiMAXの方がいいのかな?」
通信エリア内であっても、マンションの高さや周囲の障害物によって速度が変わります。
WiMAXを使ってみたいけど、実際はどうなの?という意見が多いと思います。
高速通信サービスとはいえ、実際に利用環境で試してみなければわからないため、無料でレンタルできるプランがあるといいですよね。
ルーター端末の発送から返却を含めて15日間となり、15日間までに返却しなければ弁償扱いになります。
期日まで返却をすれば、申し込みから返却まで1円もかかりません。
レンタル中は自宅でWiFi通信(スマホやパソコン、ゲーム機など)してネットは快適かどうか、通勤や通学中など外出時はどうかなど、いろいろ試してみましょう。
数日間の利用ならTry WiMAXを利用するのもありですが、貸し出しているルーターの台数に限りがあるため、在庫切れの可能性もあります。
出張や在宅勤務(テレワーク)のように必ず必要なら、有料のレンタルサービスを利用した方がいいでしょう。
WiMAXレンタルサービスを利用する流れ【申し込みから返却まで】
WiMAXのプロバイダと契約(3年)するにしても、まずはレンタルで数日から1ヶ月程度試すというのもありです。
レンタルサービスの申し込み方法は簡単で、インターネットで完結し、レンタル開始から返却までスムーズです。
レンタルWiFiの流れ
step
1Web申し込み
step
2ルーターが届き、利用開始
step
3返却
Web申し込みで最短翌日から利用できる
レンタルサービスは即日発送にも対応しており、Web申し込み後最短で翌日に届きます。
空港でも受け取り可能なので、出張時や帰国したときにすぐにインターネット接続ができます。
申し込み方法は、公式サイトの申し込みフォームからルーターを選び、レンタル期間や住所、支払い方法などを入力して完了です。
※レンタル業者によって古いWiMAX端末しか扱ってないところもあります。。
一部、口座振替に対応したレンタル業者がありますが、口座振替は別途初期費用が発生したり、手続きに時間がかかるためすぐに手元に届きません。
支払い方法がクレジットカードのみの業者が多いため、まだ作ってない方は先にクレジットカードを作っておきましょう。
ルーター到着後はWiFi設定ですぐり利用可能
当日発送は業者によって「○時までの申し込み」と時間が決まっています。
過ぎた時間に申し込むと翌日発送になるため、予めレンタルが決まっているのなら早い段階で申し込みしておきましょう。
早ければ申し込みの翌日に届きますが、地域によって2日~3日程度かかり、また空港受け取りも事前に申し込みが必要です。
ルーターが届いたらWiMAXと繋いでインターネット通信ができます。
WiFi接続はWiMAXのSSID(識別名)とパスワードをスマホやパソコンに入力すれば設定できるため非常に簡単。
工事不要なので、短期間だけ使いたい方におすすめです。
ルーターや充電器一式を期日までに指定の方法で返却
レンタル期間最終日に返却しなくてはいけません。
返却方法はレンタル業者によって違いますが、ポストへ投函したり、コンビニや郵便局、配送業者に依頼して返却しましょう。
期日以内に返却できなければ延滞料金が発生し、また故障や紛失すると弁償(数万円)になりかなり高額なので注意しましょう。
レンタル業者は基本的に送料・返送料が有料ですが、長期レンタルによって無料になるところもあります。
数日間から数ヶ月間だけ利用したい|WiMAXレンタルサービスの比較
レンタルサービスによって扱っているルーターや、料金が変わってきます。
当サイトでは扱っているルーター、料金、利用期間に応じておすすめのレンタルサービスを紹介。
・最新端末を安くレンタルしたい方
・多少古いルーターでも料金を安くしたい方
・1ヶ月程度レンタルしたい方
この3つを視点に比較し、おすすめのレンタルサービスが下記になります。
WiFiレンタルどっとこむはWiMAXの最新端末を選べる
WiFiレンタルどっとこむは、最新端末を業界でも安い価格でレンタルができるレンタルサービスです。
自宅やコンビニで受け取り可能で、15時までに申し込むと当日発送してくれて、返却時もポストに投函するだけで返却できます。
また空港でも受け取りや返却ができるため、旅行や出張時でも帰宅時にそのまま返却できます。
WiMAX以外にもポケットWiFiも取り扱っているので、行き先がWiMAXの通信エリア外(圏外)だったときはポケットWiFiを選ぶことでインターネット通信ができます。
WiFiレンタルどっとこむのレンタルできるルーターと料金プラン
WiFiレンタルどっとこむでは、最新端末でもレンタル可能です。
レンタルできるWiMAX端末
・Speed Wi-Fi NEXT WX06(最新端末)
・Speed Wi-Fi NEXT W06(最速端末)
・Speed Wi-Fi NEXT WX05
・Speed Wi-Fi NEXT WX03
WX06はNEC製の最新端末、W06はHuawei(ファーウェイ)製の端末で、メーカーが違っており、性能面でも差が出ています。
WX06はバッテリー持ちが良く、最大14時間となります。
W06は速度が速く、最大1.2GbpsというモバイルWiFiのなかでも最速を誇ります。
外出時によく使うのなら、電池持ち有線でWX06を選んだ方がいいでしょう。
もし自宅など充電しながら使えるのなら、ハイパワーで使えるためW06がおすすめです。
次に料金が以下になります。
どのルーターでも同じ料金設定となっています。
WiFiレンタルどっとこむ | |||
1日 | 14日以降 | 31日以降 | |
料金 | 605円 | 8,470円 | 273円/日 |
最新端末のWX06でも1日605円からレンタルできます。
13泊14日以降は8,470円(605円×14日)となり、30泊31日以降は1日273円になります。
数日間のレンタルなら安いですが、2週間で8,470円は正直高いです。
ポケットWiFiでも大容量プランは5,000円以上することが多く、月間30GBなど低容量プランなら5,000円以下なることがあります。
他のレンタルサービスでも高いため、数日間の利用がおすすめです。
WiFiレンタル屋さんは1日あたりのレンタル料金は安い
WiFiレンタル屋さんは1日のレンタル料金が安いレンタルサービスです。
17時までの申し込みで当日発送してくれるため、早ければ翌日から利用できます。
また空港やホテルでも受け取ることができるため、旅行や出張時でも便利。
レンタル終了日の翌日8時までにポストへ投函すれば返却完了です。
WiMAX以外にもポケットWiFiも取り扱っているので、行き先がWiMAXの通信エリア外(圏外)だったときはポケットWiFiを選ぶことでインターネット通信ができます。
WiFiレンタル屋さんのレンタルできるルーターは古い端末
WiFiレンタル屋さんでレンタルできるWiMAXルーターはWX05一択です。
古い端末しか扱っていないというデメリットはありますが料金は安いです。
WiFiレンタル屋さん | |||
1日 | 15日~31日 | 2ヶ月 | |
料金 | 490円 | 7,350円 | 13,088円 |
1日最安の490円から利用可能です。
15日以上使う場合は、1ヶ月パック(7,350円)によって通常料金より安くなり、31日以降の場合、例えばレンタル期間が40日だと(1ヶ月パック)+(8泊9日)という計算になります。
1ヶ月や2ヶ月などレンタル期間が長くなると、1日の料金が安くなりますが、7,000円超えは高いですよね。
この場合、1ヶ月単位でレンタルできるレンタル業者の方が安く利用できます。
縛りなしWiFiは1ヶ月から数ヶ月の利用なら安い
縛りなしWiFiは1ヶ月単位で利用できるレンタルサービスです。
契約期間に縛りがないプランや、縛りあり(3年)で安い料金プランがあり、長期間利用する場合は縛りありプランによって安く利用できます。
縛りなし
縛りなしは1ヶ月以上利用すれば解約可能です。
在宅勤務(テレワーク)や出張で使わなくなれば解約違約金なしで解約することができます。
WiMAXは安いプロバイダなら3年契約になるため、途中解約だと高額な違約金が発生してしまうため、利用期間が1ヶ月や2ヶ月などある程度目安があるのなら「縛りなし」がおすすめです。
縛りあり
縛りありプランは、長期利用者向けのプランで「縛りなし」より安い料金で利用できます。
ただし3年契約になるため、途中解約すると違約金(最大33,000円)が発生します。
「縛りあり」や「縛りなし」と聞くと通信制限を考えてしまいますが、速度制限に関してはどちらのプランでも同じです。
WiMAXなら3日で10GB以上使うと、翌日午後6時から深夜2時の間、通信速度が1Mbpsへ制限がかかりますが、速度制限中でもインターネット通信ができるため、YouTubeを観たりゲームもできます。
スマホの速度制限より速度が速いため、スマホの制限対策だけでなく通信費を節約するにもWiMAXは便利です。
ポケットWiFiも扱っていますが、1日2GBか月50GBまでのプランで、データ容量に制限があります。
縛りなしプラン(WiMAX) | |
月額料金 | 4,730円 |
事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | ー |
違約金 | ー |
縛りありプラン(WiMAX) | |
月額料金 | 3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 3年 |
違約金 | 最大33,000円 |
ルーターが選べない
縛りなしWiFiで利用できるWiMAX端末は4種類
取り扱っている機種
・Speed Wi-Fi NEXT W06
・Speed Wi-Fi NEXT WX05
・Speed Wi-Fi NEXT W05
・Speed Wi-Fi NEXT W04
W06はモバイルWiFiのなかで最速(最大1.2Gbps)のルーターで、人気の高い端末ですが、他のWX05やW05は古い端末になります。
上の4種の中ならW06がおすすめなのですが、ルーターを選ぶことができません。
古い端末が届いても同じ料金なのがデメリットとしてありますね。
WiMAXをレンタルする際は通信エリアに要注意
WiMAXには2種類の通信回線を使います。
・WiMAX2+回線
・au 4G LTE回線
通信モードを切り替えてWiMAX2+回線やLTE回線を使いますが、基本的にはWiMAX2+回線をメインで使います。
なぜauのLTE回線も使うのか?
それはWiMAX2+回線の弱点を補うためでもあります。
WiMAX2+回線はエリア拡大中ですが、まだLTE回線と比べると通信エリアが狭いため、WiMAX2+回線で電波が繋がらない場合に通信モードを切り替えて、LTE回線を使うことでネット通信ができます。
ただ問題が1つあり、au 4G LTE回線は月間7GBまでしか使うことができません。
通信量を7GB以上使うと月末まで128kbpsへ速度制限がかかり、さらにこの速度制限は、WiMAX2+回線を使った通信モードにも影響します。
そもそもau 4G LTE回線は、旅行や出張先でエリア外だったときに使うため、メインで使いません。
WiMAX2+回線をメインで使うため、自宅が通信エリア圏内なのかどうか申し込む前に確認しておきましょう。
au 4G LTE回線はWiMAXプロバイダ(GMOとくとくBBやBroad WiMAX)は無料ですが、縛りなしWiFiでau 4G LTE回線を使うと別途月額1,105円が発生します。
月額料金が高くなるため、au 4G LTE回線を使わないように注意しましょう。
まとめ|WiMAXはレンタルするなら利用期間で決める
いかがでしょうか。
WiMAXを数日間だけレンタルすることはできますが、業者によって扱っているルーターや料金が変わってきます。
どれだけレンタルしたいのかでおすすめのレンタルサービスも変わってくるため、まずは利用期間を決めてから申し込みましょう。
1泊2日からレンタルできるサービスや、1ヶ月単位でレンタルできるサービスもそれぞれメリットがあります。
利用しやすさや、契約期間の縛りなしとかが該当します。
短期間だけの利用ならレンタルサービスがおすすめですが、長期的に使う予定がある方は3年契約のプロバイダも視野に検討してみてください。
月額料金が3,500円程度の安いプロバイダで、最新機種が無料になるキャンペーンを実施しているところもあります。
長期利用者向けに3年契約でお得なプロバイダについても紹介していますので、長期的にWiMAXを使ってみたいという方は、こちらも参考にしてみてください。